学校を、病欠ではなく旅行などで休む時に、嫌な顔をされる日本の学校の風習と、先生から見た意見、また海外との違いについてお話します!
学校を旅行やお出かけで休むことに対して元先生はどう思う?
先生はケビンズイングリッシュって知ってます?
知ってます知ってます
ちょっと前に学校を休むことについてアメリカと日本の違いっていうのがバズってましたけれども旅行で学校を休むことってどう思いますかね
あの動画すごい面白いですよね
いやめっちゃおもろいです
日本だと赤い悪いのじゃあ今日くらい休んだらいいんじゃないって話しておくねっていう感じでアメリカは「hey!水木でみんなで旅行に行かないか?バケーションだぜイエーイ!」みたいな感じで、「じゃあ先生に電話しとくよ!」みたいな。
先生に言ったら「OK!良い旅を!楽しんできてくださいね!」みたいな、この学校を休むことに対する感覚が全然違いますよね。っていう動画なんですけど、めっちゃわかる。そのなんか旅行とかで休んでいいの?学校。みたいななってすごい根強く日本ってあるなって思うんですけど、
あーそうなんですね
いんじゃない?休んでも。ってすっごい思いますよ
実際、学校では休む子はいた?先生たちの反応は?
実際みかん先生が小学校の先生やってる時は旅行で休みます。みたいなと結構ありました?
いやほぼない!
ないんだ
たまにそういう保護者がいると、職員室で、「信じらんないこのテストが忙しい時期に旅行で休むのよ。あの子。」みたいな悪い噂になってました。
今私は職員室にあまりないからわかんないんだけどそういう風に感じる方もいると思うくらいに、自分が子供の頃そんなに旅行とかで休んでなかったじゃないですか?
そうですね
そうでなんか旅行で休んでる子っていうのもそんなに周りで見なかった。
そうですね
だからやっぱりそういう文化っていうのがあって、「旅行で休むとか言っていいのかな」みたいなのとか、旅行で休むの?みたいな感覚は今もやっぱりあるんじゃないかなと思いまして
昔ほど強くはないんだと思うんですけど、でもそうですね、なんかのイベントに参加するから休みます。みたいな言われたら私は、「はーいオッケーです」みたいな
アメリカっぽい
特にそこへの抵抗感みたいな自分は少ない方だったんじゃないかなと思うんですけど、気にしてらっしゃるあの保護者さんっていうのはいて。学校って健康観察ってするんですよ。
健康観察?
「実は家族の旅行みたいな感じでお休みするんだけど、旅行って言わないでもらえますか?」はよくあった
健康観察って言って、朝の会で一人一人名前呼んで「はい元気です!はいお腹が痛いです!」みたいなやるんですよ
そうなんだ?
でも全国全部じゃないかもしれないけど、でその時に何々くんはお休みですとか〇〇さんお休みですとかって言うとあのお隣の子とかね同じ班の子がお休みカードっていうのに、「今日こんなことやったよ」っていう今日の記録と明日の持ち物これこれだよ。みたいなのに、大体一言メッセージみたいのがあって、
ここに子供たちがメッセージを書く。だから、「なんでですか?なんで休んだんですか?」みたいなことって自然に会話として起こるわけじゃないですか?で例えば「熱があるお休みだって」って言ったら「熱が早く下がるといいね」みたいなメッセージを優しい隣の子たちが書いたりとかってしてたんですよ。
で保護者さんたちがすごい気にしてて言われたのは、「実は家族の旅行みたいな感じでお休みするんだけど、旅行って言わないでもらえますか?旅行で休んだのかよ。とかなりそうだから具合が悪いっていうことにしておいてください」みたいなことは言われて、具合が悪いですって言ってたこともあります。
そうか、これはなんか・・
例えばすごい水泳を頑張っていて全国大会のためにとかスポーツ系の合宿とかだと言えるんだけど、言いやすいんだけど、そうじゃない場合っていうのはご家族の不幸だったりすると忌引き扱いになるから、それも言えるんだけどただの楽しむための旅行はなんか内密にみたいな雰囲気はあったなと思いますね。
1週間くらい学校休んでも、そんなに勉強に遅れるわけじゃない
なんかそんな気にしなくても本当にいいと思う。だって1週間くらい学校休んでも全然大丈夫ですよそんなにそんなに勉強も進まないし1週間じゃ。
みかん先生的にはどうなったらいいかなとかあります?
いやなんかあの大人だって会社有給取って旅行行きたいじゃないですか?
いってる人結構いますかね
あのみんなが混んでる時に、高い飛行機だよ?飛行機も高くなるしっていうのに、なんかでも学校は休んじゃいけないしな。って思ってる方がいらっしゃるんだったら、そんなに気にしなくていいじゃないかなと思うけど、
休んでも行きたいか、お子さん自身と話し合って決める
やっぱり学校その1週間とか休む事って子供自身も不安だったりするので、お子さんと話し合ってどうする?って、休んでも行きたいっていうのがやっぱり夏休みにしたいっていうのかっていうのはお子さんと話し合って決めたらいいんじゃないかなって思うのと、
旅行で休む子そんなに変だって思う方はケビンの動画を見てみるとアメリカだとこんな感じなのねっていう感じなんじゃないかな?私イギリスに留学してましたけどイギリスもそんな感じでした。
旅行で得られる経験と学校で得られる経験ってまあちょっと違うんかなと思うのでその辺ももしよければ
そうですね、ご家族揃って旅行に行ける日にちが夏休みとかにない場合は、それもいい経験になるわけだし、日本と外国の違いの感覚とかで言うとなんか向こうの休みって一か月とかだったりするんですよね。
海外とか旅行に行っていつ来ていつ帰るのみたいなその外国の旅行者と話す時に昨日来て4日後に帰るとかだったらどうして?っていうよく言われた本当に。「日本から来てなんでそんな一瞬で帰るの?」みたいな。
僕たちは2ヶ月の休みを取ってこの辺を回っているんだみたいな人すごくヨーロッパの方とかって多くてこの日本の休みに対する申し訳なさみたいな、そんなに休んだら申し訳ないみたいな感覚って日本独特のものなんじゃないかなっていう気はしますね。
まあそれもいい部分もあるから直しましょうって話じゃないけど、その休む人に対してなんで?って攻撃をもうしなくていい時代になったんじゃないかなと思います
日本はどうして休むことに罪悪感を感じる?
ちなみにこのなんで日本人は休むことに対して罪悪感を感じるんでしょうね
何でしょうね?いやでも文化も違いだと思うけどなぁ江戸時代とかにサムライさんとかがあんまりバケーションみたいなのやってるイメージもなければ
確かにない
農民の人たちが2週間遊んでくるぜみたいなもうあんまり想像がつかないというかやっぱり勤勉なんだと思うんだよな。日本のすごいところって。日々のためにとかお国のためにとかなんかそういう勤勉さみたいなものが私たちの特性としてあるんだと思うんですよね。
であの高度経済成長期に、そうだし明治維新の時もそうだしあの海外からいいものが入ってくると追いつけ追い越せで、ぶわーっと進む。24時間働けますか?みたいな(笑)
なんかそういう特性だからこそ日本ってすごいんだと思うですけどそこで成功してきたとかそこで今までうまくいってきた誇りみたいなものを持ってるところもあって、「休むのかお前はみんなが頑張っているのに!」みたいな部分。
だからこそすごいすごい日本の持って繊細だしすごく細かいところまで心が配れたりみたいなところがあるんだと思うんですけど、まぁもういろんな文化を取り入れて好きなようにしたらいいんじゃないかな。みたいな感じがしますけどね。
僕はあのバケーションの取り方もすごくあると思っていて、日本企業はなんか割とボトムアップな気がしていてそれでも現場が嫌って言ったらじゃあなる気がするんすけど海外だと現場が嫌って言ったらじゃあ首で終わりですそうなんで
ね、学校もそうなんで海外
あそうなんだ
全然違う
どんな感じ?
海外と日本の先生のちがい。担任の先生は勉強を教えることのみ!
海外の担任の先生は、私が聞いたのはシンガポールの話と私が見たイギリスの話だけど、担任の先生がやることは勉強を教えることですと。
日本だと学習指導要領からの教科書会社からのでこうやって進めてこれは自分の2時間目みたいなのが細かく決められてるんだけど、海外はなくて。その先生がこれこれですっていうのを作るカリキュラム勉強に関わることだけするので、
喧嘩が起こったりすると事務の人に行く。子供は通告みたいな風にされるんだけど、「これをするのであれば学校に来ないでください。」って厳しい。で親に電話が行って、学校にこれなくなる。くらいのこう事務手続き。
だから担任の先生はそれに対応しなくていいということになっているし、保護者からの電話も担任は基本取らないらしい。
それをクレームとかが来たとするとあの事務の方で対応するわけなんだけどそのシンガポールの話聞かせてくださった方いわく、なんかうちの子がちょっとあの学校でいじめにあってるみたいなんですけど、みたいな風に事務に電話をした人がいたと。
それで返ってきたのは、「それはあのお母さんの問題ではなくてお子さんの問題なのでお子さんに自分で言うように言ってください。」
なるほどね。いいね
で返される。で、「いやでもちょっと心配なんですけど」っていうふうに言ったら「それいつまで続ける気ですか?一生ですかそれはお子さんの問題です」って言って切られたっていうくらいにさっぱりしてる。
だから残業みたいなのないしその授業を教えたら帰るし授業準備に時間使ったら帰る。机のなんか一緒にこうやって「はい」とかってあんまり座ってる文化もそんなになく、進級できない。
テストの点が悪ければ進級できないから個人の責任になるんだそのままその学年に留まっちゃう子もいれば飛び級しちゃう子もいるしとか学校の仕組みで色々なんだろうけど。って言ってただから全然違う。
で成績表も大してなくて、自分自己評価っていうのと先生からの評価っていうのがあってその差分について、「こうだと思ったんだけどな先生なんでCなの?」って「これは提出物が出てなかったからね。」みたいな確認はあるけれど、だから何っていうのは特にないらしいし、成績表に関してもここができているね。っていう感じで
こう宿題やるやらないもう本人がやらないと決めてるみたいなんでくらいな感じでやりなさいもう大してないっていうのは聞きましたね。
だから日本の学校の先生一番残業が多いみたいな話あるけど、クラスの喧嘩とかの問題も、担任の先生がやるっていう話をあのイギリスで話した時かな?そしたら「えーそんなのできる人いんの?みたいなそんなの全部専門はあって喧嘩もじゃそれはカウンセラーの仕事だよ。」みたいな感じの反応だったっていう感じですかね
まとめると
休んでもいいんじゃないすか?だし、休まなくてもいいんじゃないですか?だし、休んだ人を責めなくてもいいじゃないですか?だし、そんなに休むことって悪いことじゃない。
なのでやりたいとそのご家族で決定したことを尊重し合える環境になったらいいんじゃないかなと思います。
Youtube「おしえてみかん先生!」
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