「ついに夏休みがはじまった...」そんなため息をついているお母さん。毎日のお昼ご飯作り、きょうだい喧嘩の仲裁、自分の時間がない焦燥感。大変ですよね。
でも、実はこの夏休みこそが、お子さんの自立心を育て、親子で成長できる絶好のチャンスにできるとしたらどうでしょうか? 今回は、のんちゃん先生の子どもたちと一緒に考える夏休みの過ごし方についてお話します。
https://www.youtube.com/watch?v=4NiHmeBiAbs&t=26s
夏休みの憂鬱、その正体とは?
みかん先生、夏休みが来るのがめっちゃ憂鬱です。おすすめの過ごし方ってありますか?


具体的には何が憂鬱ですか?
自分だけのことじゃないですけど、お昼ご飯。作らないといけないですし、給食ないからね、給食ないから、どっかに連れてってあげないといけない気もしてくるし。

1日中家にいたら妹と喧嘩してるし、一人の時間がほとんどないので。なかなか自分の時間も作れないし、あとは夏休みの宿題とかもなんかちょっと見なきゃいけないのかなと思ったりするし。いや、夏休み憂鬱なんですよね。


この話はよく聞きますよね。やっぱりめっちゃ聞きますね。夏休み始まっちゃったっていう、お母さんたちの苦悩、悲鳴ですよ、悲鳴。よく聞きますね。
夏休みは人生の分岐点?運命を決める40日間

私、子どもたちによく話してたのが、夏休みの生活表ってもらうんですよ、学校から。一行日記みたいな毎日書いていくんです。けど、それに理想の過ごし方みたいなの書くとこあって。素晴らしいねって。

夏休みが始まるということは、学校に来て1時間目国語です、2時間目は算数です、とかって決まってないわけだから、それぞれが自分の時間割で過ごすことができる期間。これをぼけーーっぼーっと20日過ごして帰ってくる人と、あれやってみたい、これやってみたい、これを調べてみたい、でこう動いて生き生きと過ごして40日間戻ってくる人とで運命の分かれ道って言ってました。
そう、間違いないですけどね。なんか全然自分の子が理想の時間割通りに動いてくれる気がしないですね。

子どもと一緒に描く理想の夏休み

一緒に描いてみるといい。どんな1日を過ごしたい?で、普段はできないことっていうのが、この夏休みっていうのは学校に時間を取られない分できたりするんだよね。で、やってみたいこと、どんなこと?とかいうのを一個一個決めて。

それには、いつどんなふうに何をしてみたい、やつを。ざっくりの方がいい性格のタイプの子もいれば、スケジュール表みたいなの作って、それになんとなく合わせながらやっていく方がいい子もいて、その子次第だと思うんだけど。この1週間ではここまでいけてたらいいね、みたいな目安みたいな。子どもと話し合ってやっていけたらいいんだと思うんですよね。
大人だって計画通りにはいかない

最初から計画通り動ける人なんかいないし、大体大人だって計画通りいかない話なので。ただ、じゃあ自分が30日の休暇を得たとしましょう。有給です、有給で、ですよ。お給料もらいながら30日来なくていいですよ、と。仕事しなくていいですよっていう風に30日もらった時に、ダラダラと過ごさず、自分がより成長するためとか、より将来のためにどう過ごそうか?って思ったら、どんな時間割を、ご自身に立てますか?ってちょっと想像してみるとワクワクしますね。
積んである本を半分くらい読みたいなとか、30日間ギターを弾き込んで2、3曲弾けてたらいいな、みたいな風に思うと、じゃあ1日の中でギターの練習時間みたいなの設けようとか、これしよう、あれしよう、みたいなので立てられると。


お子さん自身が、ですよ。いいね、いいね、それやってみるんだね、すごい楽しそう。これさ、40日夏休み終わる頃にはこうなっちゃってるってこと?最高だね、みたいな関わり方をして。

子ども自身から出てきたやりたいことを、じゃあそのために何をする、をワクワク考えたりすると。ちょっと子ども自身が、この自分で時間を使っているっていう、自分で選択して自分で時間を使うっていう感覚を身につける練習ができる期間って思うと、すごい楽しいんじゃないかなと思うんですよね。
お昼ご飯問題を解決する革命的アイデア
料理は子どもにお任せ!家族計画表のススメ

大人になって、例えばフリーランスとか、その企業に勤めてるんじゃなくだとすると、1日の計画って自分で立てるじゃないですか?それをいかに有効にとか、いかに人に役立ったり、自分の将来に役立ったりっていうので使える人っていうのが、やっぱり大きなことを成し遂げていくわけです、ぼーっと過ごしてる人より。だから私、あなただったら何でもできると思うんだけど、どう過ごしたい?って。

ご家族で一緒に楽しむとしたら、私だったら私の計画表も出す、一緒に。で、なるほど、なるほど、お母さんこれ頑張りたいんだね、と。ここ集中、お母さん読書タイムね、って。だから邪魔しちゃダメだよ、みたいなのを一緒に決めて。って、ここ一緒に遊べそうだね、この時間ね、とかっていうのを見てったりするし。あの、お昼ご飯作るの大変だったら、順番にしちゃえばいい、順番ね。
そうそうそう。


だって料理は作れた方がいいですよ。いや、間違いない。子どもたちも間違いない。別に3歳、4歳、5歳くらいから少しずつ慣っていくと、5歳で全部家族のご飯作ってました、っていう人もいたりするので、ね。だから、できる、全然と思います。
子どもに任せる時の心構え

子どもにさせると、より時間がかかって、散らかって、めんどくさそうだって思われる方いらっしゃると思うんですよ。まさに最初はそうです。最初はそうですけど、手を出した方がいいとこと、手伝った方がいいとこと、大丈夫なとこってあるんですよ。
YouTube活用術で子どもが一人で料理

この間ちょっと実験してみたんです。フリースクールで、やっぱその料理の手順とかっていうのって、割と私がそろそろ湯沸かそうとか、あれ取ってきて、みたいなのは一緒にやったりしてたんですけど、YouTubeの動画があるじゃないか、っていうところで。

この間親子丼作ったんですけど、親子丼の作り方、簡単ってやつを一緒に、まず見たんです。で、これできそうじゃない、一人で。子どもたちだけでできそうじゃない、っていうのを聞いたら、できる気はするけど、今度は私何にも言わなくてもいいって話だ。オーケー、オーケー、やってみよう、やってみよう、って言って。

私のスマホは自由に使えるようにして、その動画を見返してるわけです。あれ、あれ、って見返しながらやっていくわけなんですけど、やりましたよ、一人で。玉ねぎ切るのだけやって、って言われて、やりました、泣きながら。滑っちゃうし、とにかく涙が出るので、それだって、ね。

ゴーグルを今度から用意しとこうかなと思ってるんですけど、台所にゴーグル、切れるようになるから。だから玉ねぎ切るのだけお願い、っていうのと、醤油のここのこうやって、不器用なんですけど、それを押せないときだけ、もっとやって、って、こうやって、こうやりましたけど。あとの分量とかも全部子どもが動画見ながらやりました。
安全管理と見守りのコツ
火を使うときとか?


その子はもう全然熱いの大丈夫になったので、その子はもう一人でできるんですけど、包丁とかっていうときだけ、包丁のときと熱いとか、ヘルプが必要なとき、お母さん呼んでね、って。横で仕事してもいいです。ちょっとヘルプ、って言われたら、はい、って言って、ありがとうございました。これだよ、やっと楽しみにしてるね、って言って。準備し始めれば2時間くらい見とけばできますよ、親子丼は。
親子丼で2時間か?とはちょっと思ってしまうけれども。


暇を持て余すくらいだったら、このまま必死に料理してたほうが楽しいです。
確かにね。


その横で仕事進めてください、ぜひ、できる仕事。自分も初めて料理した頃のこととか思い返すと、わかると思うんですけど、多少切ったり火傷したりはします。そうして学んでいくから、ずっと見てなきゃいけないようなもんじゃない。

だから初回だけ見て、この子このレベルね、と、だいたいこのレベルで、だんだんと気になるところだけ。それね、大さじっていうのはね、すり切り一杯で一杯だよ、みたいな。そのちょっと入ったやつ、大さじ一杯じゃないよ、みたいな、ちょこちょこ口を出しつつ、あとは見守る。で言うと、全然手出さなくても大丈夫。
料理当番制の効果的な導入法
タイミングが重要!余裕を持った声かけ

12時手前ぐらいから急いでやってもらおうと思うと、イライラしちゃうんで、10時ぐらいから、今日お願いします、って言って、で、何食べたい?動画一緒に見て、どこで助け必要?そうとかって聞くと答えてくれるから、分かった、分かった、そこやるね、って。あとはできそう、すごいね、いいね、いいね。例えば月曜日と水曜日と金曜日、多いかな、ご飯のお願いします、みたいな。
家族の仕事分担という考え方

だって学校に行ってないわけだから、当たり前に家族の仕事は分担するものなので、嫌だって言ったら、あ、じゃあなしね、って。昼ご飯なし。お母さんも自分の分買ってくるわ、って言ったら。
なるほどね。


作んなきゃないんです。それをしょうがないもんね、じゃあやってあげるわ、ってすると、嫌だって言えばいいんだって、なるから、作んなって言ったら、じゃあなしで。前の日から、じゃあ明日はご飯作ろうね、みたいな形していくと、自分たちもちょっと余裕を持てるかな。
子どもの主体性を引き出す声かけ術

確かにやったことないことって、子ども見通しはつかないので、こういうふうに分担をできる年だと思うし、ご飯っていずれは自分で作っていくものでも任せてもいいかなと思うから、ぜひ任せたいと思ってるんだけど、どう思う?信頼してるし、あなたはできるよ、スタンスで提案をします。一回乗ってきます、元気な子たちは。

やる、やる、やる、みたいな。じゃあご飯っていうのは、週に7日間あって、7回昼ご飯っていうのは食べるわけなんだけど、何回くらいだったらできそう?なんていうか、わかりませんよ、全部って言うかもしれないし、1回って1回、みたいな時もあるし。

1回って言われたら、週に7日間あるじゃない、この家には昼時いるのは私とあなただけなのね。7回あって、あなたが1回ってことは、私が6回分を受け持つってことで合ってる?合ってる、って言ったら、じゃあその他の仕事で分担してもらってもいいかな、この家の中にはね。昼ご飯を作る、掃除、洗濯、なんちゃらかんちゃら、これがあって、他のもので受け合ってもらえるって言うんだったら納得。どう?掃除の方がやる、って言ったら、掃除やってもらえばいいし。

平等に分け合おうよ、って、あなた家にいるんだから、っていう提案をした時に、子どもが何回とか何曜日にやる、って子どもが言ったまま、やるのがいいと思う。
選択権を子どもに委ねる重要性

都合が悪いとかは、その日はちょっとお母さんはあれだから無理だな、みたいなのは言った上で、本当に友達同士が仕事分担をするように分け合うのが、子どもはやる気になりますよ。あなたは月水金ね、って言われるよりも、何回やりたい、何曜日にやりたい、って言って、自分でやりたいって言った曜日の方がやりたいから。だから必ず、横の関係で聞く。

何日くらいやりたい、7日とか7日とか?お母さんも作りたいな、みたいな分担も欲しいな、って思って、しょうがないから5日にしてあげるよ、みたいな。じゃあ2日もらって、2日と5日ね。5日ってのは月火水木金土日のどれがやりたい。ちなみにお母さんの予定はここで、じゃあここの5日間でやりたい。OK、OK、じゃあ必要な手助けをするから頑張ろうね、頑張ってね、みたいな感じでやると、割と家事として取り組むんじゃないかな。
料理を通じた成長体験
年齢に応じた役割分担

やり始めると料理ってね、割と楽しいもんだし、
自分もよく作るので、そう言ってお妻様にそのこと言われたら怒られるかも、


いつもやってる顔としてはね。それは例えば、その年でもう10歳を過ぎたのでとか、もう1年生になったからとかで、もうそろそろ任せられるなって思っていて、分担したいんだけど、どうだろう?っていう提案の仕方って、人は結構嬉しいんですよ。

もうあなたにだったら任せられるなと思うから、一緒にこの分担をしていきたいと思うんだけど、どうだろう?は多分ね、結構乗ってくる。5、6年になって今まで全然やってなかったとすると、はぁ?とか言うかもしれないけど、でもこれってすごく必要なことだと思うから、ちょっとずつでもいいからやっていかないと、週1回からでもいいからやっていく。
達成感を生む声かけのコツ

で、子どもたちが一番嬉しそうなのは、ご飯作った後の美味しい、なんですよ。美味しいね、っていうのが、でしょ?みたいなのが次へのやる気につながっていくから。ちょっと醤油が濃いね、とか、ちょっとご飯これ柔らかめだね、とかっていうところじゃなくて、美味しいね、って。

やっぱり自分が作ったものっていうのが人に喜ばれる経験はね、すごく嬉しいものみたくって。いろいろ小言は言いたくなるかもしれませんが、美味しいって言って食べるは、すごいね、いいと思いますよ。
1日4時間の料理体験プログラム

だから、それで言うと本当に昼ご飯を作るというミッションだけで4時間くらいは潰れるんですよ、買い物から含めると。ね、私は買い物カゴもカートも電卓も全部子ども、子どもが持って、レジも全部子ども。今日の予算これです、って渡したら、その以内で必要なものを買ってきましょう、は一緒にクックパッド開いて、材料メモして、子どもが全部買うの。

に、それも、ね、すごい時間かかるんですよ。全然ワカメ見つけてくれないし、とか、すごい時間かかったりするんですよ。買い物は前日、買い物行って1時間かかり、帰ってきてもう1回作り方見直して、作るのに1時間。フリースクールの子たち30分くらいでちゃんと作れるようになりましたけどね、すごい。1時間、1、2時間見て、食べるのに、また1時間、片付けに1時間くらい潰れますよ。とっても充実した1日ですよ。
確かに、料理作れるといいですよね、本当にね。


これが自分一人でできるようになっちゃったら、本当に親御さんラクになりますよ。
夏休みの新しいミッション設定法
子どもの口から出る目標が重要
今年の夏休みのミッションは料理を作ることだ、みたいなのも個人的にはちょっと試したいなと思った。


ぜひ。子どもの口から出るように、こっちがやらせるもんではないので。突然自分のミッション決められたら嫌じゃないですか?上司の人とか、あなたのミッションはこれなんで、って言われるの嫌なんですよ、子どもも。

だから、そろそろ任せられるなって思ってて、どうだろう?分担してみない、って言って、じゃあこの夏休みで終わったら、ありがとうございました。終わる頃に何が作れるようになってたらいいなとか?何分くらいでシャカシャカこんな感じで作れるようになったらいいな、みたいなのを、どんな感じ、っていうと面白いこと言いますから、子どもは。

お母さん顔負けの、お母さん台所にいなくていいかな、くらいに思うくらいになる、とか言ったら、それいいね、じゃあそのために今週どうする?やってみて、ちょっと辛いな、疲れるな、って子どもが感じて、実際頑張ってって、手疲れてるな、って思う場合は、来週減らしてみてもいいよ、まだ初心者じゃない、料理部門はさ。だから、ちょっとお母さん頑張ってもいいよ、みたいな、ところで相談しながらやっていけば、それこそ子どもが自分でミッションいくつか設定したら、夏休みは大忙しですよ。
子どもが一人でご飯作ってるな、ちょっと感動しちゃうかもしれない。


ぜひです、ぜひ。全然作れるようになりますよ。
それは嬉しいな。確かに中高になると忙しくて、あんまりそういうのを、昼ご飯作る、みたいな機会も結構減っちゃうかなと思ったので、やっぱ小学校のうちが一番そういうところは伸ばせるんじゃないかなって。


そうですね。
子どもが途中で諦めた時の対処法
手伝わないことの重要性

子ども慣れないので、よく飽きた、もうやだ、もうやりたくない、とかって作り途中でソファーに寝転がっちゃったりするんですよ。

そっか。お腹が空くね、って言いながら、そのまま手伝わない、という、さ、手伝わない。だって子どもの手伝ってほしいことがあったら言うんだよ、って。休憩も必要だよね、とかって言いながら、早くしなさい、とはない。
難しい、それ。


フルースクールの場合は、もう疲れた、って分かった、じゃあ何時頃に再開するかだけ、後で教えて決めたら、って。私、自分のやることやっちゃう。そのうち諦めて立ち上がります。もう一回始めます、とか、あ、そうか、よろしくお願いします、って言って。
手伝わない、ってのは超大事なんだ。


大事です。やっちゃったら、そうやってグズれば、やってもらえるものになっちゃう。
難しい、難しいですね。

親も自分のペースを大切に

お家の方は、そろそろ私はお腹が空いたんで、出来上がらないようだったら、ちょっとこちらつまませていただきます、って言って、他のもの食べちゃいますよ。我慢する必要ないですよ、子どもの都合ですから。子どもが作った時にお腹がいっぱいです、わ、さすがに、ね、ちょっとお腹のスペースは残しつつ、だけど。

本当にフリースクールの子たちがダラダラダラダラして、全然、そろそろなんじゃないの、とかって言っても遊んでたり、すぐに遊び始めちゃったりして作らない場合は、私は、じゃあ私はこちらをつまみながら待ちます、って言って食べ始めちゃう。手伝わない、全然。
そこがすごい大事そうだな。


大事で、大事です。本人の仕事ですから、
仕事奪っちゃうんだ。


奪っちゃう。やらなくてもいいものになっちゃう。家族の仕事の分担っていうところで言えば、責任を持ってやり遂げてほしいところですよね。
ミラーリングの効果

あまりにそれがひどく、作ってやだ、作んない、もういいもん、とかってなっちゃったら?次の日にお母さん同じことしてあげてください。作り始めて、あー、めんどくさい、めんどくさくなっちゃったな、もういいもん、って言って。

お母さんお腹が空いたら、だってめんどくさいんだもん、って言って、昨日やったことだよ、同じことやってあげてください。お昼ご飯、お腹空いたら、めんどくさいし飽きちゃったの、作るの、ごめんね、って言って。そしたら次の日にやりますから、くらいな感じで。
夏休みは人生設計の練習期間
自由な時間をどう使うかで将来が決まる

その子の学校とかがなくなって、例えば大学生なんか自由な時間が多かったりするけど、自由な時間っていうのをいかに有効に使えるかどうかで将来って決まるんですよ、結構。ボケーって時間を潰すようにYouTubeを見、ゲームをし過ごす人が、何か大きなことを成し遂げたり、誰かのすごく役に立ったりっていうのは、ね、比率が減っちゃう。それを勉強するいいチャンスだから、夏休みは。
1日の過ごし方を振り返る習慣

だから、あまりに目に余る1日の過ごし方をしていたり、ずっと1日ゴロゴロしてゲームをして、何かやっててもやらずに1日過ごしました、みたいな日があったとすると、でかまってかまって、みたいな日があったとすると、その日の夜に、今日の1日の過ごし方見てて、私はいろいろ思って思うところがあったんだけど、あなた自身はどう思う?って。

いいもん、私はずっとこうなんだもん、って言ったら、次の日にお母さんも同じことやってあげてください、くらいの感じで。ちょっと、もうちょっと、これこれがまずいと思った、っていうのが出てきた、そうなんだね。それをいい、で、そういう日もある、お母さんもある、そういう日全然あるけど、そういう日を過ごした時に、明日はどうしようか、ながすごい大事だからさ。

じゃあ、ないないちゃんは明日はどうやって過ごしたいと思うの、って、これこれこれこれで出てきたら、いいね、って。そうやって、なんか、いろいろ生かしてね、次の日に進んでいくのがすごい大事だもんね、みたいな声掛けしつつ。その子が1日を自分のために、自分とか誰かの役に立つためにっていうのに使えるようになったら、本当にそれは素晴らしいこと。それを練習できる期間が夏休みなんじゃないかなと思いますね。
お出かけプレゼン大会のススメ
子どもが企画する夏の思い出作り
例えば、どっか連れて行ってあげなきゃな、みたいなのもちょっと自分はあるんですけど、結構連れて行かずにずっと家におったら、この子たち、どっか連れて行ってあげたいな、みたいなのが。それどうしたらいいですかね。


それでいくと、すごくその気持ちって大事だし、夏休みにしか行けないところもあるし、なかなか普段はできない経験を、みたいなところってあったりすると思うんですよ。私は行かなくても家で、どこにも行かなくても自分を磨ける子もいれば、お父さんお母さんがどこも連れて行ってくれなかった、超つまんなかった、みたいな子もいて。こっちの方が将来すごく成長しそうですか、っていうと前者なんですよね。
そうですね。


っていうと、お母さんお父さんたちがそんなにどこか連れて行ってあげなきゃな、って思うことはないと思うけど、でもその気持ちは大事だから、っていうところで言えば、私だったらプレゼンテーションをしてもらいます。お母さんはこのくらい仕事があって、でもこの期間どこかに連れて行きたいなって思ってます、せっかくの夏休みなんで、ね。どこに連れて行ったらいいのかはよく分かんないので、ここに連れて行ってほしいプレゼン大会を開催したいと思います、はい。そこへの行き方等々はぜひ調べてほしいです、お母さんは方向音痴です。
子どもの主体性を育むGoogle活用術

そういうふうに今企画してるやつもそうなんですけど、Googleで行き方とか、どのくらい何分かかって、どのくらいのことができそうか、っていうのは全部子どもが考えるんです。で、プレゼンたくさんしてもらって、そこにいいね、じゃあそこ行こう、ってした方が、子どもは主体的に楽しめますよ。
それ面白いですね。


子どものアイディア面白いから、えー、そこ、みたいなのが出てきたら、いい、うんうんうん。なんか移動ばっかりだけどいいの、とかって、いいの、移動はこうだから、みたいな風に子どもが言ったとしたら、OK、やってみよう、やってみて、どうだった、ら、子どもの学びにすごくなる、お母さんたちが全部計画立てちゃうより。
確かに。だから、お子さん2人いらしたら、2人でプレゼン大会。あとは、やりたいこと他に何かある?っていうところで、色々探してもらったり調べてもらったり、っていうのも楽しそうですね。


Googleの使い方を早めに教えた方がいい。
確かに、確かに。


行きたいとこある?って、何々、何々なのね、OK見てて、何々って打ち込むでしょ?いっぱい情報見て出てくるから、読めない漢字とかがあったら、漢字を打ち込むと読み方出てくるから、コピーペーストで、そのやり方がわかったら、どんどん漢字も読めるようになるし、今で言うと読み上げ機能とかもあったりするから、パソコンに、ね。

こうやって調べるんだよ、いろいろ見てみて教えてね、って言ったら、子どもの暇な時間は減りますよ。どんどん自分で選択肢を作り、アウトプットとしてそれを広げていく経験っていうのを、子どもたちがしていった方がいいから、あんまり大人が考えなくていいですよ。
まとめ:夏休みを成長の機会に変える
子どもと一緒に時間の使い方を学ぶ

まとめると、夏休みって多分自分の時間の使い方を練習するいい期間で、それを親御さんがなんとかしてあげなきゃ、楽しい時間にしてあげなきゃ、じゃなくて、楽しい時間にするためにはどうしたらいいかを、お子さんが考えたらいいし、一緒に考えたらいいし、お母さんも楽しそうに自分の計画を立てると、お子さんも横で楽しそうにし始めるので。

計画通りに、いってなかなかいかないもんだね、お母さん今日の達成率5割だわ、みたいな。全然できてないね、お母さん、みたいなところで一緒にやっていくと、お母さんの生活も引き締まったりするんですよ。
親自身も夏休みプランを作る効果

私は自分の夏休みの計画みたいなのを子どもたちに言ってたし、どれだけ達成できたのか、っていうのは子どもたちに夏休み後発表することになってたから、割とボケとしてらんないですよね、あれもないときに。本は50冊読む、とか言っちゃったな、みたいな、子どもたちに。そんなのできるわけないじゃん!いや、やってみせます。ってみたいなことを言ったりすると、必死に本読んでたりするわけです。

だから一緒に時間の使い方を勉強する。そして、お子さん自身が考え行動して失敗したりするのも楽しみながら進んでいく経験をたくさん増やしていくのがいいんじゃないかなと思います。
いや、夏休み楽しみになりましたよ。


よかった、ありがとうございます。
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