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子どもの成長を促す「貢献感」の育て方:個性を伸ばす7ステップ(4/8)
本シリーズでは、アドラー心理学に基づき、子どもの個性を伸ばし、成長意欲を高めるための7ステップを解説します。今回は、寄り添いと興味関心に続く第3ステップ「貢献感を持てる役割」について、メンタルマネジメントスクール代表の平本明夫先生をお招きし、具体的な方法論を深掘りします。
はい、今日はゲストに来ていただいています。私のアドラー心理学コミュニケーションスキルの師匠、平本あきおさんです。はい、よろしくお願いします。
メンタルマネジメントスクール代表、メンタルコーチ、心理カウンセラーの平本あきおです。
はい。さあ、ずっとシリーズが続いてきました。寄り添い共感すると、子どもを甘やかしてしまったり、大人がしんどい思いをしたり、そして子どもが成長しない、そして社会に出てやっていけない。
だから、ひょっとしたらよかれと思ってやってる関わりが危険な可能性があるということです。
じゃあどうしたらいいの、ということで、個性を伸ばし成長意欲を高める7ステップ。この寄り添いはのんちゃんの動画で出させていただいて、興味関心を持つは私の動画ということで、今回は「貢献感を持てる役割」ということで、ただ1と2を見てない方、ぜひ概要欄から見てみてください。
さて、この貢献感を持てる役割、もうちょっと具体的に教えてください。
貢献感の重要性と役割の作り方
はい。実はお家でとか学校で、子どもはあんまり何の役割も持ってなくて、全部大人がやっているということが増えているんじゃないかなと思います。やっていたとしても、お風呂洗いぐらいとかであるんじゃないかなと思うんですけど。
人がこう幸せを感じるのに貢献感が大事だというのは、アドラー心理学でも言われている話です。
この貢献感、めちゃめちゃ大事で、なのでぜひ子どもが「自分はここの場所に必要で、自分がいないと困る」くらいに、自分は役に立っているんだと感じられる役割をバンバンバンバン作っていく、渡していくというのがすごく大事な3番目です。
おそらく「これ大事だよな、本当はさせたいんだけどもなかなかやってくれない」とか、「言っても『やだ』とか『めんどくさい』って言われる」お子さんいらっしゃるとしたら、何が足りないかというと、寄り添いと興味関心もがないと、ここにどうですか?いきなり。
いかないですね。
はい。これなしでそれ行こうとしたらどうなります?
これなしで「これやって」とか頼むことですよね。共感も寄り添いもなく、興味関心もな……。
え、やってくれないですね。「めんどくさい」って言われます。「なんでそんなことやんなきゃいけないの?」って言われると思います。
そうなんですよ。だからこのステップ、むちゃくちゃ大事なんですよね。
はい。さあ、寄り添いました、興味関心持ちました。どんな風に具体的にあったか例を教えてください。
役割をお願いする際の伝え方
はい。これで大事なのが、どうしてそれをして欲しいかというのをきちんと伝えることが大事です。
そうですよね。なんか子どもだから理由言ってもしょうがないとか、分からないだろうっていうなめた考えが、子どもからすると上から目線でなめられてて、リスペクトされてない感じはするから、「だったら嫌だよ」ってなるんですよね。
そうなんです。
うん。
だから私、クラスを持つ時に、まあ当番や係活動とかっていうのがあったりするんですけど、当番をお願いする時に、結構「はい、じゃあ当番決めます」って言って、当たり前のように手紙当番とか配り当番とかって決めているクラス多いんじゃないかなと思うんですけど、必ずそのどうしてそれが必要なのかを伝えていました。
「人が一緒に生きていくには、色々役割というお仕事が発生する。例えば、電気つける人がいる、黒板を消す人がいるっていうのを、みんなで分担できたらすごく過ごしやすい場所になるんだけど、もしみんなが『無理だ』って言ったら、例えば先生がやることになったら、すっごい辛いな。
『なんで私ばっかり』って思う人が出たりするから、ぜひ分担してもらえるとすごく助かるんだけれども、可能ですか?協力してもらえますか?」って言うと、「はい」って返ってきて、じゃあ登板決めよう、となるんです。
子どもってもうアドラーからすると、もう精神年齢は5歳から10歳で止まってるって言われてて、もちろん知的にはね、まだまだ発達するかもしれないけど、5歳から10歳の段階で、横の関係で対等の大人と思って接してくれると、対等の大人と思って返してくれるんですよね。
「いや、まだ言ってもわかんない人か」「まあこれはさせなきゃダメな義務だから」っていう認識で見ると、だからこの関係って、先生が上から降りてきてあげて、子どもたちの目線まで立ってあげるではないんですよね。
そうですね、そうですね。もう本当に同じ大人として接する。
ぶっちゃけの話じゃないですか。「先生が全部やっちゃうと大変なんだけど、これ先生やると大変なんだけど、手伝ってもらえないかな」と。だから本当に同僚に「ちょっと、ちょっとお願い」する感覚と同じなんですよね。
そうなんです。だから「うちの子ってお手伝いしないんです」っていう話よく聞くんですけど、「お風呂洗いだけはやってます」みたいな。じゃあ、なんでお風呂洗いをやる必要があって、なんでお手伝いお願いする必要があるかはお話したことがありますか?って言うと、まあない。
うん。
だから、人が一緒に生活をしていたら、仕事っていうのがあるわけですよ。「今お父さんがやってるのこれ、お母さんがやってるのこれね。で、そろそろもう色々お願いしたい、いろんなことができるんじゃないかと思っていて。これ例えば、あの色々手伝ってもらったらすっごく助かるんだけれども、何だったらやってみようと思う?」と聞いたら出てくるんですよ。
お小遣いと貢献感:お金で動くことの是非
例えば、えっと「お風呂洗いしたらいくら」「手洗い掃除したらいくら」みたいにお小遣いを上げてしまうパターンはどう思いますか?
私はあまり賛成じゃないです。
私も基本的に賛成じゃなくて、確かにそれでお金の大事さをね、しみてもうその後起業家になって「あん時ね、成功した」っていう人もいるはいるとは私は思うんだけども、大事なのはお金をもらえるからやるっていう発想ではなく、自分がやることで周りの人が幸せになる、笑顔になる、もしくは誰かの役に立てるっていうベースを先に作った上で、プラスアルファそこにお金のものが、まあ万が一出てくるのは私全然ありだと思うけど。
「いや、金もらえるからやる、もらわないものはやらない」ってやっちゃうと、何が起こるかというと、「あいつは結局金だけで動いてんじゃん」って、今度大人になった時、応援されない人間になっちゃうんですよね。
そうですね。
まあそれでも1万人に1人ぐらい、とにかく金に物を言わせ続けて、もう超億万長者になりきるのもいるはいるんだけど、その可能性を親が願うよりは、まあまあそんなにパッと花開かなくても、誰かに貢献してるからみんなから愛されて、何があったとしても「あいつはいつも助けてもらう人間」「あいつだったら助けてあげたい」って思われる子に育っといた方が安全に幸せなんじゃないかと私は思うんですけど。
そうですね。あの、私も本当に同じで、えっと、当たり前にお仕事として一緒に暮らしていく時にあるお風呂掃除とかに、お金が将来発生するかというと、しないわけですよ。
そうですね。
例えばですよ、例えば、あのおばあちゃんちのお掃除もやりますとかっていうのには、発生する可能性がありますよね。そういうお仕事されてる方もいる。だからいつもこう思い浮かべるのは、大人になってもそれってお金が発生しうるものだったっけ?っていうところ。
だから、あの例えば当たり前のその一緒にやっていくのでやってる仕事で、いっぱい分担してもらってます。「お皿もやってるし、週3回ご飯も作るし」そのくらい子どもやっていいと思ってんですけど、「えっと玄関掃除もするし」っていうの全部やってる上で、「ちょっとお母さん、今お金どうしても貯めて買いたいこれがあって、だからお母さんがいつもやってる分のこれとこれとこれ、ちょっとやらせてもらって、お給料みたいな形でもらえるとすごく助かるんだけど」って子どもが言ってきたとしたら、大歓迎です。
なるほど、そういう方法あるよねって。
うん。それはすごく助かるし、あのいつもちゃんとやってる分がある上で、プラスアルファでお金っていうのが絡んでくるのはすごいいい勉強になる。それ大人になってそのままいいですよね。
いいですよね。ねえ、なんかこういっぱいやってて、「で、どうしてもこういうことがあるんで、社長、ちょっとここはもうもっとここ頑張るんで、ちょっとボーナスもらえませんかと。どうしても妻のためにこれ買ってあげたいんです」ってのはありえる。
つまり、もうそのまんま大人になった時、この子が社会に出ていって、それをその周りの人にやったの想像して、オッケーだったらオッケーだし、ノットオッケーだったらノットオッケーって、すごくシンプルな原理です。
そうなんですよ。そうで、これがやって当たり前ではなくって、お互いに感謝の気持ちを伝えるっていう土台を作ると、この貢献感っていうのがどんどんどんどんぐんぐんぐんぐん育ってくるの。
なるほどね。個性を伸ばし成長意欲を高める7ステップ、今3番目まで来ました。ぜひ7ステップ目まで行くとすごく楽になるので、ぜひ全部通して見ていただければなと思います。
次回は平本さんのチャンネルで、4番目の「自分で工夫できる場所」についてお話しします。
これこそまさに、自ら成長意欲を持って行動し始めるということなので、是非是非、4番目、見てみてください。
はい。そしてチャンネル登録もよろしくお願いします!
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