【ついやってしまいがち】子どもに振り回される親の特徴と対処法

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子どもの感情に振り回されて疲れているあなたへ

子どもが泣いたり怒ったりすると、自分も一緒に落ち込んでしまう。そんな経験はありませんか?実は、人間は本能的に相手の感情に共感する生き物です。特に愛する子どもの感情には、より強く反応してしまうものなのです。

でも大丈夫。適切な距離感と関わり方を知れば、子どもの感情をしっかり受け止めながらも、自分の心を守ることができます。心理学の観点から、子どもと健全な関係を築くための具体的な方法をお伝えします。

相談内容:子どもの感情に振り回されてしまう悩み

『みかん先生、子どもに振り回されるんです。けれども、対処法を教えてください。子どもが落ち込んだりとか、怒ったりとか、イライラしてたりすると、自分もその子どもの気分に合わせて浮き沈みする』っていう感じですね。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

あー、それは見事に振り回されてますね。振り回されてる。こういう時どうしたらいいんですかね。という質問ですね。そうですよね。そこにずっといるからね。

子どもが感情を表現する本当の理由

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だいたい感情を人前で表すっていうのは、どうにも抑えようのないくらいにギリギリなのか、そうじゃないとしたら相手に分かってほしくてやるので、ちゃんと振り回されてくれる人の前でやるので人は。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だから、中身…なんで怒ってるのか?なんで落ち込んでるのか?なんでイライラしてるのか?っていう中身を聞くことっていうのは、すごく大事なこと。

うんうん。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

ですけど、マイナスになることとか、そのネガティブになること。落ち込んでもいいし、怒ってもいいよね、って人生そういうこともあるよね、くらいな感じで。親御さんとか聞き手が構えることって、すごい大事だなっていうふうには思います。

具体的な対処法:距離感が鍵

特に対処しなくてもいいのか?本当に子どもがイライラしてる時に全く気にせずにいるのか?それとも話を聞いてほしいっていうサインだから、一回話を聞いて、聞くだけ聞いて、後は気にしないっていう風なのがいいのか?っていうと。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

大事なのは、子どもが話しやすい距離と関係にいることなんですよね。

感情的になっている時の対応

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だから、イライラして物にガーンとか出る時に、『どうしたの?』って、『なんか訳があったら、いつでも聞くよ』って言って、その時に全然話せるような状態じゃなければ離れます。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

建設的に話が聞ける状態じゃなければ、『どうしたの?どうしたの?』って止まってみたいなのすると悪化するので、激化するんですよね。

人を巻き込みたがる心理

のんちゃん先生
のんちゃん先生

より人を巻き込みたいから。自分の心の状態が悪い時ほど、人はより人を巻き込みたいんですよ。だから、『いつでも話聞くよ』って、『心配しているよ』っていうのは、常日頃から伝えるようにするし、そういう状態の時には言いますけど。

泣いて説明ができない子どもへの対応

のんちゃん先生
のんちゃん先生

泣いて説明ができない状態になる子どもとか、結構多い。でも、そんなわけないんですよね。考えてみたら。

そんなわけない?

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

そんなわけない。

大人と子どもの違い

のんちゃん先生
のんちゃん先生

泣いて話ができなくなるような最初の5分間とかも、そうだとしても、大人になってからありますか?怒りで話ができない状態になるとか、ふーふーみたいな感じで話ができない状態になることって、そんなないんですよ。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

なくはない、なくはない、なくはないけど、落ち着いて話す気になれば、じゃあ話せる。『何も言えないので、今はすいません』みたいな時はある。そのくらい言えるじゃないですか。ジェスチャーとかでも。

うんうん、うんうん。

生徒T
生徒T

過度な反応への対処

のんちゃん先生
のんちゃん先生

あからさまに救急車呼ぶくらいにってなる子、多いんですよ。私、関わり始めで言うとすごい多いけど、『これで大丈夫なの?』って言ったら、ずっと続くんで。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

『今つらいね、つらかったんだね、OK。話せるようになったら話聞くからね。深呼吸、深呼吸』とかって言っても離れます。これぐらいでいいですね。

そのくらいでいいんですね。

生徒T
生徒T

重要な原則:感情と構ってもらうことを結び付けない

のんちゃん先生
のんちゃん先生

感情を出したら構ってもらえるっていう習慣は、つけない方がいい。

なるほど、なるほど。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

話をした時に、ちゃんと愛情を感じるけれども、怒ったり落ち込んだりしたら寄ってくる人みたいになると、ずっとそばにいてくれたり、一緒に困ってなってくれる人みたいになると、とまんなくなっちゃうから、頻度が増えていっちゃうので。

適切な関わり方

のんちゃん先生
のんちゃん先生

ちゃんと心配します。心配はするけど、『収まったら話しようね』っていう関わりがすごい大事じゃないかな。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

その事態にもよりますけどね。ものすごいことが今あったよね、っていう状態はそばにいてあげていいと思うけど、これが日常的になってくる場合は距離を取る。

自分自身の感情コントロール

のんちゃん先生
のんちゃん先生

自分自身の感情は、自分しかコントロールできないんですよ。これは、『落ち込んじゃったな』みたいな、『巻き込まれちゃったな』『振り回されちゃった』って思ったら、自分で気分を変えるっていう習慣をつける。

気分を変える具体的な方法

のんちゃん先生
のんちゃん先生

これ、本当に気分って面白いんですけど、こうしてたら落ちるし、こうしてたら上がるんですよ。眉毛と眉毛の間を開くと気分は上がって、こうやって詰めると気分は下がる、とかっていうのは、ある程度自分で工夫できるところがあるので。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だから、すごく巻き込まれてるなと思ったら、『いつでも話聞くからね』っていうのは伝えた上で、距離を取るっていうのは、すごい大事だと思いますね。

距離取った後、なんか自分が気分が良くするために何か、そんなことができるよみたいなのってあります?

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

まず姿勢から。姿勢、表情から。あとは自分が楽しいことをやる。

具体的な姿勢と表情

どんな姿勢で、どんな表情をやるか?

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

さっきの、胸張って、ちょっと上目見て、眉の間開けて、口角あげればいいんですよ。こうするだけでも一旦冷静になるし。

感情を受け入れる大切さ

のんちゃん先生
のんちゃん先生

伝えたいのは、怒るで動揺するとか、落ち込むで動揺するって、『落ち込んじゃいけない』『怒っちゃいけない』のに、『なんでこの子は怒ってるの?』『私に悪いところがあったかしら』とかなりやすいんですよ、人って。

感情表現を肯定する

のんちゃん先生
のんちゃん先生

でも、怒っていいじゃないの。怒ることは素晴らしいことですよ。その子の感情が動いている。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だから、その『うわー』とかって言い方ってる子がいたら、『いつも話聞くからね』って離れて、『いいよ、いいよ、どんどん怒りな、どんどん出したらいいよ』。『ムカつく、ムカつくー』みたいなの、横でちょっと離れたところで、『出し切るんだよ』とかって、もう閉めちゃう。扉を。

感情を受け止める言葉

のんちゃん先生
のんちゃん先生

『別にいいんですよ、怒っても。落ち込むときもあるよね』。『ぜひ話聞くからね』って。落ち込むタイプの子で言えば、すぐちょっと、ちゃんと話せる状態になって話に行きます。だって本当に聞いてほしいし、わかってほしいの。

建設的な会話のタイミング

のんちゃん先生
のんちゃん先生

そのワンワン泣くとか喚くみたいな状態で話を聞いても、その状態で人と関わることって、あまりいいことがないので、出し切って、その感情を。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

出し切った後に、『実は』って、そこに寄り添って話を聞く。『何があったの?』って。その上で、『どうしたいと思うの?』っていう。

視点を広げる役割

のんちゃん先生
のんちゃん先生

嫌なことがあった、嫌なことがあった、でいいじゃないですか。じゃあ、そこから何が学べるの?だし、その中でできたこと、何だったの?っていう。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

ところに、こちらが視点を広げていく役割をすると、話してるうちに、子ども自身も、『私これはできてたんだ』とか、『でも、これがあったら、あれも頑張れるか』とか、視点が広がっていく。

親自身の感情との向き合い方

のんちゃん先生
のんちゃん先生

お手伝いができたらいいし、自分自身が落ち込んでて、そういうところじゃなかったら、一緒に落ち込んだらいいですよ。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

『実は私も辛くて』って、『聞いてくれる』って言って、お互いに話したら、すっきりするところもあるから。

巻き込まれる原因を探る

のんちゃん先生
のんちゃん先生

自分が巻き込まれちゃった、落ち込んじゃった、って言ったら、落ち込む出来事が何か、親御さん自身、心の中にもあるかもしれない。そしたら、誰かに話したらいいし。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

巻き込まれちゃいけない、ってやってると、より巻き込まれやすくなるので。『落ち込んでもいいよ』『嫌い出してもいいよ』。その上で、『吐き出したらいい』。その上で、『何ができるか考えたらいいよ』っていう手順を一緒に歩んでいけばいいんじゃないかな、っていう感じはします。

まとめ:感情と上手に付き合う方法

のんちゃん先生
のんちゃん先生

まとめると、人は巻き込まれやすいので、巻き込まれ合いながら生きていく動物なので、人って。そりゃ、そばにいたら、そうよね、と。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

それが嫌だと思うんだったら、距離を取ればいいし、一緒に落ち込みきっちゃうのも一つ手だし。

感情との付き合い方を学ぶ

のんちゃん先生
のんちゃん先生

自分が落ち込んでる姿っていうのも、子どもさんに話しながら、感情っていうのとうまく付き合っていく練習を、お互いしてるね、っていう風に捉えて進んでいけばいいんじゃないかな。

日常的な改善方法

のんちゃん先生
のんちゃん先生

自分自身を、もうちょっと落ち込まずにしていきたいなと思うんだったら、日頃の姿勢、仕草、表情とか、日頃自分から出ている言葉っていうのを変えていくだけでも、変化はある。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

でも、それだときついなと、本当はつらいのに、明るい表情して過ごしてるのがきついなと思うんだったら、きついなと思っているところを、ぜひ信頼のおける誰かに相談する。

相談の重要性

のんちゃん先生
のんちゃん先生

HOPEのところでつぶやいていただいて、相談会に来てくださっても構わないですし、ぜひ吐き出して、『つらいんだ』って、『それはつらいですね』っていうところを吐き出すだけでも、かなり楽になる、これだと思うので。

最後に:感情を抑えなくていい

のんちゃん先生
のんちゃん先生

抑えなくていいし、落ち込んでも、イライラしてもいい。その感情との付き合い方っていうのを、子どもさんと一緒に、なんか編集していければ、学んでいければいいんじゃないかな、と私は思います。

ありがとうございます。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

もし、頭がわかってるんだけれども、具体的な話を聞いてほしいな、っていう場合は、ラインの相談会とかもありますので、ぜひそちらにご参加いただけたらな、というふうにも思います。

はい、ぜひぜひしてます。ありがとうございます。

生徒T
生徒T

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のんちゃん先生
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この記事を書いた人:梶谷希美

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