【片付け】何度注意しても子どもが片付けできません!!

「子どもが何度注意しても片付けをしてくれない…」多くの保護者が抱えるこの悩み。叱っても効果がないのはなぜでしょうか?

実は、片付けるべき場所が「みんなが使う共有スペース」なのか、それとも「子ども自身のプライベートな空間」なのかで、親がとるべき対応は全く異なります。

アドラー心理学の「論理的結末」という考え方に基づいた、親も子も疲弊しない具体的なアプローチを、専門家が徹底解説します。

重要なのは「誰のスペースか」という視点

のんちゃん先生、『子どもが片付けできないんですけど』っていう質問が視聴者さんから届いています。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

片付けね、よく聞きます。本当に親子さんで困ってる方は多いですね。
その時にまずお聞きするのは、『えっと、それでお母さんは何が困りますか?』ですね。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

分けた方がいいのは、お子さんが汚している、お子さんが片付けないことによって困ってるその場所っていうのが、家族みんなが使う何かをする場所なのか、それともお子さんの部屋の話なのか。机の上とか、その部屋の床とかなんかそういうものなのかっていうのは聞きます。これ、全然違う話なんですよ。

共有スペースか、自分の部屋か。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

共有スペースっていうのは、例えばお子さんが将来シェアハウスとかで誰かと住むっていう時に、共同のリビングとかを汚している状態なので、それって社会的に見てあの、多分追い出されそうじゃないですか。みんなで使おうって言っている場所を汚していくっていうのはやっぱり良くない。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

学校でもそうなんですけど、みんなで使っている場所とか廊下とかを汚してたら、それは怒りますけど、机の中の問題は自分のことなんですよね。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

片ついてた方がいいよとは言いますが、じゃあ言ってるけど、はいじゃあ引き出してく、とかってこうみんなでこうやってあげた時に、もうみんなそれぞれじゃないですか。

腐ったパン出てきたりとか。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

今はもう出ないようになってるけど。『うわっ』ていう状態の子もいれば、『しまんないね、これね』みたいな、『引き出しちぎれそうだね』みたいな子もいれば、綺麗にキチンとしてる子っていうのはいるわけですよね。それはその子の好みだったり個性だったりするんだと思うんです。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

で、それを『片付けしろ、片付けしろ』って毎日言ってたらできるようになるかっていうと、多分なんない。なので、そのお子さんだけが使っているスペースっていうのは、お子さんの課題です。あの、いくら口酸っぱくして言ったところで、多分お母さんが疲れるだけです。

共有スペースは「社会のルール」を教える場

のんちゃん先生
のんちゃん先生

ただ、共有スペースっていうところにおいては、社会的に将来迷惑をかける人になり兼ねないので、厳しくしてもいいと思うんですよ。だってこちらに迷惑がかかるから。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

これから夕飯食べますっていうのに、こうやりかけの宿題とかがバーッ、みたいな場合は、あの、こうルールを決めますね。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

なぜここを片付けなきゃいけないのかって言うと、みんなでこれから食事をするっていう時にこれはとても困る、と。これ「論理的結末」ってアドラー(心理学)で言うんですけど、このままこの子、これを共有スペースで続けていたら、将来どういうことが起こりうるかを想像するんです。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

例えば公民館とかをこう散らかしたまま帰ったら、まあ使用禁止になったり、あまりにそれが続いたら公的な場所を使用禁止になったりとか、罰金が取られたりとか、まあその処分されたりとかするわけじゃないですか。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

多分、公民館のおじさんがいつも片付けてくれて、『大丈夫だよ』って取っといてくれるみたいな、『次は気をつけてね』って言って毎回取っといてくれるみたいなことは、あんまりないんですよね、公的機関で言えば。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

会社のみんなのスペースにずっと私物が散らかってるみたいなのも、多分『やだよね、あの人』っていう人になる。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

ので、あの共有スペースの場合は、『すごく困っています』っていうのは伝えました。『次から気をつけられますか?』って言って、次もまた同じだったら、『次こうだったら捨てさせてもらうね』、もしくはお母さんのものにするね』と言って、容赦なく捨てますね。別に教科書だろうが、また買いに行けばいいから、子どもが反省したら。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だってそうじゃないですか。公民館とかで、『いや、これはきっと会社の大切な書類だから、次に来るまでに大切に取っといてあげよう。そして返してあげよう』みたいにはならないじゃないですか。なので、そうなったら捨てますね。で、捨てられた時に子どもは初めて『しまった』と思うんです。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

え、学校の場合は、お家のね、保護者さんがこう買ったものを勝手に捨てたら苦情もんなので、捨てはしません、私は。うちの場合はその落とし物ボックスとかにうわーって入れちゃったりするんですけど、『共有スペースに散らかってるものは全て落とし物です』って言って。優しい子どもたちが『名前書いてあるから先生』とかってなんか届けに来ていたりするんですけど。
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のんちゃん先生
のんちゃん先生

でもそれを何度も何度も繰り返してる場合は、『これは私のものにさせていただきます』って言ってもらっちゃう。で、困るんですよね。困って言いにくるんですよ。『先生、あれ、あの教科書が…』とかって言って。『私のものになりました。残念だねって、私大切に使うね』って。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

『いや、ちょっと…』みたいになった時に、『それ相応のなんか言葉とか態度っていうものがあるんだったら考えようと思いますが、どうですか』って言った時に、『本当にすいませんでした。あの教科書はとても大切、必要なので、次からはこのようにします』ってのが出てきたら、『分かった、それ信じよう』って言って返します。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

また同じことだったら、『1回同じようにやってきたら、こないだも聞きました。その上でなんか工夫できることがあるんだったら提案お願いします』って言って、一緒にどうしたら忘れないかとか、クラスのみんなも一緒に考えるとかっていう風にしますね。共有スペースはそうです。

子どもの空間は「なぜ片付けが必要か」を一緒に考える

のんちゃん先生
のんちゃん先生

で、子どもの自分の場所となっている、自分の部屋とかの問題で言うと、『なぜ片付けっていうものが必要なのか』っていう話はします。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

で、私がよくその親子さんからこう相談を受けて、『うちの子、片付けが本当にひどくてどうしたらいいですか』って言って、三者面談みたいなのを開くことってあったんですよ。

そんなの開くんすね。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

ご希望があればね。『私の言うことは聞かないんで、先生の言うことだったら聞くと思うんでお願いします』みたいな機会ってあって。
で、そこで話すのは、『片付けはなぜ必要なのでしょうか』と。で、『いや、その方が気持ちいいから』とかって子どもから出てきた時に、『そうなの?今気持ち良くないの?』って言ったら、『いや、まあ別に大丈夫っちゃ大丈夫』。『そうなんだ。じゃあ気持ちよくなるからじゃないんじゃない』みたいな話を子どもと一緒にしながら。

1.危険性

のんちゃん先生
のんちゃん先生

私が思うあの片付けの必要性っていうのは、まず1つ目、危険性。
すごくこう、何でもかんでも下に、床に置いといて。だからその子の場合はハサミとかも床に散らかってるってお母さんが言ってたから、『それ踏んだりしたら痛いじゃん、怪我するじゃん』と。『で、転ぶみたいなことも起きやすいと思うんだけど、それはどうなの?』って言ったら、『確かによく転んでいる』と本人がね。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

『で、あなたはいいよ。でもお母さんがあなたの部屋に入ることとか、妹があなたの部屋に入ることとかってあるんだよね。で、そこで怪我した時にどのように責任を取るつもりですか』って。『だから床に置いといて危険だなって思うもの、今思うところで自分の部屋に転がってる危険だなって思うもの言ってみて』って言ったら、まあ出てくる出てくる。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

あの、ハサミとかコンパスとか。『コンパスやだね』みたいな。『本当にこの部屋「危険」って貼られる感じだよ、それって』。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

『え、だから床に置いとくものと、その棚の上に乗せた方がいいものの区別っていうのはついてそうだから、それはちょっとこう念頭において考えられる?』って言ったら、『はい』と。『何かそれで怪我させてしまった時に、今は親が責任を取るかもしれないけど、将来的に言ったら自分の責任、自分で責任を取らなきゃいけない話になると思うよ』って、危険性の話。

2.衛生面

のんちゃん先生
のんちゃん先生

2つ目が、衛生面。
ていうのは、飲みかけのペットボトルとか食べかけのポテトチップスとかをそのままにしていると、お母さんが言ってたので。で、私はYouTubeのあの動画を見せます。腐った食べ物が一体どうなって、どのように虫が湧いて、どのような状態に部屋がなって、それがどれだけこう不衛生か、ていう動画を一緒に見ます。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

『やだ、虫って湧くんだよ』って見た時に、『おえーっ』てなる。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

『それの予備軍みたいなことをしていることと、お母さんは心配しているし、それってあなたの部屋だけにとどまらなかったりする、虫は。で、虫は食べ物がこう簡単に手に入るところに集まるので、あなたの部屋の状況を今聞くと、ゴキブリはあなたの部屋から湧くんじゃないかな。それが家全体に広がったりっていうことを巻き起こしそうなんだけど、どう?それでお母さんが困るって言ってるんだけど』と。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

『で、食べ物はあの床に置かずにちゃんと片付けようと思う?』っていうのは、その動画とかを一緒に見て、なんでそんなに片付けが大切なのかって話を一緒にするってのがすごい大事だなと思ってますね。

3.効率性(物を探す時間の無駄)

のんちゃん先生
のんちゃん先生

で、もう1つが、私も自分がそんなに片付け得意じゃないんで分かるんですけど、いっつも物探すんですよ、片付いてきてないと。『あれがない、これがない』『あれ、私のあれ知らない?』みたいなの、私いっつもやるんですけど、片付いてればその時間って他のことに使える。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だから仕事ができる人っていうのは、なんかこう、いろんなビジネス本とかに書かれてるのは、『仕事ができる人の机は整っている』と。で、机の上っていうのはその人の頭の中をこう表しているので、あの片付けといた方が色々こう、これから大きくなるにつれて自分にとって得なことはたくさんあると思う。

どこまで片付けるかは「個性」、でもルールは必要

のんちゃん先生
のんちゃん先生

で、その上でどのくらい片付いてれば心地よく過ごせるかっていうのは、本当に個性だから。めっちゃ綺麗にこうピシってなってないと気持ちが悪い人も世の中にはいて、で、全然ごちゃっとなってるけど全然平気な天才とかもいるわけですよ。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だからそれは自分のこう選ぶ範囲でやったらいいと思ってて。その違いはきっと、あのお母さんもね、『いろんな人がいるんですよ』っつって、私の部屋の状態をお話ししたりするんですけど、『あの、多分お母さんが私と一緒に過ごしたら、ふざけんなと思うと思います』って。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

さっきもね、言ってましたよね、そう、片付け苦手です。なんかこう、なんかその、したくなってこう本とか広げるじゃないですか。で、次に何かしたくなって絵の具とか広げたらそのまんまです。で、どうなるんでしたっけ。それが共有スペースにこう、あのはみ出た時には、旦那さんがあの、全て私の部屋に、はいはいって置いていきますね。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

なんか自分の仕事をしてるスペースがあるんですけど、そこから色々なもの取れるのが好きなんですよ、私、本も何もかも。だからこの周りがすごいけど、居心地いいんです、それが。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

で、別にあの、ハサミとか床には落ちてません。怪我したくないし。だし、なんか食べ物とかは流しにすぐに持っていくっていうのは、『流しから早く洗いなよ』って言われるんですけど、流しに持っていくってのはする、みたいなのは心得つつ、自分のこうスペースっていうのは私のスペースだから。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だから旦那さんも旦那さんのスペースがあって、その旦那さんレベルの、あの心地よい片付けのレベルがあって。で、共有スペースの使い方は決めてるんですよ、これはやめようとか。で、ここにそのものがあったら全てここにこう、もう全部積んでいくっていうのが決まってて、後のことは知らないと。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だからお家でルール決めたらいいんじゃないですかね。共有スペースのものはこうしよう。部屋は、これは困る、と。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

それでもポテトチップスがずっと落ちてるとか、ずっとハサミが落ちてるとかっていうことになったら、申し訳ないんだけれども、あの、もう禁止するっていうか、その論理的結末ですよね。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

あの、部屋で何か食べるのを禁止せざるを得ない。『ちゃんと片付ける人は食べられるんですよ。でもあなたは食べ物っていうものの最後の処理の仕方っていうのが今のところ責任が取れなそうなので、あなたにおいて言ったら部屋に食べ物関係を持ち込むのを一切やめてください』と。『ちゃんとできるようになってからやろうね』っていう話になったり。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

『ハサミはあなた個人のものは持たせられません、危険なんで。で、ハサミを使う時には「すいません、ハサミをお借りしても良いでしょうか」と言って、ホワイトボードに「3番のハサミ」とかってなんかあったりするんですけど、「ハサミを借ります」みたいな書かないと使えない』みたいな風な不便な方法を取らざるを得ないっていうのは、論理的結末だと思うんですよね。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だから本当に困ることっていうのは、そうやって決めていけばいいけれども、特にすごく綺麗好きなお母さんと、割と無頓着な、あのお子さんていうところは、まあお母さんイライラすると思うけど、閉じましょう。と、お子さんの部屋の扉を。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

あの、隣の人が住んでるようなもんなので。他人と、他人っていうか親子ですけど、他の人と一緒に暮らしていくっていうのは、お隣さんのお部屋まで行って、『ちょっと片付けてもらえませんか』とか言わないじゃないですか。なので、その意識でお子さんのお部屋が見ていて見苦しいのであれば、扉を閉じましょうと。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

そっと。そしてどんなに寝苦しそうであろうと、そのスペースで過ごしてるお子さんの選択を尊重しつつ、『これは困る』とか『これは臭い』とかなんかそういうのは一緒に話し合っていくものが、片付けとの付き合い方なんじゃないかなと思います。

ちなみにその、勝手に片付けるのとかはなし?

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

えっと、話し合いが必要ですよね。あの、勝手に片付けてあげる、綺麗にしてあげるっていうとこで言うと、えっと、ずっとその家政婦し続けたいですかっていうとこだと思います、一生。全然、片付けできない子にはなりますね。片付けてあげちゃってたら、

片付けの能力を下げてる感じ。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

片付けるかどうかの選択もできない子に。片付けというものは勝手に誰かしらがやってくれるものだと思うようになる。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

まあ将来そういう家政婦さんを雇えるようなくらいに稼げばいいんじゃないですかね、その子はね。でも、お母さんずっとその、そのお子さんの片付けし続けますかっていうとこだし、片付けられない人、片付けるかどうかの判断すらできない人を育ててしまうことにはなるかなとは思います。

まとめ

のんちゃん先生
のんちゃん先生

まとめると、うんと、片付けてしなくても生きていけるんですよね。あのほら、ゴミ屋敷とかっていうそのニュースに出たりするじゃないですか。ゴミ屋敷でも人は生きていけるんです。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

私思うに、あの他のね、あの海外とか旅行すると、日本ほど綺麗さにこだわってる国ってなかなかなくてもっとゴミ落ちてるし、もっと路上で幸せに生活してる人はたくさんいるっていうとこで、片付けっていうものがそんなに日々イライラするほどのことなんですか、みたいなところは私にはあったりするんですよね。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

で、共有スペースの使い方っていうのを学ぶって意味で、ご家庭で色々話していくっていうのは必要だけれど、その子がそのすごい汚い場所で生きていけるのであれば、将来何があっても結構生きていけるんですよ、その子って。家が吹き飛ばされたりしても、どんな環境でも生きていけると言えば生きていけるんですよ。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だから私、結構汚くても平気だから、寝袋で山小屋の床に転がって寝れるのも全然寝れるし、とかっていうのは、割と強みだとも思っていて。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だから片付けられないからダメ、というよりは、その子が心地よく、その人に迷惑をかけずに、っていうかその共有スペースっていうのを人と上手く調和しながらやっていきながら生活ができるんであれば、個性の尊重だと思って、お母さんもその子どもの部屋と共有スペースでとか切り離して考えて、付き合っていくのがいいんじゃないかなと思います。
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生徒T
生徒T

ありがとうございます。ちなみにのんちゃん先生、なんか旦那さんのお布団にお酒こぼして怒られたことある…

のんちゃん先生
のんちゃん先生

何その話。え、その話したっけ、私。いや、よくする、よくするじゃないな、するじゃない、よくするじゃないけど、怒られることはよくありますよ。

怒られるのはよくありそうですね。禁止はされないんですか?諦められてる?

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

え、もうなんかちゃんと謝って、『はい、お酒で濡れたお布団は私がこっちで寝ますので、綺麗なお布団ですよ』って言って、『どうもすいません』って言って寝る。大丈夫、それで。

え、そんな話。これ、みか先生は子どもの頃、部屋は片付けられてきたんですか?親に。それとも別にまあいいんじゃない、と。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

あ、めっちゃ怒られてた。ああ、怒られてた。すっごい母親をイライラさせていた、私の部屋は。うーん、ずっと怒られてたけど、全然直んなかった。怒ってもあんま意味がない。ないと思う。だって平気なんだもん、私。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

すっごいね、怒られてた。で、将来本当に心配って言われてたから、初めて一人暮らしした時の最初の2ヶ月くらいがひどかったんじゃないかな。うん、ひどかったですよ。で、虫湧いたんですよ。

あ、わくよね。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

わくって知らなかったんだもん。虫が湧いて、『いや、もう本当だ』って思ってからは、食べ物ちゃんとするようになったし。それこそね、私の経験なんですよね。本当にあの家でこけて大怪我したことあって。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

なんか色んなものが落ちてたから、すごいパカって切って『痛い!』ってなったことがあって。だから、『ああ、床に危険なもんて置かない方がいいんだな』ってその時に思った。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

はい、で、ですよ。で、そのレベルで、必要だし、私が割ともっとひどかったけど今のレベルに落ち着いたのは、ビジネス本読んでからですよ、本当に。『あ、そうか、できる人はこっちなんだ』って思ってから、割と片付けにこうフォーカスが向くように自分がなったら、『片付けようかな』っていう気にはなった。

この記事を書いた人: 梶谷希美

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