【大間違い】トラブルは未然に防ぐな!起こさせろ!【チームづくり】
子どもの「生きる力」を育む!親が手を出さずに見守る教育のコツ
前回の「【こんな時】宿題の内容がわからない!親が確認するべき?いいえ!しないでください!【どうする?】」の記事の続きです。
のんちゃん先生が見てきた、1年生からの生徒の取り組みや、声かけや教え方の工夫の実例をお伝えします。未来学園HOPEで取り組む才能爆発教室では子ども主体のイベント企画で様々な体験をしています。
なんでもできるってどんなことまでできるのか?ぜひ参考にしてみてください。
電話対応が苦手な新社会人から見る「経験不足」
最近、新社会人になった人が電話に出れないっていう話があって、「私、電話出たくないから上司先輩が電話出てください」みたいなことを言ってる新社会人が結構いるらしいんです。なるほど。それはやっぱり子どもの頃から、やっぱ自分で電話をかけたりだとか、ちゃんとあの自分が宿題を忘れてたからその確認するみたいなことを親がやっちゃってるからそうなっちゃってるっていう可能性はあるんですかね。
生徒T
のんちゃん先生
ああ、可能性としてはあると思うっていうのと、こう電話の文化が変わってきたっていうところは多いにあるのかなって今聞いていて思ったんですけど。今私たちのこうスマートフォンとかの電話って、子どもであれば子どもであるほど、多分プライベート空間なんですよ。知ってる人からのみ受ければいい、知ってる人にかけるもので。
のんちゃん先生
昔って、私が子どもの頃とかって、友達に家にかけたらお母さんが出たり、おじいちゃんが出たりしたんですよ。それで「すみません、まるまるちゃんいますか」と言って電話かけてたんですよ。これがこう携帯電話っていうのを個個人で持つようになってから、お母さんに繋がっちゃうこととかっていうのは基本的になくなったわけですよね。
のんちゃん先生
だから、誰が出るか分からないドキドキとか、かかってきて誰が、こう誰からかかってきてるかわかんないみたいなのが、仕事においてだったらあるけど、自分の個人の携帯でなくなったっていう経験不足っていうのはすごいある気がする。あの固定電話っていうのを持たなくなったご家庭がすごく増えて。
のんちゃん先生
なので、なんか前だったこう電話がなったら「はい、出て」みたいな言われて出た。「もしもし、お母さんは今、え、お料理中です」とかって言ってたわけですよね。そういう経験がなくなったっていうのは、なんかそのそこに影響してる感じはします。だからこそ、学校とか習い事とかに、お休みとかこれがわかんなくてみたいな問い合わせの電話をかけるっていうのはすごいいい経験かも。
ああ、なるほど。
生徒T
1年生からできる「電話での問い合わせ」練習
のんちゃん先生
だから、えっと、ちょこちょこあの話しさせていただいている「才能爆発教室」って言って、私が子どもと一緒にイベント開いている教室があるんですけど、そこでは宿の問い合わせとか体験施設への問い合わせは全部子どもたちにあのしてもらうんです。
のんちゃん先生
それで言うと、その電話のマナーを知らない。「そんなのかけたことない。初めてだよ。緊張するよ」ってすごい言うんですけど。「じゃあマナー確認しようね」って言って、「もしもし、これこれこれこれれでお電話させていただきました、〇〇と申します。であの質問があるんですけれども、お時間よろしいでしょうか」っていうような言い方も何度も練習するんです。
のんちゃん先生
「もしもし、食器はありますか」みたいなことするから。「まず名乗りましょう」と。「こういう用事で電話をかけてきたものだっていうのが分かりやすくして、それで、えっと、あの質問をしたいということも、何のために質問したいのかとかっていうのも、あの、言わないといたずら電話だし、不審者だよそれじゃ」って言って練習をして。
のんちゃん先生
で、最後には「ありがとうございました、お時間ありがとうございました」って言って、「お時間ありがとうございました」みたいな練習するんですけど、すごくね、経験が多分昔の子どもに比べてないんだと思うな、電話に対してって思いましたね。
のんちゃん先生
慣れればね、全然ですよ。そういうあの練習してやってみてっていうの慣れていけば、今だと「あの練習するんでちょっと待っててください」って言って、その子どもたちが練習して準備できましたって言って、「じゃあかけるよ」って言ってかけて。で、子どもたちが喋ってっていうのが割ともう1、2分でできるようにその子たちはなってきてるくらいに経験なのかな。
のんちゃん先生
だから、どこか家族で出かける時のなんかこう問い合わせとかするじゃないですか。あれを是非1年生くらい過ぎたらお子さんにあの頼んでもいいと。「で、必要事項こんな感じで聞いてもらえるとすごく助かるんだけど」って言って聞いてもらったらいい気がするな。スピーカーフォンにしたらね、こちらも聞けるわけだし。
のんちゃん先生
そういう経験を積んでいくと、「あ、予約任せたよ」くらいに2年生くらいになったら全部宿の予約は取ってくれるようになるんじゃないかな。
1年生でもできる!親が手を出さずに任せること
2年生からそんなことできるとは正直思えなくて。なんかでも、のんちゃん先生の話を聞いてると、なんかそんなこともできるんやって正直思うんですけど、なんか具体的に他にもこんなことできるよみたいなところってなんか何があるんですか?
生徒T
のんちゃん先生
他に? 何でもできる。何でもできる。なんか危険なこととか、やっぱりこうそれをすると怪我をした時にやっぱり心配だなみたいなこととか、それをすると社会的にとかっていうこと以外は、割とやってみたいと言ったものは任せるようにはしてるかなっていう風に思うと、私のその1年生の教室で言っても、掲示物貼ってんの、子どもたちだったんですよ。
のんちゃん先生
「画鋲は危ない」とかって言いますけどね。「いや、画鋲は気をつけて使えば危なくないような」みたいなところで、使い方っていうのを一緒に確認した上でとかってやっていくうちに、子どもたちってやっぱり「あれやってみたい、これやってみたい、やってみて楽しい、もっとできる」みたいなところが、小さければ小さいほど好奇心旺盛で。
のんちゃん先生
そこを育てていくと、学年、中学生になっても「あれやってみたい、これやってみたい、もっとできる」が続いていくんだと思うんだけど。結構この小さい子たちで見るのが、「あれやってみたい」「うん、それ大丈夫。お母さんがやるから」「うん、大丈夫。今は、お父さんやるからここで座ってみてて」「違う違う違う、お母さんがやるから」みたいなことをやっぱよく見る。
のんちゃん先生
危ないものは危ないでいいんだけど、言った方がいいんだけど、何かとこう転ばぬ先の杖をやってるなっていう感じが、見ていてするので。なのでそうですね、私の1年生のクラスで言えば、例えば朝、時間割を見ます。いつ着替えたらいいのか、体育の授業があった時にとか、プールの授業っていうのがあった時に、いつ着替えたらいいのかっていうのは、子どもたちが考えて。
のんちゃん先生
朝の会の時に誰かしらが手をあげて、「今日の、今日は体育は4時間目なので、2時間目は着替えの時間にしましょう」っていうのは子どもたちが言ってたし。私が考えることではなかった。だって子どもたちには子どもたちの事情があるわけですよ。「ドッジボールの約束をしてるので、1時間目休みに瞬足で着替えてもいいですか」みたいな質問が出て、「瞬足ならいいと思います」みたいなの、子どもたちが決めてた。
のんちゃん先生
給食の配膳とかにしても、私がやっていたのは、注ぎ方とか「危ないからこうだよ」とか、「具を入れてから汁入れないと具が入んないよ」とか、「具は重いものは下に沈んでるよ」みたいなことは言いますけど。だから最初の時、「あ、いいねいいね、そうやってすくうといいね」みたいなの見て。
のんちゃん先生
で、このクラス35人だから、35人に分けられる大体の量で「お手本注ぐね」って言って、お手本注いだのを教卓の上に載せとくんですよ。で、それを見ながら「同じくらいの量で頑張ってね」って言ったら、もう私は丸つけとかしてた。1年生でも。
のんちゃん先生
1年生の先生やっぱりすごく丁寧にあの見てますよね。いいことだと思いますけど、でもできます、1年生。それで最初のうちはこぼしたり蹴っ飛ばしたりするんですよ。で、その時に「おっと、こぼしたね。いい経験だね。どうする?」って言って。「自分たちで拭く、片付ける」みたいのがあったら、もうあのこぼしても呼ばれなくなりますからね。
のんちゃん先生
みたいな感じで、基本的に先生がいなくても、その授業中にやるべきことみたいなやつをどれだけ応用効かせられるかみたいな。高学年になってくるかなとは思うんですけど、私が突然いなくても、号令をかけて勝手に音読を始め、プリントがあったはずとかって言ってプリントを書いて。で、なんかいなかったので計算カードをやりながら待ってましたくらいには1年生でなっていたし。
のんちゃん先生
先生のサプライズで巨大モルモットを作った子たちいましたけど、それも自分たちで話して、あのモルモット作ってましたからね。だから何でも結構本当にあの立派に色々やってくれます、1年生で。
のんちゃん先生
例えばフリースクールだと料理するとかあると思うんですけど、1年生からでも買い出しからお金の計算から支払いから料理から全部できるっていう。できます。ただ足し算を習ってないと、計算はよく分からなかったりはする。から、やっぱりお兄さんお姉さんに助けてもらいながら、習ってない部分とか文字全部書けないとかは、みんなで助け合いながら。
のんちゃん先生
ですけど、電卓の使い方を伝えるし。「そしたらそんなに難しくないんですよ。ここに数字書いたんじゃんって。218で足すって押すでしょ。次の数字入れるでしょ。これが今の値段。やれそう?」って言ったら、「やれる」って言ったら「任せた」ってしてるかな。
のんちゃん先生
なので全然できるし、その子たちでやっぱり多い反応としては「怖い」「やーだ、無理」みたいなやつ。そう言われたら、「おお、じゃあ食べられないけれどもしょうがないね」って。「いいよ、座ってみてて」って言って「やる」って言う。
のんちゃん先生
「そっかそっか、怖いのは分かった。じゃあ怖くないように一緒に横にいてやれそう?」って言ったら「やる」「お、いいねいいね、やってみよう」とかって言って、全然包丁とかも一緒にやる。火をつけるとか「熱い、怖い、痛い」とかって言うんですよ。「大丈夫.全然痛い熱さじゃないね、これはね。やっているうちにどんどん熱さっていうのは大丈夫になっていくもので、最初ここから逃げてしまったら一生あの料理ができないから頑張れ」って言って。
のんちゃん先生
うわあとかって言いながら、もうなんか最後はそしらぬ顔でこうやってやってますね。「大丈夫だったでしょ」って。子どもの初めてのものへの恐怖心っていうのは出て当たり前だし、いいと思うんだけど、それを「あ、そうね、無理ね、ごめんなさいね」ってやってると、ずっと「無理」と言い続けるので。みたいなところで、なんかこう「やれるよ」っていうところを信じて関わってみるっていうのは大事かもしれないですね。
のんちゃん先生
1年生でもできるんだから、5年生6年生になるともう本当に何でもできる。何でもできます。私より全然何でもできる。てなりますね。
子どもが困ったら成長のチャンス
そういうこと、「才能爆発教室」だったらね、先ほどの宿の予約からもうあの企画からお金をもらうところまで全部やってるところ。そうですね、やってます、やってます。
生徒T
のんちゃん先生
で、この経験がやっぱり自分の自信でも何でもっていうか、「自分は自分でなんとかしようと思ったらなんとかなるんだ」みたいなところってすごい大事なとこだと思うので、応援しつつ見ていきたいなと思ってます。
のんちゃん先生
だからこそ、親御さんが、できるところはできるところ、親御さんが子どもができてないなと思うところでも、親御さんが手伝わないっていうのはすごい大事。「忘れちゃったんだ。わかんないよ」って。「知らないよ。自分でなんとかしろ」って言うのではなくて、「あ、そうなんだね。どうする? いろんな方法があるよ。どれができそう?」と。どんどんこう子どもができる範囲っていうのをどんどん渡していくっていうのが大事かなと思います。
のんちゃん先生
まとめると、子どもが困ったら成長のチャンスで。「困った、わかんない」ってなったら、「いいねいいね、すごく成長のチャンスだね。何ができそう? 私だったらこの3つの方法が思い浮かぶかな。どれだったらできそう? できたね、できたね.自分で何とでもできちゃうね」っていう関わりが、何においてもすごく大事だなと思ってます。
のんちゃん先生
で、例えばそれをするとすごく危険なところまで行っちゃうので怖いですっていうような場合だったら、危険なところに行きそうな時にストップをかけて、「待って。これは危険だと私は思う。で、こういうことをするようだと任せられないやってなるよ。どうしたらいいと思う?」って言ったら、子どもから「こうする」ってのが出た。「いいね。じゃあ任せるね」っていう繰り返しをいろんなところでいろんな側面でしていくのが、すごくその子が生き生きと自分で考えて行動するようになるっていうコツなのかなと思います。
ありがとうございます。電話面白いですね。経験がないんだね。経験がなかったら恐怖だよね。誰が出るかわかんない電話。
生徒T
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