【平等ってなんだろう?】「大人ってずるい!」ルールは同じにしたほうがいいの?

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携帯長い時間見ちゃダメだよ。早く寝なさい!など、子供にルールを守らせるときに、

お母さんだっていつも携帯見てるじゃん!や、遅くまで起きてるじゃん。なんで子どもだけだめなの?大人ってずるい!って言われたとき、どう答えたら良いか悩むことはありませんか?

今回は

平等ってなんだろう?大人ってずるい!と言われたときに伝えること

ということについてお伝えします!

子供のルール、大人はやっていいのってずるい!

先生!視聴者さんからの質問です!大人って、ずるい。って言われるんですけど、大人も、子どもと同じようにルールを作った方がいいですか?っていう質問です。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

あー、それ学校の先生してたとき本当によく言われましたね。

うんうん、たとえば?

生徒T
生徒T

大人も子供のルールに合わせた方が良い?

みかん先生
みかん先生

たとえば、子どもにはお菓子学校に持ってきちゃいけないっていうのに職員室のゴミ箱にお菓子のゴミあります!とか。なんで先生はコーヒー飲んで良くて僕たちは水じゃないといけないんですか?とか。あと、何で子どもは体操着着るのに先生たちは体操着着ないんですか?とか。めっちゃ言われた(笑)

ははは(笑)コーヒー飲んでもいいよって言いたくなるけど。ブラック限定でとか(笑)

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

まあね、水筒の中身って水かお茶かみたいに言われてるからね。言われましたけど、だからそれぜんぜん違う話だよって思いました。

というと?

生徒T
生徒T

大人と子供で全然違う話です!

みかん先生
みかん先生

先生体操着着る必要ない(笑)私先生なりたての頃って、”そっか、そうだよね、不平等って思っちゃうよね。”って思ってなるべく合わせようとしてた時期ってあるんですよ。だから私も水道水だけ飲もうって思って合わせてみたり、子供たちが半袖短パン何だったら私も半袖短パンなのかなぁって思って頑張ってた時期ってあるんですけど、やってみて大体さ、子どもと体温違うんですよ。大人って。

ああ、なるほど。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

彼ら本当に半袖短パンで元気で走れるんですよ。大人ですよこっち。さみい。っていう。なんかもう、それで本当に具合悪くなるくらいの感じで。や、子供のルールに合わせるって本当にそうかな?って思ったし、

みかん先生
みかん先生

大体その子どもは学校の生徒とか、児童として参加してるわけだけど、先生ってそういう時期はあってもう大人になって教員採用試験っていうのに受かって、先生として学校にきてるわけじゃないですか。じゃあ一緒にしろっていうんだったら、キミらものこって7時か8時まで仕事したら?っていう話になる。なりますよね?授業準備したら?っていう。

うんうん

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

え、こっちはやらなきゃいけないこと全然一緒じゃないのに、なんでお菓子のとことか、体操着のところだけ合わせるんだ?って思うと全然違う話だなって思ったんですよ。

うんうん

生徒T
生徒T

平等ってなに?大人は責任を負っている

みかん先生
みかん先生

だから、大人だけずるっ!みたいなやつ?ってそれだけの責任を大人は追ってるぞ?っていうところを抜きに考えると、大人ばっかずるっみたいな話になるけれど、ちょっとそれって言い出したらキリがないし、全然違う話だよな。って思ったのが教員になって3~4年経った頃ですね。

みかん先生
みかん先生

だから、そういうこと言うんだったらじゃあ先生と同じことやったら?って言い返してました。『なんで先生お菓子食べちゃいけないんすか?僕たちは食べれないのに』って言ったら、

みかん先生
みかん先生

「いやそれルールで決まっているし、そんなにずるいっていうんだったら、じゃあ私は7時に来て、授業準備をして、授業して、でそのあと丸付けとかもして、今日は8時頃に帰る予定なんですけど、同じようにやってもらえるんだったら、考えます。じゃあ私1時間目の授業やるから2時間目やって?」って。

そしたら?

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

「そしたら平等なんじゃないの?」って言ったら、そしたら「それはちょっと。」って(笑)

そりゃそうなるよね(笑)

生徒T
生徒T

自分で責任が取れるかどうか?

みかん先生
みかん先生

そんなおかしくない?っていう立場が違うわけだから。って思いますね。だから、たとえば自分たちは子どもはお小遣いが決まっているのに、どうして修学旅行先生たちはそんなにお金持ってきてるんですか?って話とかも言われたことあるんですけど、

みかん先生
みかん先生

子どもによく言っていたのは、大人になったら、その2,000円ってどっからきた?っていう話なわけです。「自分で稼いで、自分のお金ですって言う人は、自分のお金なんでいくら持ってきてもいいんじゃないですか?って交渉は、ちゃんとして?それは、交渉するに値することだと思う。

みかん先生
みかん先生

でも、その2,000円っていうのは、おうちの方からもらってます。っていう人に関して言ったら、その2,000円っていうのにどういう意味があるかっていうと、修学旅行先で、ある程度のお土産とか、ある程度の必要なものを買うのには、大体2千円くらいだよねっていう目安を多分昔の先生とか色んな人が考えて大体2千円ねってなってるから、大体の学校がみんな2000円って言っている基準くらい持ってきたらいいんじゃないの?」っていうところであって、

みかん先生
みかん先生

それ以上たとえば10万円とか持ってきて、何買うの?っていう。お土産とかの場所にいって10万円も?それ本当に必要ですか?とか。じゃそれが盗まれたときに責任とれますか?みたいな話になってくるから、基準が設けられてる。

みかん先生
みかん先生

じゃ10万円持ってきましたって10万円なくなりましたと。10万円を無駄に使いましたとか。盗まれました。みたいな時に、自分で責任が取れるんだったらいいと思うよ。って言って、先生たちでいえば先生たちがじゃ5万円持ってきてますと。5万円なくなりました。っていったら全部自分で責任とるんで。

みかん先生
みかん先生

しょうがないなぁっていってね。5万円なくなっちゃった。そう自分でじゃあちょっと今月の食費はちょっと削るか。とか。貯金からおろすか。とかやるわけですよ。で、それって自分で稼いでるお金で、自分で管理してるお金でなくなっちゃったら自分で責任を取る話だけれども、

みかん先生
みかん先生

みんなともらってるお金の2千円っていうところが、お父さんお母さんからもらっているものなんであればそれは、あなたたちのもっているお金と先生たちが持っているお金の種類が全然違うものだ。だからその責任がとれないものに対してなんか言うのは違う。

みかん先生
みかん先生

だから生徒として学校にいます。っていうことであれば、お菓子もってき放題に子供たちがなるのは、まあアメリカとかはお菓子ありだから、日本の体制が代われば変わる話なんだとは思うけど、そのおかしだれが買ってんの?っていう話になってくる。先生たちのお菓子は先生たちがお金出し合って、学年で月1000円ですねとかって決めて、自分たちで払ってやってるわけです。

みかん先生
みかん先生

先生が教室でバリバリ食べてたら問題ですよ。それは、子供に禁止してお菓子食べたいなっていう子供たちに、お菓子ダメですよって言って、わざわざ見えるように先生が授業中とかにバリバリキットカットとかを食べてたら、そりゃあなんか、拷問じゃないですか。もう食べたくなりますよね?って。なにを宣伝してるんですか先生。っていう、不平等感って言うのがうまれて、そこに対する文句が出るのはわかるけど、

うんうん、生徒からしたら。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

あなたたちが、終わって帰った後の仕事をする時間に先生がなにを食べようと、どういう問題でもなくない?だって帰ったらお菓子食べてるんでしょう?

みかん先生
みかん先生

じゃあなに?遅くまで仕事をしている先生にお菓子を禁止するっていうのはそれはなんの権利があってするの?先生は学校の滞在時間も違う、やってることも違う。それを自分のお金でやってることに対して、あなたたちがどうこういう権利は私はないと思うよ。って言ったら黙りました・・

みかん先生
みかん先生

ああって言って。だから、大人ってずるくない?って話で言えば、なんでお父さんは毎晩アイスクリームを食べてるのにお僕は食べれないの?っていうことがあったとしたら、じゃあ自分の小遣いでアイスクリームだけを買えばいいんじゃないの?って話で。

みかん先生
みかん先生

まだ自分が稼げるとか、稼いで、自分で責任を取るっていう段階にない場合っていうのは、大人ずるくない?っていうんだったらじゃ働けば?っていう話でいんじゃないかな?って思います。

まとめると、

平等ってなんなんだろう?先生してるときに、なんで子どものために大人がそんなに頑張んなきゃいけないんだろう?って思っていました。

大人って日々いろんな責任を追って、仕事してたり、その家族が暮らしていけるだけのお金を稼いで何かしてたりするわけじゃないですか。その責任を追っている分、大人って自由をもうちょっと主張して良くて、

その大人に守られている段階の子どもでも、別にYoutuberでめっちゃ稼いでて全部自分のお金でやってますって言う場合は本当に大人と一緒で良いと思うんですけど、そうじゃなくて養ってもらっている状態って言う場合、やっぱり自由ってある程度制限されるものだと思うんですよ。だってこっちのお金でやってるんだから、そっちはアイスクリームは1日1個っていったら1個なんですよ。それ以上欲しいんだったら自分で働いて自分で買えば?っていう物だと思うので。

『大人ってずるい!』って出たときに、「じゃあ同じようにしてみれば?同じように稼げるんだったらやってみればって言っていいんじゃないかなぁ。」って。「それができる大人って楽しいよね。」って。自分で人から感謝されてお金をいただくっていう風に将来自分でなったときに、アイスクリーム毎日10個でも100個でも食べたらいいんですよ。それは、自分でお金をいただくってなったときにできることだから。

早く大人になりたいな。って早く自分が人に役立てる存在になりたいなってなったら、それはとっても良いことだと思うから、いまはこちらの決めたことに対して従ってもらう必要がある。それは、今の自分で負ってる責任が少ない分はそうなるよ。っていうのはこの立場として。

だってあんまりやってない人は責任を負ってない人の自由はあんまりないっていうのは、ずっと社会ってそうじゃないですか。社長と従業員の自由の幅が違うこともそうだし。っていうのは社会のしくみとして子供には堂々と伝えていっていいものなんじゃないかなって思います。


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この記事を書いた人:未来学園HOPE 事務局

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