あなたがあなた自身を生きよう。子どもと関わる大人の課題【後編】

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今回は、子どもに関わる大人の課題はどうすれば良いのかについて
のんちゃん(みかん先生・梶谷希美)にインタビューした内容をまとめています✨


【自分自身が見せることでまわりは変わっていく】

私が関わったことで、もうひとつ驚いたこと。

それは、私の子どもへの関わりを見た、まわりの大人たちが変化していったことです。

その方たちは、元々子どもたちに善意で関わっているような良い方でしたし、私が関わる前から、たくさんの教育本などで学ばれていたと思います。

ただ、知識がたくさんあって、それをやっているつもりでもなかなかうまくいかない。

そんなことが起こっていました。

そんな中、私があなたたちを変えます!って関わったわけではなく、

私が子どもたちに関わり、今まで難しいと思われていた子どもが変わった姿を見て

本当に変わるんだ。こんな風に向き合うんだ。と、自ら変わっていきました。

無理に変えようとしなくても、

自分を生きる第三者が関わりを見せることですごく伝わりやすくなるということ。

自分が少しできたり知識がついてきた時って、同時に、

まわりの出来ていない人を批判してしまうといったことが起こります。

私も先生時代にクラスがうまくいき始めたときは、まわりの先生を批判した時期もありました。

でも、そうしていてもまわりは変わらない。

批判ではなく、自分自身が自分らしく生きて、その関わりを見せることで、

自然とまわりは変わっていくのだと思います。ㅤ

ひとりで子育てさせないために、教育に関わる第三者ができること

前半にお伝えした「教えてあげなきゃ」「助けてあげなきゃ」って、

親御さんは特に思うことが多いと思います。

でも親であれば誰もが子どもの心配や不安があるのは当然です。

私は親御さんに関わることがあるとき、何にも間違ってることなんかないと思っていて

「すごい素敵な子ですよ。
こんないいところがあって、こういう時にこうしました。
これはなかなかできることではありません。
もう生きる力が充分に備わっていて、まずその子がそのままで素晴らしいです。」

っていうことを伝えたときに、

号泣されたり、あ、私大丈夫なんですね?
って、
すごい楽になったという親御さんたちがいます。

色んな子たちに関わってきた経験があるっていう立場の人間からそれを言われるということもありますが、親御さんはやっぱり不安なんです。

不安だし、大丈夫かなとか。

本当自分がもっとこうしていたらって、ずっとご自身を責め続けてる。

私は親御さんには、
一番はそのお子さんのことを愛してるっていう愛情とその言葉をきちんと伝えることっていうのは根本でありますが

ああじゃなきゃいけない、こうじゃなきゃいけないって

ご自身攻め続けるのやめてくださいって言うのをずっと続けて伝えています。

批判の話がありましたが、子どもをもっと良くしたいですと知識を持って外側から関わってくる大人が、親御さんを追い詰めて苦しめてるようなことが起こってしまうときもあって。

そう批判するのではなくて、

だから私みたいなのがいるんです。大丈夫です。って、横で言うことで、
親後さんが楽に手放せることがあったりするために
外側から関わる大人がいると思っています。

いろんな子どもと関わっている立場としてできること

いろんな子どもと関わっている立場としてできることっていうのは、

やっぱり親御さんが楽になる、
そんなに自分ひとりで抱えてなくても大丈夫なんだ。
そんなに気にしなくてもなんとでもなる。

というところが伝えられたらいい。

そのぐらいあなたも子どもさんも素敵です。と。

子育てって孤独だし、自分の分身だと思うような大切な存在を
自分の責任においてどうしようって悩み続けたり、時間を割き続けたりする関わりだから辛い。

辛いのに今、その横のコミュニティっていうのがあんまりないまま、それぞれで苦しんでいるような状態で。

じゃあ学校の先生に関わってもらうにも先生もいっぱいいっぱいで。それどころじゃなかったり、信用ができなかったりという状態にある。

なので、自分らしくやりたいことで生きている大人が教育にかかわって、いろんな伝え方で、子どもと関わること。

やっぱりそういった、

お互い助け合ってこう支え合って、楽しくやっていきましょうよ。

って、今はもうご近所さんじゃなくて、

オンラインで、宮古島ツアーとか、HOPEの活動とかで繋がる。

こういう繋がりが、子育てっていうものをよりやりやすくしたり豊かにして行くのかなって思いました。

そういうことを、いま未来学園HOPEで関わっている方たちや新しくお話した方の中で、やろうとしていることや大事にしていることが共感できる、同じメッセージを伝えられる人っていうのが周りに集まってきているっていうのも感じるので、一緒に広めて行けたらいいなって思います。

自分自身を癒せる、自分を生きられる事が一番だけど、

親は当然心配もして、それをひとりで子育てさせないように自分を生きる第三者が関わることが大事だし、

私自身は、子どもとの関わりを見せることで伝えていく役割で、それを見た人にもその関わりが広がっていくこと。

そして教育を良くしたい・関わりたい大人が集う未来学園HOPEが横の関わりとしてあって、
子どもたちの拠り所でもあり、子育てっていうものを、よりよりやりやすくしたり豊かにして行く場所にしていくのかなと思いました。

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今回のお話を聞いて、

私はこの考え方は、教育に関する知識を学ぶ上で、また教育や子育てに関わる中で、いつも心に止めておきたいことだなと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました☺


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この記事を書いた人:未来学園HOPE 事務局

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