保護者のお悩みとして多いのが「勉強をしない」というお悩みです。
「子どもが勉強嫌いで困っている」
「勉強しなさいと言っても聞かない」「宿題をやらない」
「勉強しない子供、ほっておいていいのかな?」
今回は、
「担当クラスが他のクラスの平均点より15点ほど高くなっちゃう!」
「今まで宿題しなかった子がし始める!」
など、保護者の方から
「先生、うちの子になにしたんですか?!」
と聞かれていたみかん先生が
勉強をしない子供への親や先生の効果絶大な関わり方についてお話します!
子どもに勉強してほしい!その前に、あなた自身は勉強を楽しんでいますか?
視聴者参加の質問なんですけれども、子供が全然勉強してくれないんです。どうやったら子供が勉強してくれるようになりますかっていう質問が来ています。
うん。たくさんの方が悩まれる問題ですよね
めっちゃいろんな人から聞かれますよね、
えー超聞かれます。どうしたら勉強するようになりますかって。
何て答えてるんですか?
ご自身が勉強。楽しんでますか?ってかな。
あ。耳が痛い(笑)
将来に生きる勉強=学校の宿題をやることではない
勉強って何か?っていう捉え方が、学校の勉強っていう、何か学校の宿題をやることが勉強だとか、何か学校で習ったことの復習とか言うしをするのが勉強であってそうじゃないものは勉強じゃないって捉えてるんだとすると、それってあんまり将来に生きない。
勉強って、自分が知らないことに出会うことを言うし、自分がこれがしたいって思ったときにそれはどうやったらできるんだろうって言って自分で調べてみるとか人から聞いてみるとか、こうすればいいんだっていうそこが繋がったり、知らなかった世界が広がったりみたいなものを勉強と捉えて関わった方がいいと思うし、
そういう日々新たな発見とか自分がやりたいことのために自分が学ぶっていうことを親御さんが楽しそうにされてる場合、子供って大人がして楽しそうそんなことは真似したくなるので、勉強するようになると思うし、勉強しろよって関わるっていうよりは勉強するってこんなに楽しいことだよっていう人としてそばにいることがすごい大事だと思います。
そういうスタンスで関わったことみかん先生のクラスの平均点がすごい高かったって聞いたんですけど、実際にはどんな感じだったんですか?
実際他のクラスより15点ぐらい平均点が高いことが多かったですね、
15点。1教科?
何かのテストで平均点出すんですけど、平均点出して、どのくらいまでをAにしようかみたいなのを言ったりするんですよ。あの通知表を付けるときにね。その時にそこで切るとうちのクラスほぼほぼAになっちゃうんですけどいいですか?ってよく聞いてました。
すごいですね。
自分自身が勉強を楽しむ!先生の場合の関わり方
ていうのは、まず私がスッゴイ楽しむようにしてました。授業を。
国語だったら物語文とか出てくるわけじゃないですか。説明文とか。あれをこんなに素晴らしい文章に出会った喜びっていうのをどれだけ自分が出せるかっていうのが大事だと思っていたし、いい文章に出会うっていいよねっていうのを一緒にどう味わえるか。を大事にしてた。
だから授業時、その授業力を磨くこととか楽しい授業することっていうのは先生側ができることなのかなって、その授業を受けることで算数面白いなと思ったり、理科で新しいもの知る実験してみるとかって楽しいなって思うことができたら、それってもっと知りたいに繋がったり、もうちょっと自分で調べてみようかなに繋がったりするなって思っていたのが一つ。
うん。
やっぱ子供たちの授業の参加の仕方っていうのがみるみる変わっていくし、たくさんの手が上がるようになるし、実験の続きだ!次楽しみだね。みたいな子、会話が子供たちから聞こえてくるようになるっていうように、先生としては関わることがすごい大事だなと思っていたし、
子どもの学びの幅を広げる、自主学習ノート
あとは自主学習っていう仕組みを結構いろんな学年でやってたんですけど、自主学習ノートっていうその宿題以外の自分で作ったノートは、私は何やってもいいって言ったんですよ。
うん。
何やっても学びだから、別に算数やんなきゃいけないとかテスト前は予習しなきゃいけないとかじゃなくて、物語書いてもいいし、先生の悪口書いてもいいし、何でもいいよ。って言ってたから本当に子供たちはクリエイティブにいろんなことをその自主学習ノートで調べて自分で新たな発見をして、そこで気づいたこととかっていうのを書いてっていう、学びの幅を広げる。っていうのもやっていたかなとは思いますね。
自主学習ノートで面白かった、先生のダメ出し(笑)
ちなみに、面白かったやつとか覚えてます?自習学習ノートで。
先生へのダメ出し。ってすごい面白かった(笑)
それww
1日の私の行動を見ていて、ここが駄目だと思いますよっていうのを駄目出してくれるのがあったんですけど、超面白かった(笑)
めちゃめちゃ見られてる。そこでは何が書いてあるんですか?
例えばですよ、「静かにした方がいいと言った先生、次の授業で一番うるさいのはあなたですけど」何次の授業なんか面白いやつだったんですよ。とか、
「給食いっぱい食べると大きくなるしいいよねと言いながら何気に先生の分は少なめでいいよって言っている先生は、実は体型を気にしてる」みたいなのを書いてくれるんですよ。それに対してコメントするんですけど、うるさいな(笑)とかコメントするんだけど、これも何か観察力としては素晴らしい学びですよね
うん。
なんか、結局それ私が面白がって読んでたし。そのやりとりをしているのを前の子たちが見てて、楽しみにするようになったんですよ。次なにを書くのかを楽しみにするようになって、学級新聞に掲載されるようになりましたね。その子の記事が。
面白そう
割とおとなしめの子だったけど、そのセンスがなかなか面白くてシュールでその記事を書くようになったら文章力すごい上がった!国語の作文を書く力みたいなのがすごく伸びた1年だった!って親御さんとも話したんですけど、それは多分ダメ出しが面白いから始まって、そういう力も伸びてたりとか、そういうのも全部OKにしてたから、
うん、うん。
それもね、すごく生きた学びですよね。その前にいる人への駄目出しっていうのをいかに面白く書けるかみたいな。そういうのも勉強として、私はカウントしてましたね。
何と何がきっかけになるかわかんないっすね。
うん。そうそうそうそうそう。
大人も一緒に学びを楽しむには?
私自身学校の勉強大嫌いだったんですよ。
そうなんだ
頑張ってましたけど、小学校時代、みんなが100点取れるか否かで頑張っていたところもあって、楽しいとは思ってなくていつも小学校のときすぐ覚えてるのが、「あと何分」「給食まであと1時間と10分」みたいに考えながら、「あと何分したら家に帰れる」みたいなのを思ってたし、
うん。
あんまり学校の勉強自体は好きじゃなかったんですけど、先生になって本当に勉強って楽しいなと思うようになったんですよね。もっといい授業をしたいとかもっと友達にこんなことを伝えたいって。跳び箱みんな飛べるようにならせたいと思ったときに跳び箱の飛び方とかが調べるわけですよYouTubeとか見て、何か体操選手が解説してるのとか聞いたりして、真似してやってみたりしたときに飛べる子が増えたっていう瞬間にやった!って思うわけじゃないですか。何かそういう、それで学ぶって楽しいなって思わせてくれたのは本当に小学校の先生っていう職業で、もう何かわからないこととか何かうまくいかないことが出てきたらとにかく学べばいいんだ!って思ってたからすごいたくさん本も読んだし、たくさんいろんなセミナーにも通ったし、いろんな人から聞いたりいろんな授業見に行ったりっていう中で、自分の血肉になっていくっていう。それが誰かの笑顔をに変わっていくみたいなのが学びだというのに気づいてからは私自身がすごい日々学んでいるから、子供たちによく言われていたのは、先生言ってること毎日コロコロ変わるんですけど。っていうのは言われていて。っていうのは、あの日々日々読んでる本違うので、
うん。うん。
君主は日に3点.すってよく言ってたんです子供たちの学ぶで偉い人っていうのはね、1日に3回言うことが変わるんだと、先生はそれなんで、またかと思ってくださいって言ってて、だからこういうのを実施してみようとかって言ってみんなでこう計画を立てたりするんですけど、こういう罰ゲームみたいな。1回罰ゲームみたいなのやろうって決まって、私もそうかと思って、それ決めた後にその日読んだんですよ。×ゲームが教育に及ぼす害っていうか、
その何か罰を与えられることが教育に及ぼす害っていうのを読んで、次にやっぱり罰ゲームは先生やめたいです。理由はこの本ですって、なんかちょっと気になったから読んでみたらね、そしたら罰ゲームをね、与えられたことがねこんなにね酷い目にあうっていうのがねこんなに書いてあるから、やっぱりやめますって言って笑われたりしてた。ぐらいに、その学んだ新しいことが見えてきて、それによってまた新しい発見をして、じゃあどうしようかっていうのを考えるっていうのを日々自分の背中じゃないけど、自分としても見せていったから。だから子供たちからも何かわかんないねとかどうしようかこれ私もちょっと判断つかないなって私が言うと、図書館行って、図書室行って、何かそれっぽい本あるか見てきたらいいんじゃないすか。みたいな話になってそうだねって言って子供たちが探しに行ってくれたりみたいなこともプラスで起こるようになってたのは、大人も一緒に学びを楽しんでたからなんじゃないかなと思うんですね。
今まで宿題をやらなかった子が急に!一緒に学びを楽しむこと
なるほどね。なんかこう、親御さんからどういう魔法を使ったんですかって言われるようなこともあるって聞いたんすけど、
うん。言われてましたよくうちの子宿題するように、あの突然先生の話になった宿題するようになったんですけど、なにしたんですかとか自主学習なんか今まで、やったこともない、なかったのにやるようになったんですけど何したんですかみたいなことは言われてましたね。
うん。うん、実際何したんですか?
勉強楽しい!につながる、自分できるじゃん!
いやもうとにかく一緒に学びを楽しんでた。ことと、あとテストの点は取りやすいように仕組んでました。
ほう。
記憶の仕組みっていうのがあるんです人は、感覚記憶から長期記憶に入れるためには反復なんです反復で大事なことをつぶやく人が周りにいると勝手に覚える。
うん。
だからテストで出るこういう言葉っていうのが、反復して授業の最初にテンポ良く、みんなで唱えるようになってたり、みたいので、テストの点は上がるように仕組んでたところはありました。そうすると上がると楽しいんですよね。
確かに、
宿題を自己責任でやることのメリットを伝えることも大事
何か点数取れた何かを自分できんじゃん、楽しい。みたいな。うん。授業自体も楽しくできてっていう自信をつけるためのスモールステップみたいなのを、自分の中でいろんな教科で組むように工夫していたっていうところと、あとは宿題を、自己責任でやることのメリットも伝えていたし。これ他の動画で多分喋ったと思うんですけど、やることのメリットも伝えていたしやらないと困るのは本人達だったのでっていう仕組みを作っていたので、子どもたち自身に宿題っていうのは先生のためにやるものでもないし、あのお母さんがやれと言うからやるものでもないって自分のためにあるものですっていうのもお話していて、やらなかった場合っていうのはその結果を自分で受け止めるようになってたので、やらざるを得なかったっていうところも、子供たちの中にあったんじゃないかなと思います。
子供が勉強してよかった。役立った。って思える場を作ることが役目
なるほどね。さっきみかん先生が言っててすごい印象的だったのは、先生の役割って、子供が自分で勉強することだよねみたいなことを言ってたのがすごい印象的だったんですけど。
そうですね、勉強って、やらせても、やれって言わなくなったらやらなくなるものだと、将来には生きないですよね。
うんうん
やれっていう口うるさい大人がいるときにだけやる嫌なものっていう、位置づけになってしまいがちで、勉強嫌いっていうのを、なんか学校っていっぱい作っちゃってんじゃないかなと私は思ってるんですけど、勉強したいと思うためには、子供が自ら勉強したいと思って勉強してよかったって思って勉強したことが役立ったって思ってっていうそういう場を作るのが先生の役割かなって。とか親御さんが役割だったりするのかなと思います。
親は一緒に驚いたり感想を言ったり楽しめばいい
何か1個ちょっと聞きたいことがあったのは、じゃめっちゃ勉強してこなかったこととか自分が楽しいなと思ってこなくて、これまでやらなかった子がやり始めたときに、みかん先生はどういう声をかけるのかなっていうちょっと気になった。どういう声かけると、その子が勉強し続けるのかなっていうところを。特に声かけてないのかもしれないけど。
何か勉強した子って見せに行きますよね、見てみてこれやったよって、もしくは自主学習の後なんか私は見る立場にいるから見るわけだけど、ていうときに一緒に喜んで楽しんでただけです。本当に。
なるほど、
これについて調べたよって言ってきたら、それってどういうこと?って知らないって言って教えてもらうとか、うん、すごって言って一緒に驚くとか、うん。ですね。いかにしたらこいつ続けるからとか思ったことがあんまりないですうん。
なるほど、
それってすごい発見だねって一緒に感動する。
ちなみに私はここに疑問を持ったんだけどって言ったら、えーわかんないからそれ調べてみるわってなったりする。わけで、よっしゃやってきたから、これを続けさせるためにはなんて声をかけたら続けてくれるんだみたいなふうに思って声掛けたら多分続かないような気がします
確かに。親御さんとしてはそういう子、お子さんが勉強した。もしくはこういう自主学習したときに一緒に驚いたりとか、一緒にそれについて感想を言ったりするっていうことを素直に楽しむってことがいいのかなと思って聞いてたんですけど。
うんと思いますよと思うし続けて欲しかったら自分が勉強を続ければ、いいと思います。親が。
うん、
親だって先生だって勉強が続かないときもある。自分自身が学んで前に進む姿勢を!
親御さんがとか先生が。続かないときもあるじゃないですか。私は勉強はずっとは続きませんよ、全部やりたくもないしお酒も飲みたくなるし、続かないわけじゃないですか。うん。それは子供にもある話で、それを横にいて、またお酒飲んでるの!!勉強続けてると思って期待したのに”とかって言われたらいい余計やる気なくしますよね。うるさいなと思って。なんだろお酒やってたのにお酒飲むの何が悪いんだよってですか。そしたら隠れて飲むとかなるわけじゃないですか。
確かに
だったらそれ何もいいことないから、まあ勉強するときもあればしないときもあって、でもなんか壁にぶつかったりして、うんどうしたらいいかわかんない。みたいなふうになってるときに、読んでみたら何か参考になるのってたよ、でもいいし、私なりに調べてみたんだけどこんな感じかもよみたいなんでもいいしその学んで前に進むっていう姿勢を見せる方が多分、いかに続けさせるかみたいなのよりも大事な気がします。
まとめると、
なんで勉強しないんだろうって思ったらまず、私がやってたのは自分の胸に聞いてみる。今自分勉強してますか?と、自分勉強楽しいと思ってやってますか?って。
一番側にいる大人が勉強したくないな面倒くさいなって思っている横で勉強しろって言われても、それは楽しくなさそうに映れば、やる気にはならないものだから、まず自分が勉強を楽しむって一緒に楽しむように巻き込むすごくいいなと思うんですけど、
横で子供がね宿題やってるときとか、私は横で宿題やってる子がいたら私も横で勉強するようにしていました。
何か新しいことが知れたのって楽しいねとか、普段の生活の中で、これ、これに活かせるねみたいなところとかっていう、それですごく助かったよとかっていうところっていうのを一緒に感じながら、共に共に学びましょうよ。っていう立場として、
そばにいることっていうのが勉強しなさいっていう言葉を言うよりも、多分何倍も効果があるところだし、学び続けることって悪いこと何もないので、もうまず大人から学んでいきましょう!楽しみましょう!っていうところなんじゃないかなと思います。
Youtube「おしえてみかん先生!」
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大好きなレモンサワーを片手に教育や子育てに関するさまざまな質問にお答え🍊
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