【不安】暴力的な子どものお友だちと縁を切らせたい

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暴力的な子と遊んでほしくない。仲良くしてほしくない。
悪口ばかり言っているお友達と遊んでほしくない。
我が子に悪影響があるかも。。

と悩んでいらっしゃる親御さんは多いのではないでしょうか。

今回は、

暴力的な子どものお友達がいたときに、どう対処したら良いか?

どのように子どもへ伝えるか、具体的な問いかけや対応方法をお伝えします!

先生。質問が来てます。「ある子と遊ぶと、いつも怪我して帰ってくるんですけど、みかん先生なら、こういう時、どうされますか」という質問です。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

どうもしません。

先生。質問が来てます。「ある子と遊ぶと、いつも怪我して帰ってくるんですけど、みかん先生なら、こういう時、どうされますか」という質問です。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

どうもしません。

みかん先生
みかん先生

「どうして怪我したの?大丈夫?」って訊いて「大丈夫」と答えたら「そう」だけ。

怪我して帰ってくるじゃないですか。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

そう、「大丈夫」と言っているのならね。「痛い」と言ったら、怪我の対処をして「誰かに殴られた?」とかっていうことで、いつも、その同じ子に「殴られた」と言っているのであれば「それで、どうしたいと思う?痛いね」と。「また明日も遊ぶ」と言ったら「そうか、行ってらっしゃい」です。

「特定の子と、遊んでほしくないな」みたいな、そういったことを、聞きたいのかなと思うんですけど。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

遊んでほしくない人は、私はいないので。ただ、その相談は本当によく受けますね。「あの子と遊ぶと、変なトラブルに巻き込まれる。友達同士の喧嘩に巻き込まれる」とか「あざがあるから」とか「あの子と遊ぶと、うちの子まで、メンタルダウンする、落ち込むから、あんまり遊んでほしくないんですよね」っていう相談は、いつも受ける。

みかん先生
みかん先生

ですけど、そこでいつも言うのは「お子さんは、何て言っているんですか?お子さんは、その子と遊ぶのは、嫌だと言っていますか?また遊びたいと言っていますか?」と言って、遊びたいから遊んでいる場合がとても多くて。

みかん先生
みかん先生

その場合は、怪我の事とかっていうのは、何をして怪我をしたのかというのは聞いて、例えば入ってはいけない工事現場に行って、今とかはあまり入れないけど「入ってはいけない工事現場で、よじ登って遊んでた」みたいな話を聞いたら「それはいけないよ」と言って、理由を伝えるし

みかん先生
みかん先生

「何をしてどうなって怪我したの?」というのを聞いて、それがあまりに危険だっていう場合は、その子と遊ぶかどうかの話ではなくて、そういう所に行っては駄目なんだという話は、すると思いますよ。

例えばその子が、そういう危険な場所にばかり、行こうとするとかっていう場合は?

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

「『行くのをやめよう』って言えませんか」って。危険な場所に「その子が行こうと言うんだもん」と言ったら、私は子供によく言っていたのは「あなたはスネ夫さんですか」って言っていた。

どういうことですか?

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

「じゃジャイアンが行くって言ったら、行くの?」と。「誰かが行くと言ったら、行くの?」と。「それはどこにだって、あなたは行くのね。じゃあ、お母さんがどこに行くと言っても、行ってくれる?何か、おかしくない?それは、あなたはどう思っているの?」と。

みかん先生
みかん先生

で「お母さんに何と言われようと、僕はその子が行くっつったら、行くんだ」と言うんだったら、私は、あまりに危険な場所なんだったらね、「1回お母さんとその子を、お話をさせてください」と。「伝えたいことがあるから」って。

みかん先生
みかん先生

でも、それだけ慕っているお友達がいるっていうのは、素晴らしいことだと思うけど、危険さというのは、分かってほしいというのは、すごい伝えたいと思う。危険さをその子にも、伝えてみます。それでも行く場合は、何しても行くから。あまりに危険な場所だったら、ストーキングを、たぶんすると思いますけど。

よくやるやつですね。透明人間ね。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

ああ、そうそうそう。そこ危ないというのは、どうやって入っていくのか、たぶん1回つけてみてみるかなと思うんですけど、本当に命の危険とか、大変社会の皆さんに迷惑とか、そういう場合はそうだけど、

みかん先生
みかん先生

そうじゃない場合っていうのは、子供が遊びたいと思って遊んでいるわけだから、やっぱりそこに楽しさとか魅力があってやっているわけで、それは一番尊重したいところかなって。

みかん先生
みかん先生

いろんな人と付き合って、いろんな目に遭うっていうのは、すごい良いことなので、その子が心配というのは、大人の価値観とか、自分の価値観であって、全く違う人間の子供に、それは押し付けたくないなっていうのが、私の考えではあるかなと思います。

なるほどね。あとよくあるのは、子供同士で悪口ばっかり言い合うとか「そういうコミュニケーション、取ってほしくないな」みたいな子。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

ああ、悪口が多い子。それって、あれですよね、子供が学校から帰ってきて「〇〇ちゃんって、人の悪口ばっかり言ってんだよね」っていう悪口を言っているっていうことですよね。

確かに。うんうん。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

そう言ってたら「そうなのね」と。「それ聞いて、どう思うの?」って。「嫌な気分になる」「それでどうしてたの?」って。で、「ただ聞いてた」みたいな。「なんで聞いてたの?」って。

みかん先生
みかん先生

「だって聞いてなかったら、仲間はずれにされるかもしれないし」だとしたら「そうなんだ。なんかそれを毎日聞いてる世界で、我慢するのも一つの生き方だと思うけど、でも、それとなく話題を変えるとか、それとなく、悪口じゃない方向にしてみるとか、あまり『そうなのね、〇〇さんそう思うんだね』とは言うけど『分かるー、あの子ってああだよね』は言わないようにするとか、いろんな工夫ができると思うよ」とは伝えますかね、子供同士の悪口については。

みかん先生
みかん先生

ちなみに「私はいいよ。辛いことは、聞きたいなって思うからいいけど、今あなたは『〇〇さんは悪口を言っている』という悪口を、私に言ってるよ」って。「悪口は連鎖を生むよって。だから、あまり、じゃあその子とどう関わるか。その子とどういうふうに関わりたいかっていうのは、決めたり、考えたりしたらいいんじゃない」というのは、言いますね。

みかん先生
みかん先生

結局、やっぱり悪口を言うことっていうのは、何したってあまり良いことは生まないので、私がよく見るのは、あの子って心配よね」っていうお母さん方の井戸端会議です。

みかん先生
みかん先生

「あの先生って、心配よね」「あのお家どうなんだろうね」とか、だから、一緒にいて怪我をしちゃう子とかで、回ってるんですよ、お母さん方の中で。「あの子って、乱暴者よね」みたいなのが。で、すごくそれが、そういう評判になると、ますますそうなっていくのね、人間って。

ますますそうなるというと。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

だって、もし、自分がいて、周りの人たちが皆「のんちゃんってすごく無神経よね」って。あ、みかん先生だった。「みかん先生って、すごく無神経よね」っていう話を「あの先生、ろくでもないわよね」みたいな話を、皆周りがしていたら「私、頑張る」とはあまりならなくて、

ああ、うんうん。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

「私無神経じゃなく、頑張る。優しくする」みたいにはならなくて「なんで分かってくれないの」って。「なんでそんなに悪くばっかり言うの」ってなったら、どんどん無神経な発言が出てくるよね。人って、不思議となるものだと思うから、私は保護者の方々にお願いしたいのは、心配な子って、いるかもしれない。

みかん先生
みかん先生

でも、心配な子のことを、皆で「あの子、心配よね」「あの子やんちゃよね」っていうのを言って、そういうイメージを皆が持つことで、そういう子をたくさん生んでいるっていう。

みかん先生
みかん先生

すごく「私は友達になってほしくない人なんていない」って言うのは、本心からで、世界にはいろんな人がいるんですよ。アドラーは言っていますけれども「人の95%は善意だ」って。

みかん先生
みかん先生

本当に周りの環境によって、誰も分かってくれなかったり「あなた、ろくでもないわね」みたいに言われて育つと、ろくでもなくなっちゃうところがあるから「あの子と仲良くしてほしくない」とかというのを、あんまり持たなくいられたらいいなって、すごく思います。

みかん先生
みかん先生

子供達によくする話が、あるんですけど、人って悪口、好きなんですよ。私も、好きな時もあります。あんまり自分が元気じゃない時とかって、やっぱ悪口言いたくなっちゃって、悪の連帯とかって、言ったりするんですけど。

みかん先生
みかん先生

子供達によくする話が、あるんですけど、人って悪口、好きなんですよ。私も、好きな時もあります。あんまり自分が元気じゃない時とかって、やっぱ悪口言いたくなっちゃって、悪の連帯とかって、言ったりするんですけど、AさんとBさんがいた時に、AさんがBさんと仲良くなりたいなって思ったら、BさんがCさんのことを「あんまり良くない」って言ったとすると「そうだよね。Cさん、最悪でさ、この間私も、こういう目に遭ったんだ」と言ったら、仲良くなるんですよね。

敵の敵は味方みたいな。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

そうそうそう。手っ取り早く仲良くなる方法だと思っていて、だから、大人でもそういう所あるじゃないですか。だいたい、上の悪口言っていると、仲良くなれるんです。

みかん先生
みかん先生

先生方とか、そうだと思うんですけど、校長先生とか教頭先生の悪口を言っていると、仲良くなりません?「本当うちの校長、ろくでもないよね」って。「この間、こんなこと言ってきたんですよ」「ええー!ひど!」みたいな話って、一旦、メッチャすぐに仲良くなれるんですよ。

みかん先生
みかん先生

だから、やっぱり上に立つ人間って、悪口を言われやすいのは、手っ取り早く仲良くなれる、目立つ存在だからだと思ってて、だから、誰かやんちゃっ子と言われている、C君がいたとしたら、C君の悪口を言っていると、お母さん方も仲良くなっちゃったりするから、それ回りやすいと思うんです。

みかん先生
みかん先生

子供たちもそうで、それって、本当によくあることなんですけど、私がいつも、毎年子供たちにするような話ってのがあって「この悪口でつながる連帯感って、崩れやすいんだけど、手っ取り早いし、すごく密に仲良くなれた感じがするんだよ。

みかん先生
みかん先生

その感覚は私も分かるんだけど、そういうのを話している時に、どういう顔してるか、知ってる?」と言って、いつも絵に描いて見せるんです。「こういう顔」って。「どう?感じ良い?」って。

みかん先生
みかん先生

これ、自分が悪口を言っている所を、あまり鏡で見たりしないからっていうの、あると思うんですけど「こういう顔しているよ。嫌な顔。こういう二人が教室の端っこにいたりするじゃない。どう思う?」って言ったら、

みかん先生
みかん先生

子供たちから出てくるのは「自分の悪口、言ってるんじゃないかなと思う」「分かる。そういう人たちいるよね。教室の隅っこの方とか、トイレの前とかだよね。うわあ、何かきっと誰かの悪口言ってるんだろうな」って。

みかん先生
みかん先生

「じゃあ、そういう人と、本当に仲良くなって、自分のいろいろ、悩んでいることとか、いろんなことを打ち明けて、仲良くなりたいなって、思う?」と言うと「いや、こういう人に言うと、なんか、他の人に悪口になって回されそうだ」って。

みかん先生
みかん先生

「そうだよね」って。「だから、悪口って、その時の心の安心みたいなものは、得られるんだけど、大きく見た時に、いつの間にやら、自分の悪口言われる存在になっちゃったりするよ。だって、こういう顔で過ごしたい?毎日」って言うんです。

みかん先生
みかん先生

私は廊下で話している保護者さんたちを見て、この空気を、メッチャ感じてたんです。「私の悪口かな」とか「私、なんかしたかな」とか。実は全然違ったりするんだけど、お子さんも見ています。

みかん先生
みかん先生

だから、心配なお子さんとかいると思うけど、お母さん方で回すのも相談は良いと思うんです。私悪口と相談って、違うと思うんですけど「こういうことがあったんだけど、どうしたらいいかな」っていう相談は、ぜひ皆さんでしていくのが良いと思うけど

みかん先生
みかん先生

「本当困るわよね、あの子」「聞いて、この間さ、こんなことがあってさ、ひどくない?あの時のあの保護者の対応、まじ、あり得なかった」「ええ、うちも心配。この間遊びに行ったんだけど」みたいな、子の悪口はたぶん、お子さんも真似しますって思いますし、それが、さらなるやんちゃっ子というか、さらなる暴力をたくさん振るう子を、生み出しちゃうだろうな。

みかん先生
みかん先生

これ、先生方もなんですけど。「あの子、本当にあり得なくってさ」っていう、私は相談は良いと思う。愚痴を言いたい時もあるから「愚痴言います」って言って、愚痴を言うのも良いと思うけれど、悪の連帯感で結ばれたこの関係というのを、そこここで結び出すと、本当に付き合いたくない奴らばっかりになっちゃうから、心配なお子さんがいたら、その子に訊いてみてください。

みかん先生
みかん先生

「昨日さ、殴られてたけど、今日も遊びに行くの?どうして」って言ったら「あいつ、楽しいんだよ」って言うかもしれない。「あいつのアイディア、楽しいんだよ。あいつと遊んでいると、楽しいんだよ」「そうなんだ。どこが楽しいの」「へえ、それは楽しいね」

みかん先生
みかん先生

ってなったら、きっと見え方が変わるので、お子さんに訊いてみてください。お子さんが「殴られて辛いんだ」と言ったら、殴られて辛い時に、じゃあ、どう対処したら良いのかというのを、お子さんと考える良いチャンス。

みかん先生
みかん先生

だって将来そういう人に会うかもしれないし、その時に何も言わずに我慢して、泣いて。という人になるのかというと、一歩踏み出してほしいという所、あるじゃないですか。

みかん先生
みかん先生

「手伝える所は、手伝うよ。どうしたら良いと思う?」「嫌なものは、嫌だと言ってみる」と言ったら「頑張れ」と言って「いつ言う?」とかいうのを相談して、どうしたら良いかというのを、一緒に考える存在であって

みかん先生
みかん先生

「あの子は付き合わない方が良いわよ」っていうふうに、「あの子は付き合わない方が良いわよ」の顔って、これなんですよ。顔が。この顔でそれすると、それ真似しますって思うので、ぜひお子さんに訊いてみて、お子さんが「遊びたい」と言って、出かけて行くならば、その子は、とても魅力的なんだと、私は思います。

まとめると・・・

本当に付き合ってほしくない人っていうのを決めるのは、本人なので、付き合いたくない人はいて良いんです。

「皆と仲良くしましょう」なんて世界はないので、仲良くしたい子、したくない子は、自分で選べる子に、やっぱり育っていくのが一番良いと思うので「なんで遊びに行くの」「何があったの」事実を訊いて、その上で「じゃあ、どうしたい」っていうお子さんの気持ちを聞いて、対処していくのが良いのかなって。

なるべくこういう顔をしない時間が、自分自身も元気で、周りも元気にしていくコツ、ポイントになっていくんじゃないかなと思います。

ありがとうございます。面白いね。そうだよねと思う。確かに悪口同士で、結ばれている関係って、続かないよね。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

続かない。

「続いていないわ」と思った昔。超納得してたよ、俺。確かに。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

大事な相談はしないからね、そういう人に。


Youtube「おしえてみかん先生!」

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