【子どもがイキイキ】発言できるようになる育て方って?【こどもかいぎ】

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うちの子は他の子に比べて自分の意見が言えない、消極的で大丈夫かな?
もっと発言できる子になってほしい・・

と、そんな心配をされる親御さんもいらっしゃいますよね。

子どもが発言できるようになるには、その場のまわりの雰囲気や、大人の関わり方が大事です。

今回は

子供がイキイキ発言できるようになる育て方

についてお話します!

「みんなはすごいね」って「みんなの自由な発想が、こうやってクリエイティブを生み出すって、最高だね。」っていう話をしていると、もう、どんどん意見って、出てくるようになる。

先生、こんな質問が来ています。「うちの子が、すごくクラスで静かでおとなしいです。映画でこどもかいぎというものを見たんですけど、あんな形で子供たちが自由に闊達に話し合っている風景っていうのに、うちの子が混じっていることに憧れます。ああいう形でうちの子が話してくれるには、どうしたらいいでしょうか」っていう質問です。

生徒T
生徒T

安心して発言できる場って?

みかん先生
みかん先生

なるほど。そうですね。じゃあ「どういう状況だったら、皆さんだったら、安心して、いろいろなことが言えると思いますか」っていう所からだと私は思っていて、

みかん先生
みかん先生

私もこどもかいぎを一部なんですけど、見させていただいて、子供たちが小さかった頃、それこそ2歳とか、お話し始めて、いろんなことが話せるようになった頃って、いっぱいお話していたはずなんですよ。お家では、の子はいたとは思うんだけど。「ああだ、こうだ」って。

確かに。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

子供たちがだんだんと話さなくなるっていうのは「あれ言ったら間違いなんじゃないかな」「これ言ったらいけないんじゃないかな」とかっていうのを、たくさん「そうじゃないよ」って言われたら、言えなくなってくるかなっていうところがあるから、今言えてないお子さんは「それは、そうだよ」っていうところだと思うんですよね。

「それは、そうだよ」

生徒T
生徒T

まずは「話したい」と思える関係性をつくること

みかん先生
みかん先生

だって、よく知らない人とか「あんまりこの人たちと話しても、なんか、否定されるかもしれないな」みたいな場所に入れられて。こどもかいぎって、身近なことについて話すんです。子供たちが本当に自由に、子供たちが本当に思っている意見っていう所を出し合って、それがすごく深まるっていう会議なんですけど

みかん先生
みかん先生

「じゃあ、生まれるっていうことについて、話してみよう」って、よく分かんない場所に入れられて「生まれるっていうのは」って言えますか、皆さん。

いや、難しい。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

「なんっすか、ええと、どういうことを言えばいいっすか」みたいなことを伺って、人が言っているのを聞いて「人が言っているっぽいものを出した方がいいかな」とか「あまり反対意見は言わない方がいいかな」とか、いろいろ忖度するわけじゃないですか。

みかん先生
みかん先生

子供も一緒で、話しづらい場所では、話さないし「話してもいいかな」と思う場所だったり「あ、会議するって、人とこうやって話して深まるのって、楽しいな」って思ったら、勝手に話すもんだと思うんです。大人も気の知れた飲み会では、ベラベラ喋るじゃないですか。どんなテーマだって。

みかん先生
みかん先生

同じで、やっぱりその子が居心地の良い場所っていうのであれば、話すと思うし「話すって楽しいな」っていうのが、最初は話すことが難しくても、体感する中で「話さなくってもいいよ。話してもいいよ。自分で選べるよ」っていう中で、やっていく中で、ああいう関係性って生まれていくって思っていて、

みかん先生
みかん先生

そのためには「はい。入ったでしょ。みんな話してるでしょ。話してごらん」じゃなくて、やっぱり「この場所っていいな。この子たちにだったら、何話してもいいな。この先生だったら大丈夫。この大人たちだったら、大丈夫。で、話すとなんか、楽しいよね」っていうのが分かったら、話すようになります。

みかん先生
みかん先生

それは、こどもかいぎを実践されている方が、本当に今実践されていることだと思うし、もし「こどもかいぎみたいなのを取り入れたいな、子供に自由に話してほしいな」と思ってやって「うまくいかないな」と思ってらしている方がいらしたら、まずそこの関係性作りからだと思います。

みかん先生
みかん先生

「人っていいな、自分っていいな、コミュニティっていいな。ここで意見を出すのって、楽しいな」と思ったら、人は話し出すので、その場をどうやって作るのかの方が、大事かなって思います。

みかん先生の教室だと、結構あんな感じだったんですか。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

あんな感じです。本当に。

ずっと。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

何するにも全部任せいてたし、子供に。「ハロウィンパーティー、じゃあ、任せたよ」っていうと、ああだこうだ言っていましたよ。ああだこうだ楽しそうに話していたし、私はやっぱりそれを否定するってことは、しないようにしてた。

みかん先生
みかん先生

「何、それ」っていうやつでも「全然関係ないじゃん」みたいな「ハロウィンパーティーとお化け屋敷って、どう関係するんだろう」とか、いろいろありましたけど、でも、子供たちが思いつくことって、相当面白いんですよ。

みかん先生
みかん先生

面白いパーティーの話を挙げれば、キリがない感じがするんですけど、大人が発想しないようなものが上がってくる。それを実際にパーティーやってみましたみたいな時に「みんなはすごいね。みんなの自由な発想が、こうやってクリエイティブを生み出すって、最高だね」って話をしていると、どんどん意見って、出てくるようになる。

みかん先生
みかん先生

だから、本当、そういう場を作れば、あのこどもかいぎって、もっと日本中に、世界中に広がっていくものなんじゃないかなと思います。

いきなり、知らない人同士バッと集めて、そういうこどもかいぎみたいなことって、難しいんですか。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

だから、慣れている子はできますよ、もう。話し合う事って楽しい。人って信頼できる。自分大丈夫と思っていれば、どこに行っても大丈夫です。ただ「話すの苦手です」っていう子を、どこかのこどもかいぎに放り込んだら、言うようになるかっていったら、私はそう言う問題ではないのかなって。

みかん先生
みかん先生

そこで「話すのって、楽しいな」とか「こうやって、人と人とが、話すと、良いことがあるんだな」と思ったら、少しずつ、その子のステップで進んでいくと思うので「こうさせたいから、

みかん先生
みかん先生

ああしてやって、こどもかいぎにも入れたのに、うちの子は話さない」みたいな目で、ちょっと横から見ていると、その子的には辛いと思うので、やっぱり良い会議をしている場に、子供が触れるっていうのは、私は良いことだなとは思いますけど、今は話せなくっても、それは当たり前のことなんじゃないかなって、思います。

家でも、そういった関わりをしていると、どんどん、話してもらえるようになったり、するんじゃないかなと、今話を聞いてて思ったんですけど。

生徒T
生徒T

供が言ったことを、否定しない。大人が横取りしない。

みかん先生
みかん先生

だから、子供が言ったことを、否定しないようにした方が良いんじゃないかなというのは、私が気をつけていることです。

「こんなことでも、否定になっちゃうよ」ってことて、何かあります?

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

例えば、大人って知っている事って、言いたくなっちゃうですけど、わりと。私が最近、一番見た「沖縄ってさ、昔日本じゃなかったんだよ」って子供が言いました。そこで大人の説明が入っちゃうんですよね。

みかん先生
みかん先生

「そうなんだ。戦争していて、アメリカだったことがあるんだけど、そうは言っても、その前は日本だったかというと、琉球王国というのは、日本じゃないとも言える」みたいな。こう入ってくるんですけど、いいですか。

大人は、リアクション芸人であれ

みかん先生
みかん先生

合ってんだろうけど、子供が一生懸命話していることを取って、大人が話しちゃうと、なんか子供として、本当は何が言いたかったのかなと、私はその後すごい気になったんですけど、そこで大人が説明したことで、子供は興味を失って、つまんなくなって「ふーん」って終わったんです、その会話。

みかん先生
みかん先生

たぶん、そこから何か言いたかったことが、あったんじゃないかな。そういう芽を、大人ってやっぱり、話したくなると、芽を摘んでっちゃう。私は一番のリアクション芸人くらいの感じでありたいなと思った。「へえ、それで、そう思ったんだね」と。

みかん先生
みかん先生

「知ってる?」と言われたら「知ってるは知ってるかな」くらいな感じの関わり方で、子供からポンポンポンと出てくる、奇想天外なあの発想を「なんで関係ない話をするの」とか「そうじゃなくて」とかっていうふうに、あんまり言わない方が、子供たちって自由に、本当に闊達に話し出すというのは、思います。すごい急いでいる時とかは、止めて良いと思うんですけど。

急いでいる時に、話聞けないもんね。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

そうそう。そういう時「今急いでるんで、ちょっと」というのは、言って良いと思うんですけど、本当、面白いですよ、子供たちの会話。話しておくと。は、思います。

まとめると・・・

こどもかいぎメッチャ良いです。

あれだけ、子供が自由に話せて面白いというのは、ぜひ皆さんに見ていただきたいなと思う所なのですけど、じゃあ「自由に。どうぞ!」と言ったら、あれができますというものではないんじゃないかな。

その場作りとか、大人のスタンスで、できるできないとか関わってくるから、今話せていない子が「だから駄目だ」とか「そこに入れば、言えるようになるはずなのに、なんで言えないんだ」とかというふうには、見ないかな、私は。とは思いました。


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この記事を書いた人:未来学園HOPE 事務局

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