【大失敗】教師3年目に学級崩壊クラスにめちゃくちゃ介入したらとんでもないことに【フォロー】

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子供のクラスが荒れているとき、親は不安ですよね。先生の中でも、自分のクラスはうまくいっているけど、明らかに隣のクラスで学級崩壊している。。そんなときに、

子供たちのためにも、先生に直接状況を聞きたい!
授業を見に行って、アドバイスしたい・・!
なにかできることはないかな?私が入ってうまくフォローしてあげた方が良いかな?

など、助けてあげたい気持ちや、担任の先生に直接伝えたい気持ちを持っていませんか?

私はそう思い、実際に隣の学級崩壊クラスにフォローに入ったことで、大失敗してしまった経験があります。

今回はそんな経験から、

学級崩壊クラスに介入しない方が良い理由と対応策

についてお伝えします!

先生!先日の動画で、学級崩壊のときに、あんまり介入しない方がいいよっていうふうなことをおっしゃったと思うんですけど、みかん先生自体がすごく介入したときの話を詳しく教えてもらってもいいですか。

生徒T
生徒T

みかん先生
みかん先生

そうですね。私が先生になって、年数が3年目くらいのときですね、隣のクラスが大変な状況になったときに、何とかせねば!と思ってめっちゃ介入したことがあります。

どれぐらい介入したのか、ぜひ詳しく教えてください。

生徒T
生徒T

1年目の先生のクラスが学級崩壊!授業を見に行ったらひどい状況になっていた・・

みかん先生
みかん先生

そうですね。一番最初は何かが起こったとき、机が倒れたとか、悲鳴が聞こえたとか、っていうときに入って​喧嘩の仲裁をしたり、とか体育の授業が大変そうだから一緒にやったりとかしてたんですけど、

みかん先生
みかん先生

そのときは介入することの害っていうのを自分がわかってなかったんですけど、どうにもなんないんだっていうのを思って、ここまできたらとことんやってみようと思って、

みかん先生
みかん先生

その先生は、初めて先生になった方だから、いろんなことを知らないまま手探りでやってるところがすごくあるなって思って、授業も見に行ってみたら、すっごい、わかんなかったんですよ、何言ってるか。

みかん先生
みかん先生

大人でも何言ってるかわかんないから子供もわからないまま座ってなきゃいけないっていうことにストレスだったり、子供から帰ってくる反応に対しての返答っていうのがはっきりしなかったりっていうのがあったので、

なんとかしてあげたい!めちゃくちゃフォローしてあげた!!

みかん先生
みかん先生

何ができるか考えて、私も3年目とかなのでペーペーのペーなんですけど。でも何かしたいって思って何をしたかっていうと、

みかん先生
みかん先生

私のクラスでやってた板書計画とか、準備してたものって全部を渡しして、そのまま一旦パクればいいと。ぱくるのも難しいってことがそれをやってみてわかったので、台本を書きました。授業6時間分の。

みかん先生
みかん先生

こうやって始めて、ここではこういうことを言ってって板書計画とか板書って黒板をこうやって進めますみたいな計画書なんですけど、簡単に授業を準備するときにやることなんだけど、

みかん先生
みかん先生

それよりももう台本だと思って、最初こうやって始めたら、これを書いてみたいな。ここ言ったらこれを書いてみたいな。活動が少なくなっちゃうとあれだから、活動をここで入れて何分、タイマー設置とかっていうのはもう全部書いてお渡ししました。それよりももう台本だと思って、最初こうやって始めたら、これを書いてみたいな。ここ言ったらこれを書いてみたいな。活動が少なくなっちゃうとあれだから、活動をここで入れて何分、タイマー設置とかっていうのはもう全部書いてお渡ししました。

みかん先生
みかん先生

保護者から電話がかかってきたときは横について、スピーカーフォンにしてもらって、カンペをずっと出し続けてました。っていうのを本当に夜中遅くまで、そういう苦情対応っていうか保護者さんたちは心配で子供が怪我して帰ったりしてるからっていうことなんだけど、その事情の説明っていうのができないと、悪化しちゃうんですよね。

みかん先生
みかん先生

ていうのがあって、カンペを出し続けたり、台本も結構が自分がボロボロになるまでやったので1週間、2週間くらいはずっと隣のクラスの台本書いていたり、

みかん先生
みかん先生

前に多分動画で話した『ほっといたら自分たちでいろんなことをできた』っていうときの話なんですけど、​自分のクラスがほっといて大丈夫になってからは、ほぼほぼ隣のクラスに入って、うまくいかなそうなところをフォローしたりとか、

みかん先生
みかん先生

立ち歩いてあばれちゃってる子に声をかけたりとかっていうのを、1ヶ月2ヶ月くらいしましたかね。

大体何月ぐらいの話なんですか?​

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

大変になり始めたのが4月の中旬くらいからで、ゴールデンウィーク明けからもどうしようもない状態になって、そこから1学期の間は何とか、できることがないかって

みかん先生
みかん先生

見てるのも苦しいし、子供たちもつらそうだし、先生もつらそうだしっていうところで、頑張ろうと思って、1学期間関わったことがありましたね。

1学期間、フォローしまくった結果・・・夏休みで先生は退職された

大変ですね、どうなったんですか?結果。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

結果、夏休みで先生は退職して、。どうにもならなかったですよ。全然良くならなかった。どうにもなんなくて1学期、夏休み中に、緊急保護者会が開かれて、とても続けていける状況ではないということで、その先生はお辞めになりました。

ベテランが担任となり、クラスは一瞬で元通りに

1年目ということもありますし、もったいないなという気はしますけれども、でもやっぱり続けられないということで辞められて、​違う先生が入ってこられたんですか?

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

そうです。一瞬で、元通りになりました。

なるほど。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

そう、3日間ぐらいじゃないかな。次に、担任された方はベテランの方だったので、
どうしたらいいかってのよくわかってる方だし、​すごく年配の男の先生でビシっ、バシッと締める先生だったので、シャキってなって、2、3学期はそれで終わったんですけど、1学期の状況っていうのは一体何だったんだろう?と思うぐらいなものでしたね。

そこから介入についてみかん先生が感じたことだったり、学んだことってどんなことになりました?

生徒T
生徒T

まわりのフォローが、先生の信頼を下げることになる

みかん先生
みかん先生

そうですね。外側からの介入っていうのが、どれだけその先生自身の信頼を下げるのかっていうのが私はあの頃はわかってなかったなって。

みかん先生
みかん先生

その後も、外側から関わった他の先生が関わっている姿を見たり、自分自身も生徒指導主任という立場上、何かしなければいけないときっていうのがある中で気づいたことなんですけど、

まわりが、子供たちと先生との信頼の繋がりを切ってはいけない

みかん先生
みかん先生

子供たちにとって、担任の先生って、かっこよくあってほしいとか、信頼できる、信じれる大人であって欲しいとかあると思うんですよ。

なるほど。​

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

他の先生が入ってきて、何とかするっていう状態ば、例えば、会社の社長に対して、どうにかしてくださいって言ったときに、どっかから知らないコンサルタントみたいなのが入ってきて、はい!何とかしました. それでは!って去っていく人が、毎回いるみたいなのって、やめたくないですか?その会社。

みかん先生
みかん先生

頼りにならなすぎないですかっていう状態を作っちゃうんですよ。うちの担任は何にもできないから、他の人が入ってくるんでしょって。子供たち自身が言ってるのを聞いたことがあるんですけど。

みかん先生
みかん先生

信頼を下げるんですよ、その子供たちと先生との繋がりを、どうせこの人に言ってもなんともできない人だからって。他から入ってくる人はずっといるわけじゃない。自分の担任じゃない。

みかん先生
みかん先生

私なんか隣のクラスの担任の先生で、隣のクラスは楽しそうにしていて、ちょこちょこ入ってくる人が何か言うこととかうるさくないですか?自分がそのクラスの子たちだったら。っていう状況を、外側からの介入って作りだすんですよ。​

もしも本気で関わりたいなら、担任変わるくらいのことをしないとわからない。

みかん先生
みかん先生

本当にやるつもりだったら担任変わります、でもそんなことがなかなかできないのが学校なんですけど。そうじゃない、その世界にずっといる人じゃないのに、何か起こったらとか、偉そうに入り込んできて、何とかしようとし何とかなった顔で去っていく人ってスッゴイ嫌じゃないですか。

みかん先生
みかん先生

それをやってたんだなって、思ったんですよ。だから心配だなって、もっと関わりたいなって思われる保護者さんもいらっしゃるかもしれない。私、見たことがあるのは、すごいコワモテのお父さん。

みかん先生
みかん先生

ご自分で事業とかもされていて、すごいできるお父さん、息子さんのクラスが大変だっていうのでクラスに入って、言うんですよ先生に。

みかん先生
みかん先生

「ほら、私が来たらなんとでもなったじゃないですか。ちゃんとしてくださいよ」って。

みかん先生
みかん先生

そりゃそうですよ。じゃあ、この状態で本当に週に5日間、1年間何とかできるんですか?って。一時間なんとかして、お父さんが来たらちゃんとするよねっていう状況を作り出して、そのクラスのために何になりますかっていう。

結果、外側からの介入は、いい結果を生まない。

みかん先生
みかん先生

だからやっぱり先生信頼を下げるだけなんですよ、初めの一生懸命やっていたその先生のところに、私が入り込みすぎたことっていうのは、本当にいいことなかったと、今思えばすごい思っていて、すごい無神経な介入の仕方をしたし、

みかん先生
みかん先生

その先生自身が自分で考えてやった方が絶対に良かったことっていうのが、たくさんある中で、入り込んじゃったなって思うところがあって、

みかん先生
みかん先生

外側から何とかできるもんじゃないとか、そういう介入をして、ほら先生できてないじゃないのっていうのをすることが、やっぱりいい結果を生まないなって思ったのはその一件からですね。

介入しちゃだめなら、なにもできないの?どうしてあげたらいいの?

なるほど。そこから介入する仕方を変えたのか、そもそも介入をしなくなったのか?

生徒T
生徒T

自分は前に出ない。横から口出しもしない。アドバイスもしない。

みかん先生
みかん先生

仕方を変えました。担任の先生がいらっしゃるときはその先生がやっぱり先生として前に立ってるっていうのがすごく大事だと、思ったので、そのやり方に対してそこでアドバイスをするとか、​横から口を出して何とかするとかっていうのはやるのやめようって思いました。

みかん先生
みかん先生

その担任の先生だって疲れてるのに、そしてアドバイスを求めてないときのアドバイスほどうざいものはないし、余計元気なくなっちゃうじゃないですか。笑

先生の負担が減るちょっとした仕事の手伝いや、声かけをする。

みかん先生
みかん先生

だから何か大変そうだなって思うときはついでにプリントすっときましたぐらいの、
それ以外の仕事をちょっと楽になったらいいなとか、何かあったら聞きますよ。っていう声掛けだったりとか、それで頼ってくださったときに、「私だったら、、、」っていうのはお伝えしてました。

自然な範囲で、先生や子どもが元気になる声かけをする。

みかん先生
みかん先生

けど子供たちの前で、その先生よりも前に立ったりとかっていうのは、自分の役割とかがない限りはしないようにと思って、私の関わり方としては、そこにいる子供たち、先生もそうですけど

みかん先生
みかん先生

ストレスを抱えながらそこにいるいたり、イライラしてたり落ち込んでたりするので、その子が少しでも元気になったらいいなと思って、​「わあ!綺麗にかけてるね。さっきの発言素敵だったね」とかいう声掛けを、なんとなく不自然じゃないくらいな感じで。

みかん先生
みかん先生

他の先生が教室に入ることはざらにあることなので、フラッと入って、声かけて好きなアニメの話を(授業中じゃないですよ、休み時間に一緒にしたりとか)子供が少しでも、自分自身で元気になれたらいいなと思う関わり方以上に、できることはないと。

介入したときのことを思い返すと・・・

みかん先生
みかん先生

私もあの1学期くらい。あれでも駄目だったのに、それ以上の労力をかけてもこれは自己犠牲だと。結果、私自身がイライラして、その先生に対して冷たくなったりとかしてた時期もあって、本当迷惑だったと思う。本当に。

みかん先生
みかん先生

自分で勝手に足突っ込んできて、勝手に子供たちの信頼を自分の方に引き付けてイライラするっていう、最悪のパターンですよね、これね。

みかん先生
みかん先生

なので、そういう関わり方はできないし、しないって思ったから、自分の中での線引きっていうのをしてましたね。​

これ他の動画でもおっしゃってると思うんですけど、改めて学級崩壊してたりとか、学級崩壊に近い状態にあるクラスに対してみかん先生はどうしたらいいと思いますか?

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

自分が担任の先生に、なり変わるくらいにやる気がないんだったらっていうか、現実不可能だったりするところで、​そこまでの、自分の仕事を投げ打ってもとか、自分の時間全部使っても何とかしようと思うんだったら、ぜひ挑戦してみていただきたい!

みかん先生
みかん先生

私もそこまでやったことはない。で、どうすればいいかとか、それぞれの場面でどうしたらいいかみたいな、マニュアルとか作ったりしたらいいと思うんですよ。

みかん先生
みかん先生

それができたら、助かる先生たくさんいると思うから、今作ってみようかなと思ったけど(笑)そういうマニュアルとか作ってお渡しするとかその先生が少しでも元気になるように先生のいいところ、頑張ってるところとかっていうのを伝えつつ、私が支えますみたいな方はぜひ、チャレンジ体験談を聞かせていただきたいと思うんですけど、

子供たちにとって、学級崩壊が悪いことだけではない!

みかん先生
みかん先生

前も言った通り、そこで子供たちが、悪しかないかてったら、悪しかない場所なんかないんです。世の中に。そこで精神的に鍛えられたり、こういう状況でも何とでもできるよっていうようなことが学べたりするので、もし親御さんとしても関わるんであれば、そのお子さんが自分でできること、​その中でもできること、できたことっていうのを一緒に応援していけば、私は良いトレーニングの場所になるんじゃないかなって思う。

みかん先生
みかん先生

​​先生方側で言えば、そうですね、ちょっと厳しい言い方になるのかもしれないけど、関わって文句言ってるぐらいだったら関わるなって思っちゃう。

学級崩壊で辛いのは、そこにいる先生。支えになれれば素敵!

みかん先生
みかん先生

一番つらいのはそこにいる先生だから、本当にやりたくてできることっていうところで支えになれることは、やっぱり周りにいる先生の中でたくさんあるから、悩み相談とかよく聞いてたし、ちょっと、キットカットとかに、「がんばれ!1週間!」みたいな、そう書いておくとかね。

みかん先生
みかん先生

なんかちょっと幸せな気持ちになるじゃないですか。だからそのぐらいのことはやっぱりやりたいなと思ってやっていたけど、自分の中でどこまで関わるっていうのを、線引きしていくのが大事かなって。

クラスがいま学級崩壊してて辛い・・そんな方はお話聞かせてください

みかん先生
みかん先生

ご自身のクラスが大変だってなってたら、ぜひご一報ください。お話聞きたいです。そうやって関わらせていただいてる先生結構いらっしゃって、そしたら、この子にはこうした方がいいと思うとか、こういう事態が起こったときにはこれは絶対やっちゃ駄目、これは、まず校長先生に報告。みたいなところは、ずっと乗ってきた相談なので得意なので、コメントでも、公式LINEでも、ご連絡いただければ力になれると思うので、ご自身のクラスが大変な先生は、ぜひ繋がりましょう!って思います。

まとめると、

先生ってコミュニティの中のリーダーか指導者って言われるのかなリーダー社長みたいなものを務めてるわけですよね。だから社長の信頼を落とす行為っていうのはどんなに頑張ってもいい結果を生まない。て思うんです。

なので、大変になってるクラスは良くしていきたいし、みんなで協力し合っていきたいんですけど、お子さんの前で、あの先生どうしようもないよねって言っちゃうとか、あと先生をせめて吊るし上げるとかっていうふうにしてもいいことはあんまりない。

介入するんだったら、学校って社長が決まったら社長が1年間何をしても変わらないっていう面白い場所なので、先生の立場っていうのを、そのポジションを見守りつつ、

子供たちや先生が少しでも元気になる関わりっていうのをしていくし、学級崩壊を悪と見るんじゃなくてこういうふうにうまくいかないコミュニティもあるよねって、

そこで何ができるかを学んでいくっていうのは先生も子供たちも一緒だと思うので、そういう成長の場にしていこうと思って、見守れる大人が増えたらいいなっていうふうに思います。


Youtube「おしえてみかん先生!」

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