今回は…
「モンスターペアレント」についてぶっちゃけました。
親と先生の関わり方で教育界は大きく変わると捉えています。
先生とどう関わっていいか悩んでいる親御さん
親御さんとどう関わっていいか困っている先生方の参考になったらうれしいです。
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先生!テレビとかドラマで、モンスターペアレンツってよく書かれてるじゃないですか?みかん先生はぶっちゃけ、モンスターペアレンツについてどう思います?
どう思うか?私はモンスターペアレンツにあったことないです!
そんなことあるんですか?!
だってあったことないもん!モンスターと思えばモンスターだし。
お電話がかかってきたときに、また何かうるさいこと言ってるよと思えばモンスターになるし、不安なことがあってかけてきてくださったんだな、ありがたいなと思えば、そんなひどい関係性にはならないですからね。
だから、どういう気持ちで親御さんと関わるか。私にとってですよ。あとはご家庭に行く子供の情報とか、先生の情報って子供からなので、子供とどれだけ信頼関係が結べてるかとか。
子供がどれだけ居心地いいクラスになってるかっていうのが前提としてあって、モンスターだと思った人はそんなにいなかったかなって思います。
ただ、今の学校教育システムというものが、めちゃくちゃ時代遅れだということと、
つまらないことを子供にたくさんさせているということは事実だと私は思うので、そりゃ電話かかってくるよねって思うし、親御さんがおっしゃってること(こういう苦情が来てさ!みたいな話ってよく職員室で盛り上がるわけなんですけど)もっともだよねと思うことも多かったので。。
世間一般の進んでいく速さと、学校がずれてるんで。そこに対して「なんでこうなんですか、なんでもっとこうしないんですか」みたいなのが飛んできたときに、モンスターだ!って扱ったら膨れ上がってモンスターになってるのかな?みたいな。私はそういう認識ですね。
なるほどね〜。捉え方?みかん先生の子供との関わり方?が大事ということですね。
今の学校の現状でいうと時代に反しているので、ずれがあるっていうのがまずあるし、子供達が不自由さを感じている環境でもあるわけですよ。それは親としていろいろ言いたくなりますよねとは思うし、昔ほど先生だから偉いですよとか、先生だから敬おうみたいなのってなくなっているんですよ。それは良い意味でもあるし悪い意味でもあると思ってるんですけど。
だから、昔のように「先生が言ってんだから言うこと聞きなさい」っていう時代ではない、この時代のずれを親はどこに、誰にぶつけたらいいんだって言うと他人にぶつけるわけであってそれは電話かかってきますよねっていう。
それに対して、なんてうるさい親だ!面倒くさいなって思ったら、そう思って関わると親の怒りはもっと上がっちゃうわけで。だから時代が生んでるんじゃないかなと思う。「モンスターペアレンツだった、親からの苦情がこんなだった、これやったらこんな苦情が来た」みたいな話はめちゃくちゃよく聞くし、そんな言い方しなくてもとか、そんな言葉で言ってくるの?とかは思いますけど、、
それはみかん先生のクラス?それともよく聞く話で?
聞く話のもあるし、実際あった話で、例えば1年生とか担任するとよくかかってきてどうしようと思ったのが「目薬をさしてあげてほしい、一時間に1回とか、くしゃみをしたら鼻をふいてあげてほしい」みたいなお電話をいただいたときには、「すいません、できません!でも一緒に練習はしたいと思います」みたいな話をするかな。学校に対して何を求めるかと言うところでモンスターって言われちゃったりするのかなって思うようなところはいましたかね。
さっきの生徒に好かれてるとモンスターペアレンツになりにくいっていう話があったかと思うんですけど、じゃあ学級崩壊してるクラスって先生と信頼関係できてないのかなあと思うんですよね。そういったときに、モンスターペアレンツって増えるのかな?て聞いてて思ったんですけど実際どうでした。
そうだと思いますね。でも最もな意見ですよね。危ないですとか、学校に行かせるのは心配ですっていう最もなお電話だなって思いながらきいてましたけどね。(笑)
親と先生っていうのが今、敵対関係みたいなふうに捉えられちゃってるところが
このモンスターペアレンツっていう名前からも見えてきちゃうかなと思うんですけど。すごいもったいない話で!
一緒に共に育ててる仲間じゃないですか!子供たちを。
私はお母さん方にめちゃくちゃ助けてもらったし、お母さん方なしに解決しなかった問題ってたくさんあって、お母さんたちから電話がかかってくる。お母さんたちもいろいろ悩みながら電話してくださるじゃないですか。
そこでモンスターだって言わずに、【何が言いたいのか、そのために一緒になにできますか?】みたいなところを話せれば、モンスターってなくなるんじゃないかなとも思うんですよね。
私がこういうふうに発信側にいて、話していきたいことって、学校の先生も専門家じゃないんですよっていうようなところ。経験ないまま試行錯誤しながら迷いながらやってるので、ぜひたくさん教えて欲しいなっていうようなところとか。
一緒にやっていきましょう!みたいなところがもっと広がればいいなと思ってるところがあって、お母さんと先生って似てるねって話を、お母さん方としたりするんですけど。
お母さんも突然、教育とはとか、子供を育てるための何とかみたいなのをすごい勉強してきたわけじゃなくて、突然ある日お母さんになるじゃないですかね。
先生もあんまり大して役立つこと勉強しないまま先生になるんですよ。
大した勉強せず大学卒業して、はい、先生です!てなって。今まで自分が受けてきた小学校の先生は、きっとこうやって教えてたかもみたいな感じでクラス経営を始めるわけです。
お母さんも自分が教育されてきた方法でこうやって言われたからこうしようって言ってやってるわけです、一緒なんですよ立場が。
だから何でこんなんですかってきたときに、そうですね。わかんないですね。一緒に考えましょうくらいの方が今の教育の仕組みだとすごくいいんだけど、お互い不安だからお互い攻撃しやってたり、どっちかが参っちゃってたりとかっていうことがすごい多いんじゃないかなとか、モンスターペアレントっていう言葉をもう廃止した方がいいんじゃないかなって私は思いますけどね。
別にどっちもモンスターじゃないし、どっちも子供のことが心配で、何とかしたくて関わろうとしたら、モンスター扱いされちゃったら、どうしようもなくなっちゃうから。モンスターと捉えること自体がすごいもったいないなってすごい思いますね。一緒に協力したらいい思う。
逆に親御さんはモンスターペアレントて言われたくないからなかなか先生に意見言えないケースとかってあります?
あると思います。そういう相談を受けるんですけど、ぜひ言ってくださいって私は言いますね。
先生の心の余裕があることを願ってのことなんですけど、私は、親御さんからの意見でめちゃくちゃありがたかったんですよ。
どんな意見であっても、やっぱり違う視点をいただけるしそういうふうに映っていたんだと思うし、その子の家庭での様子を私は覗き見に行くわけにもいかないわけだから、お母さんにしか言えないことをその子が持っていって教えてくださったときも、ありがとうございますだし、
学校でこうやって言ってたんだけど家に帰って言ってることが違ったみたいなときに
先生は尋問みたいなことがあったんじゃないですか。みたいに言われたときに、そう捉えられたんだったらそういう一面があったんだろうと思って、
話を聞いていて、先生という立場で圧かけてたんだろうなっていうことを教えていただいたりしていたので。
だからお母さんからの意見って、私は大事なことだと。いただけないとわからないことってのがすごいあったから。バンバンパかけてくださいってバンバンかけていいと思う。
そのかけるときの言い方が、モンスターに扮してパーって言うのか、
「先生いつもありがとうございます。先生のこういうとこにすごい助けてもらってます、その上でちょっとお話しておいた方が良い方向に行くんじゃないかなと思ったからお話したいと思ってお忙しいとこすいません」って言うだけで全然違うわけですよ。先生の受け止め具合が。
そうやって言ってもらえたら、それを踏まえてまたもう一歩ってとこ進めたりするから、言いたいことを押し殺しちゃうと、不満が高まっちゃうことになると思うから、
私はもっと先生と親御さんはくだらないことも話せるぐらいの間柄でできたらいいなと思いますね。
まとめると、
モンスターペアレントはない!もうなくしちゃったらいいと思う。
その原因を生んでるのは今の学校教育のシステムだと、私はずっと思ってるから、
このシステムを何とかしたい!なんとかしたくて未来学園本部っていう、活動を立ち上げたりもしてるんですけど、システムなんですよ。
溝を作ってるのも、このストレスを産んでるのも。
マリオで言うと過酷な火の砦みたいなところでお互い頑張ってるわけですよ。
お互いマリオとルイージなのに喧嘩してるみたいな状態を作っちゃってると、
どうにも前に進めないみたいなところがあるのかなって悲しいなって思うから、過酷な状況にいますよね私達?っていうところで手を組めたら最強なんで、
モンスターだと思われる親御さんがもし出てきたら、味方にね、一緒に手をくんでいきましょうよってしたいし
遠慮してる親御さんがもしいらっしゃるんだったら先生方が手を差し伸べていただけたらすごく嬉しい。
私は一緒に手を組んでお母さん方とできたことで、本当に子供の成長に繋がったことがめちゃくちゃを多かったので、仲良くしたいですね、お母さん方と。
なのでモンスターになることを恐れず、あんまりモンスターモンスター言わずに、一緒に手を組んで進んでいけたらすごくいいなと思います。