今回は…
新学期によく話題になる「友達ができるか不安・・・」問題に切り込みます
不安を抱えるお子さんや親御さんが
新学期にどう対応したらいいかをお話します
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小学生、友達がいないのって、心配なこと?
先生!新学期が始まって、うちの子、なかなか友達と遊びに行かない。このまま友達ができないんじゃないかって心配です。っていう質問が親御さんから来てるんですけど。
あ〜、大丈夫です!大丈夫だと思います。
まずお子さんが「友達できないんだ、どうしよう」て言ってきたのか、特にその子は言ってないのかっていうので大きな違いがあって、
どう?大丈夫?うまくやってる?みたいな感じで聞いて、「別にー。」みたいな感じで、「うちの子が遊んでない、心配だわ」って思ってるんだとしたら、何かつらいことがあったら聞くよって、聞くからねっていうことが伝わってれば、本人が困ったらそのときにきっとお話してくれるから。
すごい観察していて、なんか元気がないな、笑顔が少ないなっていうのを見たら、
たくさん声をかけたらいいと思うし、「何かあったの?元気がなさそうに見えるよ」って伝えたらいいと思うんですけど、本人があっけらかんとしている場合は、見ていてこの子友達いないんじゃないかしらと思う必要はないかと。
友達はいないように見えても、本人が困ってなければ大丈夫!
例えばですよ。「あなた最近友達と遊んでないようだけど友達いないの?大丈夫?」って言われたら「全然気にしてなかった!これってまずいのかな、大丈夫かな」って思って、自分って友達作れないのかなって思ったら、思ったそのように(自分で友達を作れないんだ)て進んでいっちゃうので、本人次第って思うし、別に大丈夫ですよ。
クラスにいて、よっぽど浮いてたり、よっぽど誰ともお話できてなかったら、担任の先生からも心配ですって言って、電話かかってきたりするし、別に1人が好きな子もいて、1人で休み時間に本を読んでることが一番楽しいっていう子もいるし、
1人で虫探ししてんのが一番楽しいっていう子もいて、普段、教室では友達と一緒に遊ぶ約束はしないかもしれないし、今年のクラスでは一緒に虫とりする相手がいなかっただけかもしれないけど、仲良くやってますっていう場合は、特に問題がないということだから、そんなに心配しなくて大丈夫だと思いますね。
辛かったら話してね。と声をかけて見守る
実際に、みかん先生に相談に来た子もいるんですか?
いますね。私がするようにしてたのは、クラスで、休み時間になったときに、ワーッと外に遊びに行く子もいて、教室の中でキャピキャピやってる子もいて、っていう中で、1人ポツンといる子がいたら、
何してるの?って声をかけて、本とか読んでたら、「それなんの本?とか、本読んでるの好きなの?何か困ったことがあったらどんな方法でもいいから聞いてね」っていう声をかけるようにしてて。もし辛かったらあれかなと思って。
見守るようにしていたときに、「実は、自分はクラスの女の子たちのグループにうまく入れなくってどうしようって今思ってるんです」ってのを言ってもらうことってのは結構、この4月5月くらいにあって、
そういう相談をしてくれたら、「まず相談できたっていうことだけでもすごい事だよ!」というところと一緒にめっちゃ作戦立ててました。
友達ができなくて困っていれば、どうしたいのかを聞いて一緒に作戦を立てよう
ちょっと観察しよっかって言って、「うちのクラスってグループで言うとさ、ざっくり分けて四つくらいじゃん?どこを狙う?どこが一番いけると思う?」みたいなので
いや、ここはちょっと元気だから、この辺かな?って見て
じゃここ何人グループだろ?!4人グループだ!ってこの中で誰に行けそう?誰だったら、一緒に遊ぼう。とか私も仲間に入れてとか言えそう?っていう目星をつけて
狙う時間を一緒に決めて、一番話しかけやすいのは行間なのか、昼休みなのか、給食の並ぶ順番後ろをキープするとか、いろんな方法があるよって言って、一緒に考えて、いけー!がんばれー!って見てました。(笑)
そしたら、声かけたら割とうまくいくことが多いし、仲間に入れてとか友達になろうって言われて嫌だっていう人ってそんなにいないよって世間一般的に、自分と仲良くしたいよって言ってくれる人に対して、そんなにまだ日も経ってないから嫌って言う人そんなにいないから、ここは勇気出してね、手伝えるところ手伝うよって言って、
給食の時間の並ぶ順番とかを、私が班を呼ぶ場合は◯班の後に◯班を呼ぶから、OK?で後ろに並ぶんだよ?とかって言って、どうしたら声かけられるかなみたいなのを一緒に考えたりしてましたね。
次のペアはそれとなく2人にするから、頑張ってよ!とかって言って、
「話せましたー!やったー!」とかよくやってましたね。
学校は友達を作る絶好の練習のチャンス!
面白いですね(笑)
傾向としては、男の子は本当にあんまり気にしてない。大体今日の業間、誰と遊んでたとかわかってなかったりするんです。誰だっけなみたいな。いっぱいいたけど、ドッジボールして遊んでたなって。
何か問題があったときにも、いや〜誰々はいたようないなかったようなとかもうちんぷんかんぷんなんですよ。(笑)いたって言うから呼びに行ったのに、ドッジボールなんかしてませんとか、違うじゃんみたいなことっていっぱいあって。
本人があっけらかんと楽しくしてるんであれば、友達の捉え方っていうところもそうだしどのぐらいの人数と一緒にいられたら、心地良いのかみたいなとこも人それぞれだから本当に本人次第。
本人が困ってるんだって相談してきてくれたら、楽しく一緒に作戦を立てればいい。これは練習だし、練習できる絶好の場じゃないですか、学校って。
小学校で親御さんから、誰々と一緒に遊ばせてくださいとリクエストがあったら?
なるほど〜、例えば親御さんから、うちの子は友達いないみたいなので、先生、誰々ちゃんと一緒に遊ばせてくださいよみたいなリクエストがあった場合、具体的にどうしたらいいのかなみたいな。
子ども本人にどうしたいか聞く
リクエストがあったらその子にまず聞きます。「ちょっと心配してるみたいだよ。どうしたい?」って、「私に手伝ってほしいって思うんだったら手伝えることは手伝うよ。」
「でも〇〇ちゃんの人生ずーと横にね、付き添ってついていくわけにいかないし、それもすごく嫌だと思うから、自分で勇気出せそうなところとかは、一つチャレンジするきっかけにしてほしいし、手伝えることがあったら全然手伝うよ」って言って声かけて、結構な割合で、「いや大丈夫です」って言われてました。
親御さんから言われて。「心配みたいだよ」って伝えても、「いや大丈夫です」って言われることが多かったし、そこでじゃあ手伝ってってなったら、さっきの例みたいに手伝ってましたね。もう全部本人次第。
先生があえて誰かと誰かをくっつけようとしないっていうのは、そこにその子の将来の成長にならないからっていう意図が含まれているんですか?
子ども本人の意思が大事!
そうだし、嫌じゃないですか?勝手に友達決められて、お母さんとか、上司とかから、「何々さんと仲良くしてくださいね、ペアにずっとしますからね」とかって言われたらうるさいなと思いますよね。
自分が一緒にいたい相手くらい自分で決めるわって思うと思うんですよね。子供だって好き嫌いあるし、合う合わないあるし、自分で考えて動いてるわけだから。「〇〇ちゃんと仲良くしてね」とか、そんなの気持ち悪いなって思いますね。
だから私が意図的に誰々をくっつけますみたいなのはないし、本人の意思っていうのが大事だなと思う。あとは、今年仲良くできそうな子がいない。去年は仲良かった子がこんなにいたのに、みんなと離れちゃって、今年は気が合いそうな人がいないっていう相談をうけることもあるんですけど、
二つあって、
一つは、大丈夫!このクラスは1年で解散するから。1年間ぐらい、クラスの中にこの子!みたいな友達ができなくったって、他の場所で作ればいいし、
スイミングスクールに行ったら仲良い子がいるんだったらそれでいいし、
登下校はその中に◯◯ちゃん◯◯ちゃんが隣のクラスにいるわけだし、
1年間くらいこのクラスでお気に入りが見つからなかったとしても大した問題ではないっていうのを伝える。
お気に入りがいない中で、自分はどうやって立ち振る舞えばいいのかっていういい勉強じゃんって。お気に入りがいないときくらいあるわっていうことも伝えるし、
もう一つは、
ああ、このクラスには誰もいないなとあなたが思った瞬間に消えるよ、どんな可能性も。いろんな人がいて、まだ出会って1ヶ月くらいでここにはいい人はいない、なんていう千里眼もってんですか!?っていう。
「わかんないじゃん!話してみないと。じゃあ、私は一番の友達になるよ。私とあなたは友達だよ。」だから、「友達いないしわかってくれる人いないって言ったら、
私はここで大声で泣くよ!」って言って
「私がいる。その上で、この中にいい人いないのよって言っちゃったら
みんなからも、いい人いないって思ってる人って見られちゃったら仲良くできる人ともできなくなっちゃうのは勿体ないよ」って、
私が見てて素敵な子たちばっかりだから、この中でいい人いなそうって思ってる中でも、この人はちょっと行けそうみたいのを出してみようって言って、じゃあ何々ちゃんって出てきたら「出てきたじゃん!いい人いなくないじゃん」って言って、一緒に作戦立ててとかっていうのをしてましたね。
私が見てて素敵な子たちばっかりだから、この中でいい人いなそうって思ってる中でも、この人はちょっと行けそうみたいのを出してみようって言って、じゃあ何々ちゃんって出てきたら「出てきたじゃん!いい人いなくないじゃん」って言って、
一緒に作戦立ててとかっていうのをしてましたね。だから、捉え方かなって思いますね。
まとめると、
友達は、いないように見えても、本人が困ってなければ大丈夫!で
本人が困っている場合は、本人がどうしたいのかを聞いて一緒に作戦を立てようと。
友達作りが、失敗OKの学校の場でこんなにいっぱい試せるんだったら、
こんなに素敵な場所はなくって、いっぱい試すチャンスだね!っていうことで
じゃあ一緒に何ができるか考える。
先生を取り込んで、ちょっと協力させるなら先生にちょいと電話したり、先生って言って相談すれば、協力してくれる先生は多いと思うので、練習すればいいし、
クラスで仲良しが見つからなかったから私が駄目だとか、私って友達作れない人なんだって思っちゃったらすごもったいなくて、
ただの近所の同い年の寄せ集めですから、その40人の中に、いいなと思う子がいない年だってありますよ。
でもその中でも仲良くできる隣のクラスの子がいたり、習い事一緒のあの子がいたりっていうところの方がすごい大事で
友達できない、どうしよう。ってそんなに思わなくても大丈夫!
人と人は関わらないと生きていけないので、そのうち仲いい人はできますって思います!
Youtube「おしえてみかん先生!」
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