【超重要】あれ?この子虐待受けてる?…と気づいたときに

  • LINE
  • Facebook
  • Twitter

先生をやっていると、虐待の疑いがもたれる子は珍しくはないと思います。

この子、心配なあざがある・・・ここ最近続いているな。
学校の判断で、お母さんに電話をかけないといけない。

そんな状況もあるのではないでしょうか?

今回は、そんな子どもへの対応や、普段保護者の方から色々な相談を受けているみかん先生が思う

虐待受けてる?と気づいたときの対応方法と親御さんへのメッセージ

についてお伝えします。

先生!虐待に関してなんですけれども2021年は警察の検挙件数が過去最多の2174件だったそうです。

生徒T
生徒T

みかん先生もお子さんが虐待を疑われるケースとかってあったのか、そして、そういうケースはどういうふうに対処したのかっていうのを教えてもらえると嬉しいなと思ってます。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

そんなにいっぱいってわけじゃないんですけど、珍しいことではなくて。

珍しいことじゃないんですね。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

うん。いろんなケースがあるんですけど、一つは、子供が昨日、お母さんにぶたれた!って見せてくれる。それはそんなにその子供の心の傷としては浅いことが多いんですけど、あざとかが、えっ!っていうあざだったりすると、学年主任管理職に報告です。

みかん先生
みかん先生

学年が小さいれば小さいほど、ちょっと脱いでみて。みたいなことを、誰もいないとこですよ?だれもいないところでやることもあるし、保健室行こうかって言って養護の先生と一緒に見ることっていうのもありますけど、

みかん先生
みかん先生

例えば体育着になったときとかに、あれっていうあざがいつもあるな。ということに気づくってパターンもあるんですよ。その場合はちょっと心配っていうのはやっぱり報告をして、健康診断みたいなときに要注意としてリストにあげたり、することもある。というのがその子供を見てとか子供が言ってきて気づくパターン。

みかん先生
みかん先生

もう一つは、児童相談所とか、ご近所の苦情みたいなところから学校側に気をつけてくださいと連絡があるとき。

そういうのもあるんですね。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

ご近所の通報って多分すごく多くて。「いつも泣いてます」とか「いつもすごい叫び声が聞こえます」みたいな報告がいくと、そこからその自治体の方のいろんなシステムで、その子の所属してる学校にも連絡がいって「どんな様子ですか?毎日登校してますか?」とか。

みかん先生
みかん先生

ちょっと体の傷を見て欲しいっていうようなことがあれば、やっぱりその子の心を傷つけないように。なので、体育の着替えを見張るとか、あとは健康診断みたいなときに要注意として、1回そういう事があった子っていうのは毎年気をつけて見るようにって言われる。

みかん先生
みかん先生

それが引き継ぎ資料としてくるので、その子のその見えないところにあざがないか傷がないかっていうのを見るっていうようなことはありましたね。うん。

みかん先生
みかん先生

その上で、心配がなければ様子見ようってなるんすよ。1個あざがあったから保護者に何かしなきゃっていうようなもんじゃないじゃないすか。こういうのって。あざぐらいつくこともあるし、家で生活してればいろんなことがあるわけだから。

みかん先生
みかん先生

けどあまりに頻繁だとか、この傷はちょっと、、、っていうようなものだったりしたときには報告をして、管理職判断なんですけど、校長先生教頭先生のご判断なんですけど、児童相談所に電話をしようとか、教育委員会に報告をしようとか、あとはその保護者に、どういうことなのか事情を聞いてほしい。っていうようなこともあって、私も電話をしたことがありますね。

電話したんですか?

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

電話しましたね。これってすごく保護者の方からしたら嫌なことだと思うんですよ。学校から電話がかかってきて、そうは言わないんだけど虐待してますか?っていうような話じゃないですか。そんなショッキングな、、触れられたくないところだと思うし。

みかん先生
みかん先生

そんなこと言われたらね、実際どうかっていうところはなかなかわからないわけだけど、ショックなことだと思うので、電話してってなったときは、あぁやだなって思ってましたね。

電話してみるとそうじゃなかったってことは結構多いんじゃないかなあと今思ったんですけど。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

虐待の定義ってなんですか?っていう問題だと思うんですよ。

なるほど。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

日々、子育てにお忙しい中とか、子育てをしている中で、カッとして叩くみたいなことが、私はあると思うんですよね。だって人間だし、ふざけんなと思うことって一緒に住んでる相手に対してってたくさんあったりするじゃないですか。

みかん先生
みかん先生

でその時に手が出るっていうようなこととか、ものすごくこんなこと言いたくないのにっていう暴言みたいなものになることっていうのはあると思う。

みかん先生
みかん先生

もうちょっと昔の私が子供だった頃とかって、叩かれるとか普通にありましたよ。ものが飛んでくるとか。あったと思うし、笑いながら話してるようなことでもあったんですよ。昨日これしてたら、コタツの足飛んできた!みたいな。そしたらさ、隣にあった棚が壊れてさ。みたいなのって、それは虐待ですか?みたいな世界ではなかったから、それの良し悪しはありますよ。

みかん先生
みかん先生

いろんな事件があったからこうやってみんなの目で見守っていこうっていうふうになったのは悪いことだと思ってないけど、センシティブになりすぎてるところもあるんじゃないかなと感じていて、

みかん先生
みかん先生

相談を受けているお母さん方が、実は私子供殴ったことがあります。って、わあって泣かれたときに、1回とか2回とかわからないですよ。でもご自身もすごく辛いようなときに殴ってしまった。だから私は駄目な母親だってご自身のことをせめていらして。何か涙が出たんですよね。あるよって。

みかん先生
みかん先生

だから、1回殴ったから1回あざができたから虐待ですか?って言ったら私は違うと思う。虐待はあってはならないものだと思うけど、だからそれが虐待だとか虐待じゃなかったかということではなくて、そこに電話して、お母さんが「自分の事もこの子も駄目なんだ、学校は何もわかってくれてない!」ってなっちゃったら逆効果なんじゃないかなって思って、なんて伝えればいいのかな。っていうのはすごい考えてから電話してたなと思う。

難しいですね。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

それって虐待っていう判定?外側から見た判定なわけですけど、その子の命とかが危ない。このままこの親と生活していたらこの子が危ない。守らなければ。ってなったときに、行政が動くわけです。

みかん先生
みかん先生

別々にするために親から引き剥がすみたいなことっていうのは、起こる。子供の命を守るためですよ。でも、子供ってどういう状態にあっても、私が見てたのが小学生だったので、泣くんですよ。やだ。って。おうちから離れるのが。だからこれをすることが、どこまでが正しくてなんなんだろうなって本当に必要なことって何なんだろうなっていうのは難しいなって思ってましたね。

みかん先生
みかん先生

私が電話したことがある件で、電話して「事実だけを言います。」っていつも言おうとしてたんですけど、「疑ってるとかではなくて事実をこれは伝えなければならなくて、私はすごくそのお母さんやその子が苦しんでるようなことがあるんだったらお力になりたいって全力で思います」って言って電話してたんですけど。

みかん先生
みかん先生

「事実としては大きなアザがここ2週間続けてあります」と。「それがおうちでのことだったと本人が話しているので、もしよかったらお力にならせていただけませんか?」っていうような電話しかたをしてた。と苦しかったと思うな受けたお母さんは。

みかん先生
みかん先生

何かその男自身もその時、6年生だったかな体も大きいしっていうところで、その子がいうことを聞かないときに、その力加減が引っ張って押したらひっくり返っちゃったみたいなこともあったり、物が倒れちゃったみたいなこともあって、やっぱりすごい傷になっているのもわかっていて私がちゃんと対応できてないかなみたいなふうにお話をされてたりして、、

みかん先生
みかん先生

私はその子の話も聞いて、お母さんの話も聞いて、やっぱりその子が悪いところもあるし、なんだろな、どうやればうまくいくのかなみたいなところの力になれればいいかなと思ってその両方の話を聞いてっていう関わり方は、したりしましたけど、すごい繊細な問題だと思います。

難しいっすよね、

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

そうなんか、今だからすごくその子供に対して手を上げるとか、子供って体の大きさとか、経験のところとかではやっぱりこう弱い存在じゃないですか、に対して、こう暴力で言うことをきかすとかっていうことに対してすごくその世間の目って暖かく厳しいと思うんですよ。

みかん先生
みかん先生

昔はね。竹刀持ってる先生とかいて、チョークが飛んでくるとかっていうのもあった話だし、ご家庭内の教育っていうのも割とあって、「うちの父ちゃん怖いから投げられちゃうんだよ」みたいにあった話が

みかん先生
みかん先生

いまって、それは虐待でしょ。みたいなふうになっていることで、深刻な事件が防げているのももちろんそうだし、暴力で人を言うことを聞かせるものではないっていうの私が思っていると教育の方針としてはあるわけだけど、ま、ぶっちゃうときくらいあるよねっていうところと、

みかん先生
みかん先生

ぶたれて気づくこともあるよねっていうことと、そこに愛があるかないかみたいなところなのかもしれないんですけど、そこに対して周りがすごくセンシティブになりすぎることで私ワーッて泣いてる子供に対してお母さんが言ってるのを見かけたことがあって、そうなっちゃうよねって思ったんですけど、やめなさいそんなに泣き喚くのは通報されたらどうすんの!って怒ってる。

通報されたら。。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

そうだからよくあるんですよ。ご近所さんがあそこはいつも泣き喚いてるから心配だって言ったら来るんですよ。虐待してませんか?って。それは来られたくないじゃないですか。嫌だと思ってその子供の泣き声とか子供のわめき声っていうところに対して隠そうとするというか、

みかん先生
みかん先生

子供なんか泣いて喚くものなんですけど、世間の目がこうだから隠そうとするみたいなところもあるなって、その3回のあざで電話学校から行くこともやだと思うし、やっぱりその手を挙げてしまったご自身を責めてしまうっていうふうに繋がるんだなって思う。

みかん先生
みかん先生

だからそれがさらにストレスになっちゃってるところもあるんじゃないかなって思いますね。

なるほどね

生徒T
生徒T

まとめると、

学校では子供に虐待の心配があったときっていうのは組織で動くって言われていて、本当に子供をみんなの目で見ていこうってすごくされてます。

だから学校から連絡がいっちゃうことあるかもしれないんですけど、先生方の立場としては、虐待やってんじゃないの?っていうよりは、大丈夫かな?って、なんかあったのかな?みたいな、一緒に力になれたら、ご家庭と学校が手を結べたら、良くなっていくこともあるだろうなって思って私は電話をしていたし、先生方ももしそういうお子さんが、クラスにいらしたらそう捉えていただけたら私は嬉しいなと思う。

嫌だから。虐待してんじゃないの?みたいなかかってくる電話って。お母さんがそのとき辛い状態にあるとして、お母さんの心が軽くなるような気が全くしないから。

まあ、ぶっちゃうことがありますよね。それが対等な関係でない場合、やっぱり強い立場の者が弱い立場に手をあげるっていうのはやっぱり良しとされないところがあるなと。

で、そんなにこう痛めつけるほどの押し暴力をふるっちゃうような状態にもしあるとしたら早く周りに相談した方がいいっていうところと、

そうじゃないんだったら、「お母さん!」ってすぐに子供が言ってくるようだったら、そんなにご自身を責めないでくださいって思う。私も自分でちょっとドキッとしるような、体罰になっちゃうかなってどきっとしたようなことは、やっぱり子供と関わってるとあるので、より良くしていきたいなっていう目で、大丈夫かなって目でお互い向き合っていけたらいいのかなっていうふうに思います。


Youtube「おしえてみかん先生!」

未来学園HOPEでは、このようなお悩みに対するお話を毎月6本公開しています!
大好きなレモンサワーを片手に教育や子育てに関するさまざまな質問にお答え🍊
みなさんからの質問も随時募集しています🍺

https://www.youtube.com/channel/UCOUADQoCtneWeQNUVzFlIbw/videos

未来学園HOPE会員募集中!

より詳しい解説を聞きたい方、教育に想いがある方、みかん先生の活動を応援したい方は、ぜひ未来学園HOPEの会員になってください✨会員限定でさらに詳しく赤裸々に…🍊具体的なエピソードや解決法、スキルをお話ししていきます。

この他、会員限定動画をHOPE正式会員Facebookグループで公開しております😊❤️🍊

🍊未来学園HOPEの公式ライン

お役立ち情報をどんどん発信しています!よかったら、登録お願いします!

この記事を書いた人:未来学園HOPE 事務局

あなたもHOPE会員になって
一緒に教育を創りませんか?