「言わないとやらない」「自分から動かない」そんな子どもの姿に心をくだいている親御さんは多いのではないでしょうか? 実は、子どもたちは本来、無限の可能性と自主性を秘めた存在です。子どもたちは正しい方向づけと言葉かけがあれば、驚くほど自主的に動き出します。この記事では、子どもの力を引き出し、自ら考え行動する子に育てる具体的なステップをお伝えします。
先生、視聴者さんから質問です。『子どもにやる気がありません。言わないとやらないんです。けれども、どうしたらいいですか?』こういう質問があるんですけど、のんちゃん先生はどう思いますか?


そうですね、その質問はめちゃくちゃ多いですね。
多いですね。

自主性とは何か?ゲームには熱中するのに…

保護者の方からもそうだし先生からもすごい。『最近の子って本当にやる気ないですよね』、『そうなんですか』、『こうやったら自分で考えて動けないんだよなー』みたいな。のはすごいよく聞きますね。
自分で考えて動けない。自主的に何かするってことがないってことですか?


そうそうそうそう。ゲームとか自主的にやってると思いますよ。
めっちゃわかる。


でしょ。自分で考えてゲームとかめっちゃやってるし、説明書とか考えて読んだり、漫画とか読んだりはすごい自主的にやってるって多分思うんですけど、そこは多分親とか大人的にはカウントされない。
求めてないところですよね。


っていうところなのかなと思います。だからこれは将来のために勉強してほしいなとか、もっとこうスキルアップだったりとか、そうそうそうスキルアップそうね、みたいなところに対して自主性を持ってほしいっていう話じゃないかなとは思いますね。はいはいはい。
その上でどうやったら実践を持ってもらえるのかな。


そうですね。私がクラス作りをするとき、めちゃくちゃ自主的なクラスになってたんですよ。
はいはい、例えば?

驚くほど自主的なクラスの実例

例えばで言うと、目標は自分たちで立てていたし、
目標から?


うん。目標を毎週4つ立てて、
多いな。


4つ自分たちで立てて、それが達成するか、達成してるかどうかっていうのは自分たちでチェックして、目標達成を多分…年間達成した目標200とかを超えるクラスを作っていたし、テストがあるってなったら、そのテスト勉強会の会とかの連絡って子どもたちが自分で手をあげて、『明日何々のテストがあるので皆さんあのテスト勉強頑張っていきましょう』みたいなのを自分たちでしていたし、『静かにしようよ』とか『ここは聞こうよ』みたいなのも私が言っているよりは子どもたちがいつも言っていたし。

あとは雨の日ね、最後に持ってたクラスで流行ったからずっと。彼らは楽しくやってたんだと思うんですけど。雨の日は学校中のカサ立ての整理して回っていたし。あとは6年生が修学旅行に泊まりに行った、6年生の掃除の分担回しを自分たちで調べて自分たちで6年生がいない分を掃除してたし。
意味が分からないですね。さっきチラッとみかん先生が言ってたテストの時間を伸ばしてほしいってやつ。


そうですね、交渉に来ましたね。そもそも任せてる仕事がすごい。多くて。

子どもたちにお願いしている仕事ってのはめちゃくちゃ多くて、明日の時間割っていうのはそれぞれ社会当番、国語当番、理科当番みたいな子たちが分担して決められていて。子どもたちが『明日の社会を先生何をやるんですか?』っていうのを聞きに来て、「今日の次のとこ」とか「テスト」とかっていうのを私が答えると、『今日の次のとこって?』って見て、『武士の生活』とか、そういうのを明日の予定版に書くっていうのが仕事だったんですよ。

だから、明日テストだとかっていう連絡も私がしなければならないものではなくて、子どもが聞きに来て、子どもが書いて、連絡帳等がいるので連絡帳に書く内容は、『これで良いでしょうか』って私に確認が来る。子どもが明日の連絡を見て、『明日はテストがありますみたいなのを連絡に入れた方がいいか入れない方がいいか』みたいなのを自分で考えて帰って、テストの予告っていうのがされて、

会議の会議に誰かが勝手に手を挙げて、『明日は社会のテストがあるので、平均点90点以上を目指して、皆さんテスト勉強頑張りましょう』みたいなのを言って、『イエーイ』みたいなことを子どもたちが勝手にやってた。
『テスト勉強頑張りましょう。イエーイ』なかなかないですよ。


そうなんですよ、勝手に連絡をするくらいに最後に持っていた3-4年はずっとなってたんですけど、その時は社会当番が聞けませんでした。
前日。


だから社会が空白のまま、それは誰も指摘をすることがないまま、次の日を迎えてしまったんです。よくやっちゃうのが、大人がなんとかしちゃうっていうのは結構あるんじゃないかなって。先生が『書いておいたよ』とか『何か忘れていたからここはテストだよ』とかっていうことっていうのも別に悪いことではないんじゃないかなと思うんですけど、私がまあめんどくさがりっていうのと、だってテスト受けるのは私じゃないし、任せた仕事だしっていうところで言うと、そのままほっとくタイプで、で次の日まで行ったって。

社会の当番の子が来たんです。『すみません、昨日聞き忘れまして、今日の社会は何でしょうか?』って言われたら、『テストです』って答えたら、社会当番の子たちは『えっ、テストですか?』みたいな風になって。その当時、平均点90点以上目指してっていうところで、子どもたちがんばって自主学習とか呼びかけて、『クラス38人中30人が自主学習やってきましたよ』みたいな報告してきたり頑張っている頃だったから、当日にテストについて知るっていうのは彼らにとっては大事件で「マジか」みたいな。

朝の会の連絡の時に社会当番が手を挙げて『すいません、僕たちが聞き忘れまして今日の社会はテストです』で、なんか『え?』みたいな話になって。そういうとこも私入らずずっと丸付けてました。そしたら『変えてもらえないかな?』みたいな話が出て『先生に言おうよ、言おうよ』って。『じゃあ僕らが忘れた話だから』って言って。社会当番が私のところに来て、『テストの日程をずらしてください』っていう。
めちゃめちゃ自主性がある。なかなかテストの日ずらしてくださいって言わない。


時間割をなんとかしようとするっていう。自主性を発揮してましたね。それに対してもちゃんと横の関係で対等な立場で答える。『なんでですか?』っていうちゃんと言ってくれればちゃんと理由を言ってくれれば、こちらも検討しますよって言ったら、みんなで『90点以上目指していて、合わせてもらえればテスト勉強ができるので、いい成績でテストの平均点上がるし、みんなもテスト勉強したいって言ってるので、テストの日程をずらしてもらえませんか』、ちゃんと理由を言ったので。

『なるほど、やる気がある上での話だから、ぜひと思うけど、正直当日に私だって準備をしていて、次の社会の単元に入ってくださいみたいな、当日に言われても正直困る話ではあります。どうしてこういうことが起こっちゃったのかっていうのは、ちょっと考える必要があると思うよ』って言ったら、『それは自分たちで考えて報告します。』『そうなんだ。分かった、じゃあ今回はずらしましょう』って言ったら『ありがとうございます』って言って、その後ずらしてもらえることになりました。

『これはせっかくずらしてもらったんだから、そんなにテスト勉強をやってきたんだっていう姿を見せなければとても良くないと思うので、今日社会のテスト勉強できる人いますか』とか『できます、できます』みたいなことを言ってあげて。『じゃあ30人以上っていうところを目指すっていう感じでみんな頑張ろう』みたいな声を掛け合っていましたね。実際90点越えてたと思うんで。
信じられないですよね。意味がわからない。


すごいですよね。なんかそういうクラスになっていたし、基本的になんか子どもたちが考えてやってることってすごい多かったですね。すごいテキパキ動くし、よく発表もするし、なので授業早めに終わることみたいなのって多くて、『残り10分でいいね、単元の最後までいったね』とかっていうと、そしたら『次の国語の練習がしたいです』とか、『そしたらこの間の学活が中途半端で終わってるのでその続きをしていいですか』とか、

お笑い担当が急に出てきて、お笑いライブをやってもいいですかっていうのが出てくる。それに対してもじゃあみんなで決めたら?って私も言ってたので、私がやらなきゃいけないことがある場合はやりますけど、そうじゃない場合は『じゃあみんなで決めてください』って言って、それもいろいろ話し合って決めてましたね。
すごいですね。そういう話を聞くとクラス全体で結構自主的にやってるから、個人も結構自主的に動いてくれるんじゃないかなと思ってます。


めちゃくちゃ動きますよ。だから本当に私は楽でしたね。もともと抜けてるから。子どもが心配してくれてしまっているのはあるんですけど、だから『次に体育ですね』と。そうすると、『あれは必要ですか、これ必要ですよね、持って行っておきます』みたいなフォローが全部、『作戦ボード版ですよね』って言って、『先生笛だけは持って行ってください』みたいな感じで大体準備しておいてくれてました。行くまでに準備体操も全部終えて、『ここまではやっときました。今日は幅跳びだからここに並んで合ってると思ったんでやっといたんですけど合ってますか?』みたいな。

すごい!っていうので、彼らは本当に次に何するか?っていうのは自分たちの責任として動いていましたね。
すごいですね


そうなんですよ。そのくらいできる5年生の話です。けど別に1年生でもそのくらいできます。
自主性っていうのを持つとやっぱり子どもたちって、今は知られないような話なんですけど、すごいパワーを持ってるんじゃないかという風に感じていて、それを。一方でそのご家庭の場合だったりの個人の場合、そういう風な自主性を持たせるにはどうしたらいいとかあります?

自主性を育てる4つのステップ
ステップ1:信頼関係を築く

段階を追って進んでいくのが大事だなってすごく思うんですけど、本当に小さい子っていろんなことに興味津々だしやる気満々じゃないですか?小さい方はわかるんじゃないかなと思うんですけど。0歳児1歳児くらいの頃から、はいはいするのめんどくせえみたいなそんなにないじゃないですか?あれをするとか、つかもうとするとか、あれ自主性なんですよ。そういうところからどれだけ大切にしていけるかっていうところが、子育てとしては大事になってくるんじゃないか?と思うんですけど。

私、生まれた頃から彼らに関わってたわけじゃないので、一番最初で言えば、言っても動かないクラスみたいなところから始めることが多かった中で言えば、一番最初は、とにかく信頼関係づくりです。クラスに入った瞬間に、『私はこのクラスの先生に、担任の先生になれてとても幸せだ』って。『みんなの目の輝きは本当にワクワクするところばっかりだ』って伝えてたし、入った瞬間に。

そう言われたら悪い気しないんですよね。確かに。実際全然目輝いてなくてもいいんですよ。ぜひ、目の輝きはみんなね、人類みんな持っているのでっていうところでやって、『関われて嬉しい』っていうところから入るし、できていることも今も持っているものを『いいね、いいね』って伝えていくことで、『自分は悪くないな』みたいな風に。みんなたちが自信みたいなところ、素地を作っていくっていうところからのスタートですね。『あれできてる、これできてる、それできてる、姿勢がいいね』みたいな。
その信頼関係を獲得するっていうことと、できてることを指摘するっていうのは同じ。


ステップですか?そうそうです。それプラス信頼関係っていうのは、言ってることとやってることがこっちも合ってるとか、
こっち側のね。


そうそうそう、理不尽なことは言わないとか、ちゃんとごめん、ありがとう、言うとか、
言う部分での関わり。

ステップ2:できていることを見つけて伝える

なんかこの人、信頼できそうだなって子どもらは思ったっていうところの関係性を大事に、『あれもできてる、これもできてる、本当に素敵だね』って、『これやってくれたり、ありがとう』っていうのをたくさん伝える。こんなちっちゃくてもいいですよ。がんばってる。そのつまらない感じの子がクラスに来たっていうだけで素晴らしいところからスタート。
とにかくできてるところを見つける。とにかく頑張ってるところを見つける。


見つける。あるし。普通に頑張ってなくても『消しゴムが可愛いね』って言うんです。
あー、なるほどね。


信頼関係にするんですから、ああ、その時『消しゴム可愛いね』って言われて、すっごい嫌い気分になったって人いないので、『ああ、すごい可愛いですからね』って言ってるねって言うんですよ、別に。だから持ってる人が『わー』って言わなくても、この人が『いいね、いいね』っていう関係を作っていくっていうのがそこから。
例えば親御さんだったらそれまであんまそういったコミュニケーションしてこなくて、急にそういうコミュニケーションするのが気持ち悪いと思われるじゃないか、なんかちょっとやるの苦手だなと思っちゃう場合もあるかなというのを聞いたことがあるんですけど。


なんかそうですね。それで言うと平本あきおさんが伝えている7秒コーチングみたいなのを、この方ぼうにも挙げられているように見ていただければと思うんですけど、まいっ向かって『何々がいいね』っていうの気恥ずかしいじゃないですか、親子関係とかで。そんなふうにする必要なくて、通りすがりながら言おうよっていう。『それいいね』みたいなのを通りすぎるとか、つぶやく『わーすごい』みたいな。
すごいみたいな。


『これって別にあなたに言ってませんよ』って言うところで言えば、でも耳には入るんですよ。ちょっと嬉しいじゃないですか。やっぱりYouTubeの撮影すごく楽しいんだよな~って言ったとしたら、ここにいる人たちを、『いいね』って思った。だから、そういうつぶやきからでよくって、面と向かっていいところ3ついおう、みたいな重いから、つぶやきをどんどんどんどん、こちらから、『うちって安心するわ』とか、

なんか早く起きてくれると助かるなあ~みたいな。つぶやきを増やしていくところから。その上でやってほしいことがあるんだったら、そのやることのメリット、『やって私的にはこのような良いことがあって、であなたの将来にとってすごいいいと思うよ』みたいな。これをやるといい目的っていうのを伝えた上で、ちょっとでもやったら『やってる、やってる、やってる』みたいな、

指摘からその中今のできているところでの素地を作った上ですよ。作っておいて『やってほしいんだよな、その理由はね』っていうのを伝えて、ちょっとでもやったところ、なんか勉強してほしいんだったら、『机のところにね、席についた!やる気があるように見えるねー!』みたいなところからのスタートなんじゃないかなーって。でそのやりだした時に否定をしない。どんな変なやり方でやってても『いいね、いいね、いいね、いいね、やろうと思ったんだねー』とか、
ステップ3:できたことを認め続ける

なんかいうところを指摘っていうか?その言葉に出し続けるっていうのは次もやってみようかなにつながるんじゃないかなと思いますね。
それこそそこの本に書いてある言葉かけっていうところ。


がすごく大事になってくるんじゃないかと。大事、大事、大事ですよ。だからその私のクラスで言うならば、別に『テストの平均点を90点以上にしなさい』なんて一回も言ってない。だけど、テスト勉強っていうのをした子が一人二人いったりするんですよね。の子を紹介をしました。『テスト勉強をね自習学習でしてる子がいるんだよ、これすごいいい復習になっていいね』って、『これやだなって思っちゃうようなテストもちょっと頑張ってみようかなって思えるすごい素敵だね』って。人が増えるんですよ。やる子なんとね二人いたっていったじゃん見てはい、10人になってたとかっていうのが『おおー』みたいな。

『このクラスすごいわ、すっごいやる気があるクラスっぽいだ』っていっぱい言ったとおりに10人になったんだよって?『じゃあ次は先生20人になっちゃうかもね』って子どもって返してくるから、『それやばいね、20人超えるならヤバいよ、ヤバいよ』とかって言ってると、20人超えてくるっていう。なんかそうすると平均点って上がってくるんですよね。

ちゃんとチェックしていて、『なんとね上がってきてるよ。でこれ90点超えると、すごい先生にずっとやってきて思うんだけど、聞いてん?』、『今回の理科のテストの平均点ね89』とかって言うと『おー』みたいな。『これはやっぱりやる気のあるクラスだとすごいね』とかっていうのを言うから本人がその気になってくる。『次は先生90点超えますよ』みたいな言ってくるとか言って。

一人で頑張っても平均点数は上がらないんだよって言うと、呼びかける子が出てくるんですよ。

『一緒にやってくれる人どんくらいいますか?』って思っていて、手が挙がる。で、実際増える。増えた時に『増えたね』というかっこの繰り返しをずっとやってたらそうなったっていうところで、だから彼らは自分たちで思いついて、自分たちでやってみたら成果が出たと思ってるから、実際そうなんですけど、そうなったらいいなと思って私は声をかけてるんですけど、実際そうのってこない子たちもいるし。
ステップ4:少しずつチャレンジングな目標を提示する

ただのってくる子たちがいてっていうところでのその、やる気スイッチっていうのかね。そのできたら少しずつ積み上がっていったころにちょいこれを提示するんですよ。はいはいはい。だから。
ステップで4つ目?


そうです、そうです。ちょっと上のできそうなところ提示をすると、やる気出てくるんですよね。これなんかゲームとかすごい上手いなと思うんですけど、だんだん難しくなるじゃないですか?同じ問題ずっと出されたら退屈になるようなところなんですけど。

自主学習っていうのをやる子が増えてきたら、『なんとね、今回の平均で88.9だったよ、あと1点くらいだね』みたいな。これちょろっとやってる人が1ページとかやってきたら。『いくかもしれないね』。『俺ここ2ページやってくるから』みたいな子が出てきて。『ページは大変だからやめといた方がいいよ』って言うと、『できましたよ、できました、できました』みたいな。

ゲームやってる時間をちょっと削ればいい話です。今のゲームの時間を削る人が出てきて『すごー』みたいなのを言ってると増えてくる。みたいなのを繰り返していたらそうなった。

なので、信頼関係を作る。できたところ。信頼関係を作るとこでは今持ってるいいとこ指摘。ちょっとできたところ。ちょっとでもできたところを指摘していく。

あのこうやってやってほしいなの目的を伝える。ってちょっとチャレンジングな。その時に方法って伝えてあげてるんです。だいたいキーワードって先生一番最後に言ってるからそれを持って、最後に中学生で書くだけですっごい効果があるとかって言うと、『じゃあどうすれば点数のテストの点数が上がるか』っていうのはよく知らない上で努力をするしてもなんかやったわりに上がらないみたいなことが起こると、不成功体験になっちゃうから、わかるところで言えば『こうしたら持ち上がると思うけどね、でもまあやってもやらなくてもこっちでもいいよ』っていう選択の方に任せると、やったものの結果が出ると、『自分たちってやればできるんだ』で彼らの中では私は提示しかしてないし、ヒントしか渡してないのでなんか『自分で思いついてやったらできた』。

になっていった時にいろんなことがやりやすい。
成功体験を積んでるからこそ、次のチャレンジだったりっていうのを勝手に自分で思いついて勝手にやる


そうそうっていう連鎖が起こっていくみたいなイメージです。うちでもまずその子が今持っている、そのままでいいとこだとし、それをつぶやくようにしていくと。イメージでは『自分で全然何もできないんだよ』って、この水がカラカラなイメージなんですけど、そこに行ってきさせてもちょっとずつためていく感じ。だって、ゲームが上手いところでもいいんですよ、最初は。

『やる気になるとさ、攻略本とか読んでさ、それで分析してやってるんでしょ、すっごいなー』みたいな。ちょいちょいちょいちょい、溜まっていって、半分を超えたあたりからこれやってみようかなって、出てくる。

できているところ、『いいね、いいね』、『これやったらこうなったんだね、いいね』、『もうちょっとこれやったら、こんなんなっちゃうかもしれないよ、どっちでもいいけど』みたいなところで、それができたら、パッとなった中だって何でもできるみたいにやっていくなんて
まとめ:子どもの可能性を信じる

やる気ない、自主性がない言っちゃうと『自分で自主性がなくてやる気がないんだ』と思っちゃった、そっちの方に進んじゃうので、よく見ててください。きっとゲームのやる気は。
ある。


とかなんだろう。テレビそうおやつを食べるやる気とかめっちゃうっ。自主性なんとかしてチョコレートを見つけ出して3つでも4つでも食べてやるみたいなやる気があるんです。やる気がない人じゃなくて、今その向かせたいとこに対してやる気がないっていう訳なので、やる気がない子ではなくて、今やる気になって、今素敵に頑張っているとなんだろうっていうところからの、土台作り。大事なことはずっと一歩目の方をちょっとずっと上げていって、いきなり言ったらやるっていう話じゃないので、かけてって半分過ぎたからちょっとこれやると。

例えばこの宿題をこういう風にやるとね、こんないいことだってめっちゃおすすめなんだけどみたいなのをやった時に『じゃあやってみようかな』っていうのは半分超えてないとならない。めんどくせえな~ってすぐなるから。それをやった時に『やれたね』っていうちょっとでもできたところを増やしていってチャレンジを増やしていくと。なんか自分が考えてやるこって成果が出てくるんだなっていうのを子ども自身が自分の体感として実感した時に、湧き上がってくるものなんじゃないかなって思います。
ありがとうございます。ちなみに今本が一冊ありますけど。


そうなんですよ。平本あきおさんと前野さんが出した『子どもが一瞬で変わる言葉かけ』っていう本なんですけど、私いっぱい登場するんですよ。『みかん先生さん』って。もしよかったらぜひって言ってあげたら嬉しいです。
思ったら出てきますよね。


そうなんですよ。
あれこれ、みかん先生の話じゃんっていうのが結構ふんだん出てくるので。


ふんだんね。全領域の話だけどね。
たらぜひぜひ読んでみてください。すごいわかりやすく読みやすいと。ありがとうございます。
