【躾】厳しく指導する前に!子どもがポジティブに成長する「4ステップ」とは?【反抗】

子育てや教育の現場で、「厳しくしつけたいけれど、逆に反抗されました」ということありますよね。実は、子どもが前向きに「よし、頑張ろう」と思えるようになるためには、ただ厳しくするのではなく、段階を踏んだ関わり方が重要です。

この記事では、アドラー心理学に基づいた10ステップを応用し、すぐに実践できる「4ステップ」の関わり方をご紹介します。

みか先生、はい、質問が来てます。「みかん先生が厳しくとかしつけと言いますが、全然うまくできません。どうしたらいいでしょうか」。
生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生
これ、よくご相談いただくんですけど、「みかん先生の口調を真似して厳しくやってみました。すごい反抗にあいました」とか、「すごい怖がられちゃって」とかって、先生方からもよく言われます。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
で、実はここにはこう手順っていうかステップがあって、これ、平本あきおさんってよく私もコラボさせていただいている私のアドラーの先生が開いているメンタルマネジメントスクールで伝えているこの10ステップっていうのがあります。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
この手順にこう従って、このステップを踏んでいっての9番目に「厳しく」っていうのは出てきていて、その前にこのステップを踏まずに厳しくでやると、ドンガラガッシャンみたいなことはよくあります。
ドンガラガッシャン。
生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生
そう。ただこれね、10ステップもし詳しく知りたいなっていう方は、またあの相談会とか来ていただきたいなと思うんですけど、「もう10個もあったら大変だよ」「10ステップも踏んでられないよ」っていう方も多いんじゃないかなと思うので、
のんちゃん先生
のんちゃん先生
子育てとか子どもたちと関わるっていう時に、この4ステップくらいって思って関わっていくのが手順を踏みやすいんじゃないかなと思ったので、今回この4ステップにまとめてお伝えしてみたいなと思います。

子どもが前向きになるための4ステップ

ステップ1:目的を明確にして伝える

のんちゃん先生
のんちゃん先生
ということで、1。目的を明確にする、と書きました。どういうことかって言うと、多分「もっとこれこれしてほしいな」とか「これはやめて欲しいな」とか、「なんかイラッとするな」とか「もうちょっと頑張れよ」とか、多分お子さんに関わっていて、何かを伝えたいとか、もっとこうさせたいと思うタイミングって皆さんあると思うんですよね。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
で、その「あれ?」って思った時に、その目的を明確にするってすごい大事です。どうしてそれをしてほしいのか、どうしてそれをされるのが嫌なのか、どうなって欲しいのかっていう部分を自分の中でよく分からず伝えると、結構ぶれるので、何に対して怒っていたのかよくわかんなくなったりすることってあって。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
なので、なんでそれが嫌って思ったかなっていう。例えば「学校行きたくない」だったら、学校行きたくないって例えば子どもが言った時に、学校別に行かなくていいやっていうお家の方だったら何も思わないですね。「だったら行かなきゃいいんじゃないの」って終わるんですけど。なくて、「え、それは行ってほしいな」とか。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
あとは例えば『クソババア』みたいな物言いをした時に「やめて」と思ったとすると、どうしてですか?それやっているとどんな悪いことが起こりますか?で、どうなって欲しいですか?っていう自分自身の目的を明確にすること、そしてそれを伝えるってことがすごい大事だなと思います。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
これ、10ステップで言うと「共に進む関係性を作る」っていう、共同関係に持っていくみたいな言われ方するんですけど、その目的、自分の目的を伝えずに相手ばっかり尊重していると、やっぱり疲れちゃうし、「なんでこんなに子どもの言いなりになんなきゃいけないの」みたいなのが出てくる。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
でも、こっちばっかり「あれしなさい、これしなさい」って目的なく伝えていくと、子どもから反抗されやすくなるので、この目的を自分で明確にすることと伝えるっていうことが大事です。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
「私は学校に行って欲しいと思っているよ。なぜならば、学校に行くとこういうことが学べて、お母さん自身も学校に行っててよかったなって思うことがたくさんあるから、行って欲しいと思っているよ」っていうご自身の目的とか、「こうなって欲しい」を伝えた上で関わっていくっていうのが大切です。なので、1番、目的を明確にして伝えましょう。

ステップ2:先入観なく観察し、関心を持つ

のんちゃん先生
のんちゃん先生
そして2番目。2番目に「観察」と書きました。人って、自分のことを見てくれてない人が色々言ってきても聞く気になりません。それは私たちもそうだと思うんですよね。上司から命令が来ました。「あれしなさい、これしなさい」「これも分かってないのか」と。で、「これはダメだ」みたいな言われて、自分が日々頑張っていることとか、興味を持ってやっていることに対して全然興味持ってない。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
「私こういう本に最近はまってて」「それどうでもいいからこれやってくれる?」嫌な感じですよね。でも結構、子どもたちがこう夢中になっているゲームとかYouTubeとかっていうのって、大人にとってはこう減らして欲しいものだったり、煩わしかったり、「大体そんなに私HIKAKINに興味ない」とか色々あると思うんですけど、結構「分かった。それよりも宿題やって」みたいになりがちです。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
で、そうすると、あんまり伝わらないんですね、自分の目的に向かって、こちらが伝えたいことが。なので、よくよく観察してみてください。お子さん、何が好きで、何が楽しくて、どんな時に生き生きワクワクしてますか?「あ、それがこんなに楽しいんだね」って、これをワクワク聞いてみた時に、やっぱり「じゃあ宿題も頑張ってみようかな」みたいな気になりやすいです。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
「学校行ってみよっかな」とか。やっぱり自分が楽しい話とか、自分がすごく「ここ嬉しかったんだよ」みたいな話を楽しく聞いてくれる人と関わると、子ども自身も元気になりやすいので、よくよく観察して何が楽しいのかを見てみてください。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
で、これはこの10ステップだと「先入観なく観察」とかって出てくるんですけど、全然違う人間なんで、お子さんと自分。なので、あの、私本当に虫嫌いなんで、「バッタとかいなくなっちゃったらいいと思う」くらい(あ、そのバッタに失礼なんですけど)本当に思うくらいなんです。全然興味はありませんし、なんならぴょって跳ねたら逃げたくなります。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
でも、それに夢中になって、本当にいつバッタを取れるのかっていうのを目指して生きてる子っていうのがいますよね。かと思えば、お絵かきが好きでねとか、かと思えば、韓国の俳優さんが好きでねとかって、色々みんなそれぞれにあるところをよく観察して、一体それの何が楽しくて、何に夢中になってるんだろうっていうのを観察するのが大事で、
のんちゃん先生
のんちゃん先生
こちらに「そんなもの楽しいわけない」みたいな先入観を脇において、彼らと同じ目線に立って、何を見て、何を楽しんでいるんだろうっていうのを観察して興味を持つこと。これ、「相手の関心に関心を持つこと」みたいな風に平本さんもおっしゃっているんですけど、それすごい大事です。相手の関心に関心を持って、よくよく観察してみてください。

ステップ3:承認と小さな改善の積み重ね

のんちゃん先生
のんちゃん先生
その上で関わり出します。目的に向かってです。「これやめて欲しい」とか「もっとこうして欲しい」っていう目的に向かって、手順を追って進んでいきましょう。で、順番としては、まずできているところを「いいね、いいね」と、「そこはできているね」っていうところを伝えていきます。で、この時に目的に向かっているのかがすごく大事です。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
ワクワク、一緒に「あ、そのYouTubeのそれが好きなんだね。それのどこが楽しいの?そうなんだ、敵をこうやって倒す感じにワクワクするんだね」みたいなのを聞くのはオッケーとして、「ああ、ゲームが楽しそうでいいね」って毎日言っていたらゲームが増えていっちゃうので、ゲームの時間を減らして宿題やってほしい、もうちょっと勉強して欲しいっていうのであれば、例えばできているところで言ったら、「勉強しようとは思ってるんだね。それ嬉しいよ」みたいな。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
まず勉強してなくても、「勉強はしようと思ってんの?それとももうどうでもいいと思ってるの?」って。「いや、しようと思う、思ってるよ」。「あ,しようと思ってるんだね。すごい嬉しいよ」みたいな、こう、その時の目的に向かってできているところの承認から始めます。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
で、そうすると、「そうか、しようとは思っていて嬉しいって言われて、そうだな、ちょっとはやってみようかな」みたいになりがちです。なので、まずはできているところを「いいね、いいね」。で、自分の好きなことに興味関心を持ってくれて、できているところを「いいね、いいね」って関わってくれる人のそばにいると、もうちょっと頑張りたくなるのが人です。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
で、その上で「小さな改善」ってあります。「いいね、いいね。しようと思ったんだね。じゃあさらにどの時間だったら少しこれやってみるっていう気持ちになりそう?」とかっていう風に、ちょっとステップアップっていうのを伝えていきます。で、これがまたできたら「いいね、いいね。その時間これをやってみたんだね。いいね、いいね」っていう関わりをしていく。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
で、小さな改善を子どもが自分でできるようになっていった時に、それに対して「いいね、いいね」を積み重ねていくと、苦手なことにチャレンジする力が湧いてくるのが人で、苦手なところにもチャレンジして欲しいよっていうのをだんだんと伝えていけるようになってきます。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
それ、苦手なことっていうのもそうだと思うんですけど、これまでやったことないチャレンジングなことに対してとかもそうですよね。そうです、そうです。だから、できているところに対して「いいね、いいね」で、さらにちょっとステップアップに出して「いいね、いいね」って言っていくと、これゲームとかも一緒なんですけど、こうゲームってよくできているじゃないですか。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
私たちもやり始めたら止まらなくなっちゃったりするのは、だんだんちょっとずつ難しくなっていって、「わあ、すごい、ちょっと難しいかも」みたいのが出てきた時に、やっぱりやめられなくなっていく、はまっていく感。ずっと簡単なレベル上げみたいなのをずっとしていくゲームだとそんなに中毒性がなかったりするんだけど、ちょっと難しい、ちょっとクリアできないみたいなのがちょこちょこ出てくるみたいなのって、やっぱりすごいどんどんどんどんやる気になっていくんですよね。

ステップ4:厳しく、期待を伝える

のんちゃん先生
のんちゃん先生
そう。だから、やったことないことだったり、本人が苦手意識を感じているものに対するチャレンジっていうのは、この2つのステップを踏むとできるようになってくる。で、その上でです。その後に「厳しく」はここでようやく出てきます。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
で、この「厳しく」っていうのは、私で言ったら、例えばクラスで「給食の時間は5分前にごちそうさまを全員でします」みたいな目標を立てているのにも関わらず、3日連続で全然それが達成されてないとかっていう時に、このステップを踏んでいって、「自分はチャレンジもできるし、なんか改善をしていくことも自分たちでできるし」って思っている子どもたちが思っている段階で、「ふざけんじゃない!そんなものだったら目標を立てるみたいなのなんかやめてしまえ」って言って目標破り捨てたことがあるんですけど。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
でも、そこの段階まで進んでいると、「いいえ、できます」「いいえ、できます。もう1回チャンスをください。僕たちだけでやりますから」みたいなことができるようになっていくのは、ステップを踏んでいるからで、突然やる気もなく、こう、自分に対してやれるっていう感覚も持ってない子たちに突然目標を破り捨てたら、「あ、もう破り捨てたまま二度とやりたくないです」になってしまうので、
のんちゃん先生
のんちゃん先生
このステップを踏むイメージは、彼ら彼女らが「あ、自分って何でもできるし、自分たちで解決できるし、自分が頑張ることによっていいことあるよね」っていう状態になっていての初めての「厳しく」だなと思います。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
で、「厳しく」とか、あとは「ワクワク、もっといけるよね」みたいなことを、この4ステップ目で私は本当によく伝えるんですけど、子どもたちに伝えるよく言うセリフとしては、「え、そんなもん?もっとできると思うよ。まるまる君だったらもったいないよ。それじゃあ全然足りないと私は思うけどね。やる?やらない?できると思うよ」みたいな伝え方を良くします。
才能爆発教室か。まさにそこですよね。
生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生
そうですね。子どもたちがね、自分たちで企画運営をするっていう「才能爆発教室」っていうのを開いているんですけど、それで言ったら、彼らは集客をしてお金をいただいて、企画のイベントを運営していってます。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
で、こないだも廃校をね貸し切ってみんなで逃走中をしようみたいな企画イベント立てたんですけど、もう最初から全然彼らの企画は通らずですね。もうその子たちで言えば、3番まで私は関係性が築けているので、4段階目です、基本的に関わり方が。最初に逃走中の提案をした時に、「それでお金取ろうと思ってんの?甘ったれてんの?」って言いました。
厳しい。
生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生
「そんなの二度ときたくないよ。私だったら宿泊費はいくらなんだよね。その上で交通費はいくらで、あなたたちはいくらのお金を取ろうとしてるんだよね。で、そのレベルの提案なの?お金下げるか、テーマ変えるかした方がいいと思うよ。私だったら絶対に(参加したくない)」って言って、「すみませんでした!」ってなって、「ちょっともう1回考え直そう」みたいな。動線からちゃんと確認してやってこうって。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
いう中から、子どもたちから「下見に行かせてください」と。「下見をせずにやっぱり参加者さんたちに参加してもらうっていうのは僕らは違うと思ったんで、ちゃんと下見に行って、それのその逃走中が成り立つかどうかのシミュレーションして、その上でもう1回企画を練り直したいです」っていう意見が出てくる。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
そうすると、やっぱりちゃんと現実を見た提案っていうのがどんどん子どもたちもできるようになってくるんですよね。「よく頑張ったね」「よく考えたね」「いいね、いいね」ばかりしていると、私の一言で言うともったいないんですけど、彼らができる範囲って本当に果てしないので、
のんちゃん先生
のんちゃん先生
それをきちんと横の立場でこちらも意見を言うし、「もっとできると思うよ」っていうのを言っていく4番目っていうのがすっごく大事。すっごく大事な上で、それが子どもたちがポジティブに受け取って、「よし、頑張ろう」って思うためには、このステップを踏んでいくことっていうのが大事なんじゃないかなと思います。

まとめと今後の展望

のんちゃん先生
のんちゃん先生
まとめると、「厳しく」に至るまでにはステップがあります。で、ステップで何をしているかって言うと、本当に彼ら彼女らが自分でできると、どんなことを言われても自分たちで解決できるんだっていう自信とか感覚っていうのを身につけていった先の「厳しく」っていうのがすごく大事だなと思ってます。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
で、そのためには、きちんとこちらが目指している方向性を伝えた上で、「これは嫌だ」とか「こうなってほしい」っていうのを伝えた上で、彼らの関心に関心を持って観察すること。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
そして、できているところから「できてるよ」「ほらいけるよ、いけるよ」「いいね、いいね」「もうちょっとこうやって見たら?」「いいね、いいね」「こんなこともできるんじゃない?」「いいね、いいね」の先に「厳しく」っていうのが出てくると、突然「厳しく」はびっくりしちゃうし、自信を失っちゃうんですよね、突然の否定みたいなものが来た時に。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
だから、そのステップを踏んだ上での「あなただったらできると私は思うよ」「もっといけるよね」「もったいないよ、それで終わるんだったら」っていう風に伝えた時に、子どももそうですし、大人もそうですけど、想像を超えて「だったらこれやってみます」とか「こんなのどうでしょう」っていうのができるようになってくる。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
で、その4番まで進むと、本当に自分はいなくても、自分がいるからできるじゃなくって、自分がいなくてもどんどんどんどん自分で、子どもたちが自分で進んでいくっていう段階に入っていくなっていう風に思うので、ぜひステップ踏しながら試してみてください。ありがとうございます。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
今回この簡単に4ステップで進んでいくといいですよって話したんですけど、実際は10個ステップあります。で、これ順々に1番から踏んでいくことってすごくすごく効果的です。
のんちゃん先生
のんちゃん先生
この10ステップについて詳しくお話ししている動画を、今後公式LINEの特典としてプレゼントとして動画を作っていこうと思っていますので、ぜひぜひLINEの方に、公式LINEの方にご登録もお願いします。

この記事を書いた人: 梶谷希美

あなたもHOPE会員になって
一緒に教育を創りませんか?

想いある大人が集い、学び合い・創り合うコミュニティへ。
まずはプランをご確認ください。