トラブルは成長のもと✨にする関わり方(子どものトラブル解決法)~前半~

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(2022/1/6配信動画)

皆さん、あけましておめでとうございます。未来学園HOPE学園長の梶谷のぞみです。
よりみんながハッピーになる教育を広めていくために、色々な挑戦、それから表現をしていく教育革命家として活動しています。

2021年は、一生ものの仲間と出逢えて、枠を超えた挑戦をしてこれた1年でした。
最後の方、動画をあまりUPできず、すみませんでした。

2022年は、私自身が、これがいいと思うものを自分自身で表現し、動画、音声、歌、文章などで発信しまくり広げていく年、そしてHOPEの基盤をしっかり整えていく年にしていきますので、今年もどうぞよろしくお願いします。


今日は子どものトラブル解決法ということで、
子どもがケンカしたときに、子どもが訴えたいことや何を言っているのかがよくわからないとき、
クラスのあの子が嫌、先生が嫌といった子供からの愚痴を聞くとき、

その子が前に進むため、さらに自分らしく成長するためのサポートをするには
どんな声かけをしていったらいいのか

についてお話ししたいと思います。

前半は一般的な考え方、後半はより具体的な例を挙げてお話しします。

そもそも、子どもがあれが嫌、これが嫌と言ってくることは素晴らしいです。

あの子が嫌、先生が嫌、こんなにうちのクラス嫌なんだよ、などの話も、
思ったことを表現してくれることについては

「話してくれてありがとう。気持ちを伝えてくれてうれしい」

と伝えることを基本にしたいと思っています。

どうしてもこちらが忙しくて対応できないときは、

「とても忙しいので5分待って」とか
「〇〇が終わったら聞くね」

などのように伝えるようにしていました。

私自身、人の悪いところを人に広めることは好きではないですが、
でも必要なときもあるし、言わないと仕方ないこともあるので、

「また悪口?」

と嫌がるのではなく、

「言ってくれたことがとってもうれしい」

と伝えます。

伝えた上で、色々仮説を立てながら聞きます。

仮説を立てながらというのは、自分の中で

『それはこうじゃないかな』『それはこの子が勝手に思ったことじゃないかな』
『今のは大げさに言ってるんじゃないか』『ほんとかもしれないしなー』

などを口に出さずに頭の中で考えながら、詳しく聞きます。

「〇〇くんたちがうるさいんだよねー」と言って、
「そうだよね、男の子ってうるさいもんねー」では聞いてもらった気がしないんです。

「そっかー、うるさいのってどのくらい?ずっとなの?ちょこちょこなの?」
「どんな内容?それっていつのこと?」

など詳しく聞くのです。自分が気になったことは聞きます。

事実に近くなる情報を色々聞いて、

「そっかー、それは嫌だったね、そこが嫌だと思ったんだね。話してくれてありがとう」

と伝えるようにしていました。

その子の果たしたい目的は何なのか?

ただただ話を聴いてほしいだけなのか?
イライラしているだけなのか?
自分が傷ついたのか?
友達が傷ついているのを許せなかったのか?
自習中にうるさくすること自体が許せなかったのか?

何の目的で話してくれているのかを聞きます。

学校の先生という立場で関わるときも、

「こうした方がいいよ」とか、
「私が注意してくるね」

といった対応はしないようにしていました。

誰かに言いつければ誰かがどうにかしてくれると思ってしまうのはもったいないので、

「そっか、それどうしようと思っている?そのために何ができそう?」

「私が手伝った方がいいことがあるなら手伝うよ、何をしたらいいと思う?」

と聞いていました。

クラスや家庭がより良い方向に進んでいくために何ができるかということを一緒に考えた上で、その子が「する」といった事を基本は応援する

のですが、

『あまりにそれは人間関係崩れるんじゃない?』
『それはちょっとズレてると思うな』

ということは正直に伝えていました。

「そうすると、相手はこう思うと思うけどどうだろう?」
「私だったらこうすると思うけどどうだろう?」

というのを伝えて、汲んでくれる時もくれない時もあるのですが、

違和感を伝えた上で本人が選んだことを見守るという風にしていました。

子どもの話は脈絡がなかったり、言っていることがわからなかったりして、
忙しい中で聞くのはなかなか大変なことだと思うんですけど、一回ちゃんと

「あー、そうなのね」

って聞いてあげると、しばらく来ないです。

これが本人が『聞いてもらえていない』と思ってしまうと、
回数が増えたり、告げ口(という言い方が合っているかわかりませんが、)を伝えようとしたりするのがエスカレートしやすいのです。

相手の話をよく、詳しく聞いて、矛盾点は尋ねます。

「何言ってるかわからない場合はどうしたらいいですか」

という質問を受けることも多いのですが、その場合は

「ちょっと何言ってるかわからないです」

と伝えましょうと答えます。子どもでもです。

「それはこれこれこういう理由でさっきはこう言っていたのに、こう言っちゃった。
もう私は聞いててどっちなんだかわからなくなるんだけど、どうだろう?」

ってそのまま伝えて、それが詳しく出てくるときもあれば、
ちぐはぐになるときもあって、ちぐはぐになった場合は、

「ちょっとまた詳しく聞くね」とか、
「次に同じようなことが起こった時はぜひまた詳しく教えてくれる?」とか、
「そこ覚えてないのかな?」

と聞いてみて本人が何て言うかなんですけど、
本人が覚えていないようなことだったらあいまいなことに対して進むのは私は怖いと思うから、

「また同じようなことが起こったときに教えてくれる?」と
「言ってくれて、教えてくれてありがとうね」と伝えます。

『何を言っているかわからないけど一応謝らせておくか』

みたいなことはやっぱり本当にわかってもらった感じがしないことにつながるので、

子どもであろうと大人であろうと、

「今の話はちょっと何言ってるのかわからなかったです」

正直に伝える方がよいと思います。

後半は、具体的なトラブル解決の事例についてお話ししたいと思います。


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この記事を書いた人:未来学園HOPE 事務局

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