【お母さんの困りごとあるある】子どもの朝のダラダラを解決!親のストレスを減らす「お願い」の力

毎朝繰り返される「早くしなさい!」という怒声と、それでも動かない子どものダラダラ。

この記事では、実際の相談会で起きた子供の朝のダラダラ解決エピソードをご紹介します。
「脅し」や「正論」ではなく、親の正直な気持ちを伝える「お願い」のアプローチ。
子どもが自ら動き出し、親子の間に「ありがとう」が循環し始める――そんな目からウロコの体験談は、毎朝のストレスにお悩みのママ・パパ必読です!

相談会で起こること:具体的な課題解決へのアプローチ

みかん先生がよく相談会とかでいろんな方と話されてますけど、実際どんなことが起こるんですか?相談会で話すと。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

そうですね。なんかその抱えてらっしゃる課題に対して、割と聞きます。めっちゃ聞いて、で、その問題がどこにあるのかとか、どれに一番お困りなのかみたいなところ聞いた上で、「ちょっとこれやってみません?作戦その1です」って言って、私だったらこうします、をやっていただくってのはめっちゃ多いかなと思いますね。

なんか最近こんな例ありました、みたいなのをぜひ教えてほしいです。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

最近で言うと、とにかく支度とか、支度をするとか、まあ何時までにこれを終わらせるみたいなやつが、ダラダラダラダラして時間に終わらない。で、こっちが「何時だ」ってのとか、「何回言ったらいいの?」「まだそれも終わってないの?」とかってのめっちゃ言っても、全然ダラダラで。

結局、あの朝学校行く時に集合、ていうか50分に出ようって言ってんのに、全然出ていかない。7時50分に出ようって言ってるのにダラダラしてて全然出てくれない。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

全然出てくれなくて、結局なんか7時55分も過ぎ、8時ちょい手前くらいでだらっと出ていく。で、そのせいでそのお母さんはお仕事に行って、55分に出ないと色々ギリギリになっちゃう、走んなきゃいけなくなっちゃう。

それでも間に合わないと遅刻しちゃう、みたいな状態なのに、55分を過ぎてもなんか全然焦る様子もなくダラッとしていることにも本当にイライラする、っていう相談がありましたね。

で、実際お話聞いてみてどんな感じだったんですか?

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

お話聞いてみて、いやそれは辛いですよね。まずですよ、迷惑を被ってんですよ、お母さんが。55分までに出れば余裕でね、そのお仕事の時間に間に合うわけですよ。

なのに、あのお子さんが出ていかないせいで、家を出るのが遅れるわけじゃないですか。遅れると、例えばバスまで走らなきゃいけない。で、バスも時間がずれれば行ってしまう。そうすると、走ってももうあの行かなきゃいけない時間に間に合わないと、「すいません、遅刻します」っていう連絡をしなきゃいけないっていうことがこう続いていて、すっごいストレスだっていう話を聞きましたね。

いや、しんどいっすよね。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

しんどい。もう本当イライラしますよね、それ。想像しただけでめっちゃイライラするじゃないですか。

子どもがダラダラする理由と親の「正直な願い」

のんちゃん先生
のんちゃん先生

で、色々聞いて、その上で作戦を立てるに当たり、色々聞いていったわけですよ。「それ置いていったら何が困りますか?」と。

お子さん、そのまま置いていったらお家に、例えばほら鍵がさ、開けっ放しになっちゃうとか、お子さんが鍵持ってなかったらね、鍵かけっ放しになっちゃうとか、そのままいかないんじゃないかとか、なんか色々心配がありますよね、と。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

聞いていたところ、オートロックなんです、と。ってことは、鍵は勝手に閉まるんですよね。お子さんさえ出ていけば。

で、まあ遅刻するようにもっともっと遅刻するようになっちゃったら困る、と。あ、じゃあそこは作戦を立てていけばいいかな、みたいな話をして、私だったらこうします、をお伝えしました。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

まず朝のドタバタの時に何を言っても、基本もう子どもの耳には入ってないと思った方がいいです。頑張って言ってるのに。

っていうのは私とかも結構そうなんですけど、キーキーキーキー言ってる人、そのお母さんがまあキーキーキーキー言ってたかどうか知らないんですけど、あの、わーっと怒ってる人。「怒ってんだけど、もう早くしてよ、もう間に合わないじゃない」とかって言ってても、最終間に合うギリギリポイントっつうのは自分で分かってるわけですよ。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

これはこの程度の、ここで出しとけば、まあ最悪間に合うみたいなのは分かってるわけですよ。だから学校でしょ?で、通学班とかでもなくて、それぞれ個人で行ってるっていう話だったので、多分50分に出なくても間に合うことを知ってるんですよ。

ああ、学校には。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

学校に間に合う、どの辺の、そのみんなが登校してくる辺りの真ん中辺で行くのか、最後の方で行くのかみたいな違いで。多分58分に出ても8時に出ても間に合った経験があれば、私だったら急がない。だって間に合うんだもん。急ぐ必要がない。

急ぐ必要がない。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

だからお母さんがどんなにキーキー言ってようと、「まあこのぐらいに切れてる。この辺で出て、まあね、56分、7分、8分くらいに出りゃいいかな」って思ってる限り、お母さんの叫びは無駄でしかない。お母さんの叫び、不毛じゃないですか。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

で、そのことによって、だから55分に出てくれないことによって、お母さんにすごく迷惑がかかっているとか、お母さんが辛い思いをしているってのは伝えましたか?って言ったら、「そのもしそのお母さんがね、遅刻ばっかりしてたらクビになっちゃったら、あの、例えばお菓子とかおもちゃとか買えなくなるよ」っていうのは伝えました、と。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

っていうところにはちょっと違和感があって。「お母さん、本当に遅刻でクビになりますか?ちなみに」っていうところで言えば、クビにはならないかもしれない。「そっか、じゃあお母さんもしクビになったら、本当にもう二度と、お子さんはお菓子やおもちゃを手にできない感じですか?」そうでもない。

だとすると、その脅しというか、それはなんら意味をなさない「嘘つき」になっちゃう。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

で、その実際に実行されることのない、えっと、おどし文句って言うんですかね、っていうのは本当に利益をもたらさなくて、互いに「言ってたってどうせお菓子買ってくれんじゃ」ってなるんですよ。「言ってたって全然首になってないじゃん。じゃあ大丈夫じゃん」ってなっちゃうから。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

もう本当に正直なところで、あの朝ね、バタバタしてる時に話してもしょうがない話だから、放課後ね、帰ってきて落ち着いている時、また土日とかね、そういう時に、本音で話しませんか?と。

私だったらこう話します。「ちょっといいかな。あの、ちょっと真面目な話したいけど、ちょっといいかな」って言ったら聞いてくれそうですか?って聞いたら、「聞いてくれそうです」と。オッケー。これでね、「聞いてくれません」っていうご家庭もあるので、そしたらそれでまた作戦を立てるんですけど、「聞いてくれそうです」。オッケーですね。

「ありがとう」の循環を起こす具体的なお願いの仕方

のんちゃん先生
のんちゃん先生

じゃあ、「ちょっと本当に困ってることがあって、真面目な話なんだけど、お願いしたいことがある」っていうのはね。

「あのお母さん仕事してるじゃない。で、55分に出れば余裕で始まる時間に間に合うの。なんだけど、55分を過ぎると、何分発のバスには間に合うか間に合わないかが微妙なところになる。で、そうするとバスに間に合わないと駅まで走っていくことになる。駅まで走ったとて、間に合わないこともあるっていうのが55分を過ぎるっていうラインで。

で、そうすると遅刻することになる。でね、遅刻するとね、遅刻の前にまあ電話かけて『すいません、遅刻します』っていうの言うんだけど、もう本当に『またですか?』って、時間の管理もできないんですか、くらいなことを言われるのね。で、それが今回、その⚪︎⚪︎まる君をね、ちゃんと見送ってからっていう風に思って55分を過ぎたのが、今週でも4回。4回そういう風に言われながら、すいません、すいませんって謝りながら会社に行ってる。つらい。

申し訳ないんだけど、協力お願いしたい。でもし55分が無理っていうことであれば、先に家を出ます。だから最後の戸締まりとか、もう私も見るけど、そういうところもね、本当は送り出してからっていう風に思ってたんだけど、無理だったらば先に出ます。

で、55分よりも前に家を出るっていうのに協力してもらえるんだったら、本当にありがたいんだけど、お願いすることはできないだろうか?」

とお話しください。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

これね、子どもね、ちゃんと聞きますよ。本当のことだしね、こっちの。で、そうするとしようとしてくれるんですよ。「あ、大変なんだな」って。怒ってたって、怒ってるだけのものって、守る気そんなにしないんですよね。だって間に合うんだもん、学校。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

で、その先に行くことによる心配事っていうのを一緒に色々検証しました。あのね、鍵がかかんないことは、まあオートロックだからないと。だとすると、まあなんかダラダラダラダラさらにしちゃって、で、8時とかも過ぎちゃって遅刻魔になる、と。

まあ遅刻魔になったとて、そのあれですよ、学校の小学校の遅刻50回ぐらい大したことはないんですよ、正直人生においてね。あの振り返ってみて、あの今人生を振り返ってみて、私が小学校の時に50回遅刻してようと、本当に大したことはないんだけれども。でも別にあの時間に間に合うことは素晴らしいことなので、それをもっとちょっとあの覚えて欲しいって思うんだっったら、先生と協力関係を結んでください、と。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

事情を先生にお話しして、「実はちょっと自分の都合で仕事にね、先に出ることが多くなりそうなので、大丈夫かとは思うんですが、健康観察のタイミングとか朝の会のタイミングに遅刻があのちょっと目立つようになったら、一報いただけませんか」と。そしたら、遅刻は早い段階で見抜くことはできる。心配だったら先生に一報入れとくことをお勧めします。

失敗体験が子どもを成長させる

のんちゃん先生
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で、その上でです。その上で、実際私あの高校の時とかっても、自分で時間管理していくようになるじゃないですか。で、遅刻何回かあります。なんたってギリギリを狙う人なので、あのギリギリで行きたいわけですよ。こういう歌あったね。「ギリギリで行きたい」歌あったね。あのギリギリを狙っていきたい場合、とにかくギリギリを狙っていくわけですよね。

のんちゃん先生
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チャリ通だったんですけど、何分に出たら間に合うかっていうところ狙っていく上で、遅刻っていうのが発生するんですよね。で、結構小心者だから、遅刻にはビビるわけですよ。だから自転車漕いでてね、であれ、正門のところに行って、「やべ、誰もいねえ。嘘。何分?チャイムは?」みたいなのでこう焦るわけじゃないですか。

で、そのちょうど校舎に入ったらキーンコーンカーン。「やっぱこれ遅刻だ」つって、うわーって走って、このね、みんながこうやって座って、先生がこうやってこうやって言ってる所をガラって入るのはすごいこう心臓がドキドキして、「あ、すいません」みたいに。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

はい、1回入ったら次からすごい気をつけつけるわけですよ。「何分は遅刻だったから、だから何分に出ないといけないから」っていうのは自分でやり始めるわけです。これが自分で遅刻しなくなる過程であると。

で、今んとこ多分息子さん、彼は遅刻はしてないんだと思う。だから、まあ多分58分に出ても8時に出ても間に合うことはまあ知ってるんですね。でももしお母さんが先に出てて、遅刻というのを体験して、私みたいに小心者だったら、勝手にビビって勝手に間に合う時間で自分で急いで出てくようになります。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

でも、「遅刻いいやん」っていうタイプだと、遅刻がどんどん増えていくから、じゃあそこはあのちょっと問題だなとお母さんが思うんであれば、先生と協力関係を結んで連絡が来るようにしてください、と。で、それで、その時にまた作戦を考えればいい話。まずはお母さんの身の安全と、あの平安な時間というものを確保しましょう。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だって正直、小学校の50回の遅刻大したことない。それよりもお母さんが嫌味を言われながら遅刻をしなきゃいけないことの方が重大問題ですよ。で、それで困ってることをまずその伝えてみて、何が起こるかっていうのを実験してみましょう。

で、それでどうなるかはわかんないわけですよ。人と人との関係って、やってみて相手がどう返ってくるかいっつもわかんない。いっつもわかんないから、実験してみてその結果教えてください。で、また考えましょう、って言って実験したんです。

驚きの結果と「ありがとう」の連鎖

のんちゃん先生
のんちゃん先生

そしたら、なんか「お願いしたいんだけど」って言ってお願いした時には、結構「え、それ俺にメリットなくない?」みたいな反応で、「ああ、あんまりいい反応じゃなかったな」って思ったんだけど、何やら何時に起きるかは作戦を立て始めて、本人たちがね、本人、弟さんがいるのかな、弟さんといて、弟とお兄ちゃんで作戦を立て始めて、「6時半から目覚ましを何回かけよう」みたいな話になったらしくて。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

「6時半早すぎなんだけど。何してんの?っていうかいつもこの時間にも起きれないのに6時半ってなんか無謀なんじゃないの?」って思って、「大丈夫なの?大丈夫なの?」って何度も声かけちゃったんだけど、実際は何やら6時半に起き、そして5分前に「行ってきます」と気持ちよく出かけていった、と。

うん、すごい。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

そうなんですよ。お願いするとね、結構やってくれるんですよ。だって自分が頼まれたことだしね。

うんうんうんうん。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

相談者さんは実際その話、みかん先生話する前はどういう感じだったんですか?

「言っても言っても無理なんです。うちの子って絶対無理」みたいな。もう本当にだらしなくて、なんか色々大切な部分が抜け落ちてんじゃないかなと思うから、心配なんですけど、って。でもそういう本音で子どもたちに伝えてみたら、ちゃんと出かけてた。っていうのがありましたね。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

実際そのお母さんとしては、5分前に出て行ったのを見て、どういう風に思われたのか。「びっくりした」っていうことと、報告くださって、すごい嬉しかったんですけど、報告くださって「びっくりした」っていうのと、なんか「こんなできるんだったらもっと最初からやってよ」っていう気持ちもあったり、あの自分のね、関わり方に対する「なんか私が足りなくて」みたいな風にすごくおっしゃるお母さんで、すごい素敵な方なんですよ。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

でも思うに、結構共に生きていくってこういうことってたくさん起こることで、お母さんが足りないとかどうだこうだっていう話ではないのかなって思う。っていうのと、これね、このままほっておいて、明日も明後日も1週間後もずっと大丈夫です、っていう話ないんですよ。

だって、私はお皿洗いが嫌いなんですけど。で、なんかね、いろんな作戦、向こうのね、作戦とかがあってお皿洗いしたとしますよ。ね、「できるなら最初からやってくんない?」って言われたら、やりません、次の日。だって「何その言い方?頑張ってやったのに」ってなる。超分かる。これが人間ですよ。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

だから私がその上であのメッセージをお送りしたのは、「そのどれだけ今日快適に出勤したか、どれだけ快適に会社まで行けたか」っていうのを、ぜひ感動と共にお話しください、と。

「すっごいね、ゆったりね、電車にも乗れてね、それでね、気持ちよく間に合ってね、席に着いた時に、うわ、ありがとうって改めて思ったよ。本当に頼りになるね。ってこれからも色々本当にお願いしたい。ありがとう」って言って、なんならギュッと抱きしめてください、と。

いや、そんな言われたら子どもも嬉しいっすよね。またやりますよね。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

これですよ、これ。「ありがとう」の循環を起こすっていうのと、「嬉しいよ」っていうのを伝える。やっぱり役に立てたって感じる感覚っていうのが、すっごい大事だから、人って。

だから、「あなたがすごく頼りになって、あなたがいてくれるからお母さん気持ちよく仕事に行けて本当嬉しいよ。またお願いね」の一言を、なんならずっと言い続けてください。

言い続けるんだ。1回じゃなくて。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

うん、ずっと、ずっと。大したもんじゃないですよ。「ありがとう」って言えば言うほど自分が幸せになると思って言った方が良くて、私はそう思ってんです。言って減るもんじゃないんですよ、「ありがとう」っていうのは。

だから「ありがとう」っていうのはたくさんたくさん伝えると、自分にそのね、だってやって「ありがとう」って言ってくれる人の役の方が立ちたいじゃないですか。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

ブスっとして「なんやるんだったら最初からやって」っていう人と、「ありがとう」って言ってくれる人と、どっちに貢献したいですか?って言って、絶対後者なんです。だからたくさん伝えて、「ありがとう」の心地よさをいっぱい知ることは、子どもの将来にとってもめっちゃいいし、お母さんは気持ちよく間に合って、会社に行けるようになる。

で、こう伝えたのは男の子でしょう。「姫を守るナイトに育ってあげましょう。最高にモテる男になりますよ」って言って。

なるほど。

生徒T
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のんちゃん先生
のんちゃん先生

「ありがとう、助かる、頼りにしてる」って言われることって、まあね、男の子も女の子もそうですけど、幸せなんですよ。そしたら役に立ちたい。もっともっとこれやって、やってこう「ありがとう」もらうんだっていう人は絶対幸せになるから、そっちにぜひ育てましょう、っていう話をしたんですけど。

それ1回の相談ですね。1回の相談で起こったことです。

うんうん。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

1回で。そう、なんかこれやってみて、で進んだら、「あ、これができるんだ」って分かって、じゃあ次の段階どうしようって一緒に話して、じゃあ次進んで、みたいなのってすごい大事だなって思いますね。

仮説検証を繰り返す子育ての楽しさ

のんちゃん先生
のんちゃん先生

さすがに今回みたいなことが毎回毎回必ず起こるってわけではなく、仮説が外れる時も外れる。だってね、人と人とのなんか色々あるもん。でも、その仮説検証を楽しむんですよ。「だめだったか」みたいな。「違ったか」。

で、その時の反応教えてくださいって言って、色々もう仮説検証を繰り返し続けてきたから、私は。だったらこっちの手でどうですか、みたいなので、こう一緒に実験し続ける。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

子ども方がね、反応いいですよ。割と返ってくる。あのね、旦那さんとかね、奥さんに対する方が大変。もう大人は、みたいな感じですね。

とはいえ、やっぱり親さんも、まあ普通にちゃんと伝えて全く動かなかったから、やっぱり脅し文句に走っちゃってるっていうケースはよくあるパターンだと思うんです。

で、「うちの子はもう脅さないと動かないんだから、もう脅すぐらいがちょうどいいんだ」って思い込んじゃってるケースとかもあると思うんですけど。それをやっぱりその普通の言い方に言い換えるっていう、真実を伝えるってところに落とすっていうのは、なかなかちょっと勇気がいるのかなと思ったんですけど。

生徒T
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のんちゃん先生
のんちゃん先生

ああ、だからさ、大事なんじゃないですか、相談会。私もそのお伝えする時に、「いやすごい気持ちわかる。すごい分かるんですよ。だってそれまでそうしてきたし、それだってやらなかった人をどうやってやれるって信じますか?」って。信じられなくていいんですよ、最初は。とも思うし。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

その今回もね、お話しする時にお伝えしたのが、こうやってね、その「伝えるといいと思う」っていうシミュレーションも一緒にしますよ。した上で、「いや言えない」と。「ここまでね、こんなにやってきてね、こんなにね、こんな言い方ね、やってらんないわ」と思ったら、ぜひ捨ててください、と。

で、捨てた上で、その時起こった気持ちと、どうしてやんないってことを決めたかっていうのも教えてください。それもまたトライアンドエラーなんで、と。言われた通りにやんなきゃいけないでもない。子育てにあの正しいことなんか別にどこにも特にないので。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

ただやろうとしてみた。でもできなかった。てかやんなかった。で、それはそれでとても大切な選択だから、それはそれで一緒にまた考えていきたいです、と伝えているので。

何、脅したければ脅してればいいんですよ。それでいい結果になることだってあるもん。で、なんかこうせっかくだからちょっと試してみません?っていうのは私は言うけど、その上でお母さんがやっぱり無理出し脅す、って思ってこうやった結果どうなったかっていうのもお聞きして、その上での作戦っていうのも考えていきたいし、そこまでお母さんがこう味わってきた辛さとかやるせなさとかめっちゃあると思うんですよね。なかなかね、その辺も一緒に話しながら進んでいきたいと思うところなので。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

いや、そうですよね。「脅さなきゃやらない」って思っちゃうよね、っていうところからのスタートだと思うから。まあ、そのどちらにせよ、仮説実験検証を楽しくやっていきませんかっていうとこかなと思いますね、まとめると。

先生からのメッセージと告知

のんちゃん先生
のんちゃん先生

なんかこの相談会って、私はそのお母さんとかね、あの親御さんの気持ちに寄り添う時間にしたい。それだけ大変だから、人を育てるっていうことは、人と深く付き合うということは、痛みもある程度伴うものだと思うから。で、それを結構なんか孤独な中とかなんか分かってもらえないっていう中、苦しみながらやってる方ってすごく多いと思うから、私はそこにまず寄り添う時間にしたい。

のんちゃん先生
のんちゃん先生

その上で、今までいっぱい実践してきた、一番うまくいきそうな案を一緒に実験したい。で、少しでも進みやすく、少しでもストレスなく、私「楽々子育て」って呼びたいんですけど、アドラー式のことを。一緒に見つける時間になったらすごく嬉しいっていうのは、いつもお話を聞く時に心がけてるなと思うので。

騙されたと思って、なんか「こんなちょっと試しに聞いてやろうか」くらいな感じでもうなんか話す時間に遊びに来ていただけたらすごく嬉しいなと思いますね。

いや、いいっすね。ありがとうございます。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

はい、ぜひ。あのLINEに登録すると、無料相談がね、3人限定になってるので、4人で話す感じ、私とその3人さんで話す感じができて。ホープに入ると毎月相談会があるのと、ホープ登録記念として1対1でお話をじっくり聞く時間っていうのを設けてますので、よかったらお申し込みお願いします。

ぜひよろしくお願いします。

生徒T
生徒T
のんちゃん先生
のんちゃん先生

ぜひ。ありがとうございます。

この記事を書いた人: 梶谷希美

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