(2021/10/27配信動画)
今日は
なかなか勇気が出ない、迷ってしまう子どもたちの背中を押す
ために、私が毎年教室で何度もしていた小話をご紹介します。
委員会の委員長決めや、何かに立候補する機会があるときの前にこの話をすると、子どもたちの勇気を応援できて、効果的です。
子どもたちも、中学に入っても「あの話ずっと覚えていますよ」と言ってくれました。
この小話は、平 光雄さんの「道徳の話」という本を参考にして話していました。
子どもたちへの話
「誰か委員長に立候補してみませんか?」
と言われたとき
「あ、やってみたい」
とちょっとでも思った人の心の中では、
ポコッと小さな火がついたような状態になっています。
「でも、〇〇ちゃんもやりたいって言ってるしなぁ」
とか
「自分に本当にできるかなぁ、やり切れるかなぁ」と思ってあきらめてしまうこともありますね。
これは、何をしているかというと、心に灯った火に水をかけて消してしまっているのです。
消してしまった火、もったいなくないですか?
もし立候補してダメだったとしても、あきらめずに挑戦して、やりたい気持ちを大切にしていると、次の機会にこの火はもっと大きくなって、より大きいこと、すごいことに挑戦していく火に成長していきます。
毎回毎回自分であきらめて火に水をかけ続けると、心の火は生まれては消えを繰り返してしまいます。
失敗は何度でもしていいし、あきらめなければ失敗なんてないんだから、自分の中に生まれた小さな火を大切にしてみませんか?
この話の後に、「立候補してみたい人!」というと、たくさんの人が手を挙げます。
ここで大事なのは、手を挙げなかった子どもへのフォローです。
やりたい人もいれば、やりたくない人もいます。立候補にそもそも興味ない、やりたくない、という人がいます。
それはそれでとっても素敵なことで、他にその人の得意なところがあって、例えば絵を描きたいとか、そこで生まれた火を大切にすればいいのです。
これは、今、火が生まれた人にだけ言っています。
やってみたいな、興味あるなと思うことは人それぞれ違うのだから、やりたくなければそれでいいんです。
何にワクワクするかは人によって違うのだから、自分の気持ちを大事にしてください。
手を挙げた人が偉いとかそういう問題ではないのです。
という具合に立候補を募っていました。
私が受け持つ4組はなぜ委員長が多いんですか?と聞かれましたが、実は、この話をしていたからです。
とりあえず手を挙げてみよう、挑戦して途中で苦しんだり、悩んだりするのですが、最後には「委員長になってよかったなー」と思えて、次のステップにつながるといいなと思っていました。
子どもたちにこういう小話は有効です。
後半は、この先(選択の先)、選択し続けることはどういうことなのか、どういう背景で子どもたちは悩んだり苦しんだりしているんだろう、ということについて私の考えをお話させていただきたいと思います。
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