【責任の教育】叱るだけではNG!課金中毒になった子とどう向き合うか~前編~

  • LINE
  • Facebook
  • Twitter

今回は、

子供が携帯の課金を叱ってもやめなくて困っている。

というお悩みから

課金中毒の子供への向き合い方と対応方法について

前編・後編にわたってお答えします!

先生、質問が来ています!

生徒T
生徒T

「うちの子がスマホゲームにはまってしまって、請求額がとんでもない金額になっています。でも、何を言っても、止めさせられません。本当に困っています。どうしたら良いでしょうか」

増えてきている子供の課金中毒

実際、すごく困ると思うんですよね。どうしたら良いかとか「過去こういうふうなことがあったよ」とかって、ありますか。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

今この問題すごい増えていますよね。あれ、制限かけられるの、皆さんご存じだと思うんですけど、課金できないようにできたりはするんですけど、子供たちってすごいので、制限をはずす方法もすぐ分かっちゃう所があるっていうのは、最近聞いています。だから、止められなくなっちゃう。

みかん先生
みかん先生

でも、これは止めないと駄目ですよ。ご両親のお金なわけじゃないですか。私も携帯のゲーム好きなんですよ。好きでやるんですけど、あれうまい。課金したくなるんですよ。「絶対課金なんかしないぞ」って始めるんですけど、ちょうど面白くなってきた所で「300円くらい払ったら、ここのステージ、進めます」みたいな、すっごい勧めてくる。

みかん先生
みかん先生

「300円か。300円くらいなら、いいんじゃないかな」みたいな。「ビール1杯くらいでしょう。いいんじゃないかな」みたいにすると、もうちょっと面白くなってきたくらいに、600円くらいのものを、勧めてくるんですよね。

みかん先生
みかん先生

さっき300円払っちゃっているから「600円だったら、まあ、いいんじゃないかな」みたいな「さっき払った300円も無駄にしたくないしな」って、芋づる式に、いつの間にやら何千円とか、いつの間にやら「9,000円くらいは、別にいっかな」くらいになるくらい、うまいですよね、あれ。

みかん先生
みかん先生

うまく出来ていて、本当にそこにハマったり、それを例えば友達と一緒にやっていたり、友達がどんどん強くなっていったら、自分もそっちに付いて行こうと思ったら、本当にあの誘惑の力は、半端ない。半端ないから、子供たちがはまる理由はとてもよく分かりますよ。

みかん先生
みかん先生

「よく分からないな」という方は、1回やってみるといいです。面白いゲーム、たくさんあるから。本当にうまく出来ている。だから、これをどうするかって言う話、それも勉強なんですよね、子供たちの。

使ったお金は、自分でなんとかするものだと学ばないとまずい

みかん先生
みかん先生

やっぱり、簡単にポチっといけちゃうので、お金を使っている感覚がない。いくら使ったかもよく分からないという状態で進んでいって、いつも間にやら、万単位でというふうになっていくのは、すごく仕組みとしては、そこにはまるようになっているから、よく分かる。

みかん先生
みかん先生

でもそういう仕組みって世の中に溢れていて、大人になってからでもよくよく引っかかるわけじゃないですか、人って。それの勉強なので、結局大人になったら、芋づる式になって、痛い目に必ず遭うんです。お金がないっていう。「あれ、払えない」とか、あったこと、ありませんか?皆さん。

僕はあります。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

ありますよね。私もあるよ。「あれ?」みたいな「請求額、あれ?」みたいなことって「やばい、やばい」となるわけですよ。私一番それ、最初にやったの、すごい覚えている。高校生の時ですけど。

高校生。

生徒T
生徒T
みかん先生
みかん先生

高校生の時に。あれは電話のしすぎですけど、高校生の時に、すっごい親に怒られて、携帯電話を取り上げられて「ふざけんじゃねえよ」と親に思ったんですよ。で、その後、大学の時に痛い目に遭った時は、自分でバイトをしていたから、バイトをやってもやっても、そのせいで月末とかに、食事に困るようになったわけですよ。

みかん先生
みかん先生

請求書額がひどくて、お金無いからどうしよう。お握り1個で1日過ごしたら、あと3日みたいな、「バイト代が出るまでに、あと3日か」みたいな、お友達に「本当にお金が無いんだ」と言って、お弁当一口もらったりして。という痛い目に遭うと「ちょっと待て」という理性が働くわけですよね。

みかん先生
みかん先生

ポチっとする時に「いくらなんだ、私が稼いでいる額は」という所で調節をするようになっていくし、その歯止めが効かなくなっている時って、なにかしらのストレスがあったというので、何度か経験しながら学んでいくところだから、アドラー的に言えば、論理的結末とかって言ったりするんですけど、やっぱり自分のものじゃないお金を使ってしまったら、ある程度痛い目には遭わないと、相当これに慣れちゃったら、まずいですよ。

みかん先生
みかん先生

だって会社のお金に手を出したとか、万引きみたいなことになったら、大変なことになるわけだから、ちゃんと使ったお金っていうのは、自分でなんとかするものなのだっていうのは、学んだ方が良いと思う。

物理的に、「どうやっても止められない」ことはない。

みかん先生
みかん先生

「どうやっても止めないんです」のどうやってが、どこまでやったのかは、知らないんだけど、どうやっても止められいなはずはないと思う。止めちゃえばいいんだもん、携帯。簡単ですよ。「紛失しました」と言ったら、一瞬で止まります。「悪用されたら怖いので、この番号です。保護者です」と言ったら、一瞬で止まります。

みかん先生
みかん先生

「あれ、使えない。電話もできない。インターネットも通じない」ってなるじゃないですか、携帯って。

みかん先生
みかん先生

「やっぱり使っているお金は、大切なもので、大切なことに使っていきたいわけだけれども、その歯止めが効かないという状態でこのままあなたが行くと、良くないと思うし、お金って、降って湧いてくるわけじゃなくて、あなたのために、別にお金を使うのが嫌だって言っているわけじゃなくて、その使い方は危ない。絶対に将来困る。止めた方がいい。それを続けるんだったら、ストップです」と言って、

みかん先生
みかん先生

私だったら、どうするかな。学校の先生としては、親御さんに「こうしたら良いですと」みたいな関わりを、やっぱ、していたんですけど、私が親だったら、子供にとって、手順が分かりやすいと良いなと思います。

課金がやめられない子供への対応方法

①1度叱ったのに、2回目また課金してしまったときは「次は止めるよ。」

みかん先生
みかん先生

1回目バレました。1回目は「まあ、いいよ。良く分かんなかったんでしょう。次は許さんぞ。次もしこのようなことがあったら、止めさせていただきますが、よろしいですか?」と言う。

みかん先生
みかん先生

理由も話して「このまま行くと良くないから、癖になるから、こういうのは際限ないし、課金なんか。だから次やったら、絶対に許さない。止めるよ」と言って、

②そのあと、また課金が発生したときは、絶対に止める。

みかん先生
みかん先生

次やったら止めるんです。絶対止める。それで止めなかったら、怒られたら、課金できるっていう、怒られ得になるというのは、ありますよね。

みかん先生
みかん先生

「結局止めるって言っても止めないでしょう」ってなったら、嘘つきじゃないですか。脅しなだけで、結局止めないとなったら、それこそ舐められるんです。

みかん先生
みかん先生

アドラー心理学で、横の関係って言ったりするじゃないですか。「親と子供は上と下ではなく、縦関係ではなく、横の関係で付き合いましょう」これ、子供が課金、課金とやっていて「何言ってんの、やめてくれない。契約だから、お金はらわないといけないんだ。どうしたらいいんだろう、困っちゃっている」これ、子供が上で親が下です。縦関係です。

みかん先生
みかん先生

だって、横の関係って、友達とかの関係ですよね。自分のお財布取られて、勝手にどんどん使う友達に「でも、やめてくれないから、しょうがない、払い続ける」って、これは、もうヒモじゃないですか。縦関係なんです。横じゃない。

③横の関係で伝えて、考えさせる。

みかん先生
みかん先生

大人と子供が横の関係でというときには、「私は、育てる義務がある。でも、育てることに、お金を使うことを惜しまないし、あなたのことを大好きだけど、課金にずっと払い続ける義務はないですよ。だから、それをやるんだったら、携帯も止めるよ、正直携帯なくても、生きていけますからね」と言って「止めさせていただきます」で、止めます。

みかん先生
みかん先生

止めたら、困るじゃないですか。そしたら、止められちゃいましたよ。これで終わりじゃない。どうしたら、許してもらえて、どうしたらまた、携帯が使えるようになるかは、作戦なんだ。自分で考えなよ。

みかん先生
みかん先生

それで、自分で言ってくるわけ。それで言うと、自分で「次は、これこれ、これはしません。勝手に課金しません」月の中で約束があるなら「それを守ります」私だったらなんですけど「今までやって迷惑をかけて、それだけで止めますっていうのは、甘いんじゃないの?世間に出てから、それで許されるかな?

みかん先生
みかん先生

あまり許されないんじゃないかなと思うからなんですけど、もうちょっとしてもらってもいいんじゃないかな。使い込んだのが5万円だったら、5万円分、働いて返してくれて、全然いいんだけど」と言って

みかん先生
みかん先生

「皿洗いでも、なんでもいいし、将来働いて返せるようになったら、きっちり返しますのでというのでもいいよ。そうしたら、ちゃんと誓約書を書こうよ。そのくらいの覚悟を持って使うもんだよ、お金って。」

みかん先生
みかん先生

大切に、気持ちの良いことに使いたいし、自分で稼いだお金をどう使おうと自由だし、私もゲームの課金しているから、結局引っかかって、していることたくさんあるから。でもそれって、人のお金を取って使うものではないかなって。やっぱり思うんですよね。

みかん先生
みかん先生

だから、そのくらいの条件で「分かりました。皿洗いさせていただきます」ということだったら「いいね、ぜひ洗っていただきましょう」というので

④勉強の機会にしていくために、子どもを信じて一緒に考える姿勢で関わる。

みかん先生
みかん先生

「そうしたら、いいよ。また信じるよ。紛失届け解除して、また使えるようにするよ。いい勉強になったね。これは失敗は生かすものだから、また同じように『課金してしまいました』だと信頼を失うよ。頑張れ。

みかん先生
みかん先生

誘惑はすごいけれども、頑張れ」って言って「『うわ、課金しそうだぁ』という時に、相談して。しちゃったじゃなくて、相談してくれると、すごい助かるよ。誘惑に打ち勝つ方法を、一緒に考えて行こうよ」と言って

みかん先生
みかん先生

「自分、これ、頑張るんで、お願いします」と言ってきたことは、やって「はい、じゃあ、お返しします」を繰り返すが、学びじゃないかなと思うので、止めちゃう。止めちゃって、拗ねちゃって嫌われちゃうみたいなところは、そこを恐れていると教育って、やっていけないところがあるんじゃないかなと思う。

みかん先生
みかん先生

だし、自分にとって本当に必要なことを、真剣に言ってくれている相手を、そんなに人って、心から嫌いにならないんじゃないかなとは思う。

一番恐れたいのは、「なんとか誰かがしてくれるんだろう」と思ってしまうこと

みかん先生
みかん先生

一番恐れたいのは、お金の誘惑に対して「なんとか誰かがしてくれるんだろう」泥沼にはまって、どうしようもない、どうにでもなるんだけど、結局お金って。

みかん先生
みかん先生

でも、泥沼にはまって、もっと苦しんで、卑屈になってみたいなことが、将来親元を離れた後、起こる方が、その子にとってはあまりよくないんじゃないかなと思うから、これも良い勉強の機会にしたいし、できるんじゃないかなと思います。

後編に続きます!


Youtube「おしえてみかん先生!」

未来学園HOPEでは、このようなお悩みに対するお話を毎月6本公開しています!
大好きなレモンサワーを片手に教育や子育てに関するさまざまな質問にお答え🍊
みなさんからの質問も随時募集しています🍺

https://www.youtube.com/channel/UCOUADQoCtneWeQNUVzFlIbw/videos

未来学園HOPE会員募集中!

より詳しい解説を聞きたい方、教育に想いがある方、みかん先生の活動を応援したい方は、ぜひ未来学園HOPEの会員になってください✨会員限定でさらに詳しく赤裸々に…🍊具体的なエピソードや解決法、スキルをお話ししていきます。

この他、会員限定動画をHOPE正式会員Facebookグループで公開しております😊❤️🍊

🍊未来学園HOPEの公式ライン

お役立ち情報をどんどん発信しています!よかったら、登録お願いします!

この記事を書いた人:未来学園HOPE 事務局

あなたもHOPE会員になって
一緒に教育を創りませんか?