【先生への】「先生むかつく!」と言う子どもへの対処方法【反抗】
子どもが学校のルールを守らない!集団生活のルールとの向き合い方
「家では良い子なのに、学校ではルールを守らない」――子どもの学校生活におけるルール順守の問題は、多くの保護者が抱える悩みです。家庭と学校のルールの違い、集団生活におけるルールの意味、そして子どもがルールを守らない背景にある理由を、具体的な事例を交えて解説します。
学校のルールはなぜ難しい? 家庭と集団生活のルールの違い
のんちゃん先生、『家ではいい子なのに、学校ではルールを守らないみたいです。先生が甘いと思うんですが、どうしたらいいですか?』という質問が来てます。
生徒T
のんちゃん先生
その質問多いですね、ご相談というか。例えばそう、『家では頑張って1時間くらいかけて全部食べきれるんです。でも学校だと早く食べろとかもあって、で、なんか給食の時間が全然そのルールが守れてないみたいで、給食があるから嫌だって言うんです。もうちょっと学校側で配慮とかってできないものですかね』とかとか。
のんちゃん先生
『家では言うこと聞くんですよ。でも学校だともう物の管理が全然なってないみたいで、いろんなものがなくなったり、持って帰ってこなかったり、なんかもう学校では上履きも履いてないらしくて、上履きがどっかに行っちゃうこととかもすごいあって、一体学校はどうなってるんですか』とかとか、多いんですね。
のんちゃん先生
で、感じるのは、私は小学校の教員もずっとやってきて、そしてフリースクールっていう、割と小学校と比べたら少人数でプライベートな空間なのかな、フリースクールの方が。っていうところも見て、であのご家庭での関わりっていうのも、いろんなご家庭に関わらせていただく中で思うのは、ちょっと全然種類の違う話かなとは思います。
のんちゃん先生
種類が違うっていうと、家庭のルールを家庭で守るっていうところと、学校の集団活動とかそういう中でのルールを守るっていうのは、全然大変さが違うかな。大変さというか、今、今の学校教育においては、大変さ、難易度がどんどん増してってると思ってんですけど。
のんちゃん先生
ちょっと全然違う話かなって思うところがすごく強いかな。なので、私が小学校の先生として、小学校のルールを守ってもらうようにする、しかもクラスのメンバー38人とかいるっていう難易度と、フリースクールに3人4人来ましたっていうところで、3人4人と一緒に話しながらルールっていうのをこの中で設定していきながらやっていくっていうのと、目が届く範囲とかも全然違うなっていう風に思いますね。
のんちゃん先生
なんかこれは先生たちというよりは、そもそも学校は、守らせることが難しいルールが多すぎるかな。ルールというか、この流れでみんなでこうして、こうして、チャイムが鳴ったらこうしてみたいのが多いじゃないですか。
のんちゃん先生
で、それを守んなきゃいけない理由がどうもあんまり今なくなってる。なんか昔はみんな守って当たり前だし、廊下に立たされたりしたし、守らなくってお家に帰ったらすごい親に怒られたりする時代と今違うので。
のんちゃん先生
それこそね、あの好奇心旺盛な子どもたちを6時間座らせてないといけないんですよ。至難の技ですよ。40人くらい。
えぐいっすよね。
生徒T
のんちゃん先生
ですよね。で、その給食の配膳から何かのシステムっていうのを整えた上で、いや、食べ物の恨みって激しいなってか怖いなと思うんですけど、お代わりとかで喧嘩がないようにとかいう中で、15分間で子どもたちが食べ終わらないといけないみたいな中やっているところで、その1人2人守れない子っていうのが、守らない子っていうのが出てくるところも、先生が甘いからうちの子は学校だと『食べないみたいで』って言われちゃうと、そうだな、ちょっと無理がありますみたいなところがあるかな、と思いますね。
ルールを守らない子どもへの具体的な伝え方
一方で、そういった質問に対し、のんちゃん先生どう答えてらっしゃるんですか?
生徒T
のんちゃん先生
うんこういうなんか集団で設定されているルールっていうのは、守った方が摩擦はおきづらいし、問題児としては見られづらいしていうところはあるかなっていうのを、私がその子にかかわるんだったらそのまま伝えるかな。
のんちゃん先生
その給食のルール守らないとか、みんなが座ってるのに座らないとかみたいなことが起こると、この集団において、あのすごく問題な存在として見られやすくはなるよ。ただ、えっと、小学校とか学校っていうとこで言うと、それによって給料が下がるとか、首になるとかないんですよね。不利益はそんなにない。
のんちゃん先生
会社に入れば、勝手なことしてれば飛ばされたり、なんかそのコミュニティ、そのチームにとって役に立たずに邪魔と認識されれば、それなりの何かがあったりするわけじゃないですか。それがね、ないんですよね、学校って。だからこそルールの徹底とかっていうのがすごく難しく今なっていて、
全てが努力目標。
生徒T
のんちゃん先生
あ、そうそうそうそうそうそう、なんですよね。その中、その大人数で時間がこうピチピチと決まってる中動いているから、まあ守れないこともあってもね、いいと思うけど、それによって起こることは分かっているっていう話をお子さんとするっていうのが大事かなという風に思いますね。
のんちゃん先生
で、親御さんが『いや、守って欲しいんだ』言うんであれば、そのルールはなぜ存在していて、どうして守って欲しいのかっていうのを伝えた上で、あの応援をしていくっていうのが大事になってくるのかなとは思いますね。
のんちゃん先生
そのやっぱり集団に属するっていうのは、1人のために集団が合わせる、会社に入って『自分、あの休憩時間、昼休みがこの会社30分みたいなんですけど、30分で食べられることが難しいので、会社のルール変えてもらいませんかね?』って言って、『わかりました』っていう会社はあんまりないじゃないですか。
のんちゃん先生
やっぱり集団に属するってのは、それに適用するために自分のどこをどう調節していくのかみたいなところは、生きていく力としては必要になっていく。
のんちゃん先生
で、ま、学校のルールがそもそもなんかきつきつすぎて意味ないんじゃないか、そのくらい破ったって元気でいいんじゃないかっていう考え方もあると思うので、どのくらい守らせたいのかっていうのは、お子さんと親御さんで話していっていいんじゃないかなって思いますね。先生になんとかしてもらおうと思って、なんとかできるかどうかっていうのは、かなり難しくなってきてるっていうのが今の学校教育の現状なんじゃないかなって思います。
ルールを破る理由を深掘りする対話の技術
具体的にじゃあどうやったらルール守ってくれるんですか?
生徒T
のんちゃん先生
守らせようとするならばですよね。えっと、私が、あのクラスで子どもたちに関わる時とか、フリースクールで子どもたちに関わる時で言えば、ルールはこれだよと伝えます。で、その上で守らない子っていうのが出てきた時に、詳しく話を聞くっていうのが大事かなと。
のんちゃん先生
えっと、ルールがこうだよって言ったのは、そもそも理解していたのか、聞いて分かっていたのか、分かっていなかったのかっていうのとでだいぶ違いますよね。
のんちゃん先生
あの、分かってなかったら、『おっと、そうなんだね。今言ったよ。オッケー、じゃあ次からはやれそう』みたいな話になるし、知ってたのにやらなかっただとするとなんらかの理由があるんだったら聞かせてって言った時に、『いや、これこれこれがめんどくさいんだ』ってみたいな色々出てくるんですよ。
のんちゃん先生
えーっと、例で言えば、いや、体育館で一緒に体育をやってます。みんな体育館の床に座って話を聞いているので、1人だけ跳び箱に座っています。『床に座ろう。みんな床に座ってるわけだから』って言っていや、『だって別にとび箱空いてんじゃん。まるで椅子かのように空いてるじゃないですか。なんで座っちゃいけないんですか。空いてますよ』言われた時に、『あ、そう。でもじゃあこれ全員が跳び箱に座ろうって思ったら、座れない量の跳び箱なわけだから、1人だけ座ってるっていうのは私はずるいなって思うよ』。
のんちゃん先生
『だからみんなでいる時に、誰かしかとか一部しか座れないっていう時に、クラスのみんながいいよ、例えばまるまる君は腰が悪いからいいよ、みたいないうことであればいいんだと思う。で、だ、その確認を取ったら?って。床に座っているみんながいるわけだから、確認を取ってみんながいいよって言えばいいんじゃないの?』とかって言うと、『いや、いいです、確認は』みたいな。
のんちゃん先生
『いやいや、そうなの?確認したらいいんじゃない?』って言って、『いや、いいです、大丈夫ですね。床に座ります』みたいなことって多いんですけど、『ダメだって言ってるでしょう』っていうよりは、聞いて、『なるほど、と。それは分かる。で、私の方のルールの意味とか事情としてはこういうことだと思うんだけど、それを何としても座りたいって場合、これをしたらどうなんだろうか』っていうような話は、子どもたちと本当によく、なんでシャーペンはいけねんだよから、なんで筆箱の中に鉛筆は5本なんだよ、なんで朝全部ランドセルは後ろにしまわないといけないんだよとか、色々子どもたちは言ってくれるから。
のんちゃん先生
そしたら、『なるほど、そう思ったのはなんで?そうか。だったらこういう条件だったら私はありだと思うけど、聞いてみたら?』とか。
のんちゃん先生
その跳び箱に座るの面白くて、えっと、みんなに確認するのは嫌だと彼が言った後に言ったのは、『じゃあ全員が座れればいいってことですか?あの体育館のここにある跳び箱、今一部しか出てませんけど、全部出した、全員座れます?』って言ったんです。
のんちゃん先生
『あ、いいんじゃ。確かにそこら辺の後ろにある跳び箱全部出したら全員座れるね。だから全員の椅子を確保するために、体育の最初に全部のあの跳び箱を椅子並べといてくれれば、授業の時間が短くなるの私はそれで困るから、授業の時間は邪魔せずに全部跳び箱を出したらいいんじゃないかな。そして座ったら、座り終わったらしまえばいいと思うよ』って言ったら、てててててってなって、『だいぶめんどくさいですね。いいです、もう』みたいなので床に座ってたんですけど。
のんちゃん先生
結局、『あ、そうなんだ。ありがとう、協力してくれて』って話してた。だから無理やり守らせるというよりは、なんでこのルールってこうなんだっけみたいなのを一緒に話していくっていうのは、すごいいい勉強で。
のんちゃん先生
で、私にも変えられるルールと変えられないルールがあるっていう事情はお話してたんです。
のんちゃん先生
『このクラスの中でのみんなが理解すれば収まるルールだったら、一応クラスのリーダーとして先生としているわけだから、クラスで話し合えば全然変えていくことってできるんだよ』って言ってたので、お代わりのシステムとか、そのクラスごとに全然進化してったり、変わってったりしたんですよ。
のんちゃん先生
だから給食のそういうルールとかって、お代わりの話で言えば、あの、なんとなくでこう1回目の人、1回目の人が優先されるんですよね。2回目、3回目の人とかは、ちょっと後ろに並んでみたいな話になるじゃないですか。一緒にこう、こうや、いや、『3回目だから後ろに行きなよ』みたいな。
のんちゃん先生
それを全然守らない人がいたクラスは、『あ、そもそも何回目だっけって思ってる間に取られちゃうんです』みたいな話があって、『なるほど、と。それどうしよう?』って言ったら、『もうお代わりする瞬間から、みんなおぼんとこう、こうやって、こう指で並ぶ瞬間から数字出してないと並べない』ってことになってから解決したし。
のんちゃん先生
そういうクラスでのルールは、私は一緒にどんどん変えていこうと思ってるよって。でも学校全体のルールとかは、『ちょっと変えるだけの権限がありません』。
のんちゃん先生
『先生に言うよりも、校長先生にお話しにしに行った方がいいと思います。しかるべき理由を持って』っていうのも伝えていたので、ルールっていうのは、守らせるもの、守らなければならないものではなくて、守らない人が出た時にどう工夫すればいいのかっていうのを話し合う場にしてたんですよね。
なるほど。
生徒T
親子で決める「ルールとの折り合いのつけ方」
のんちゃん先生
そう。だからかと言って、先生にそれを強いるっていうのは、親御さんの立場から難しいとこだと思うので、じゃああるルールに対して、自分はどうやってこう、このルールと折り合いをつけていったり、もうこれは守らないと決めて、それで自分が問題児と見られようがどうでもいいって話だったら、見られたらいいと思うんですよ、問題児に。
のんちゃん先生
大丈夫。小学校の評判なんか、もう30超えれば何もかけらもありませんよ。20超えたあたりでかけらもないと思うんですよね。その小学校の頃、ちょっとルールを破らなくって、給食の時間は立って食べてたとかっていうのって、自分で武勇伝として話さない限り残らない話。だから色々やってみればいいみたいな、こう姿勢で親御さん関わると面白いんじゃないかなって思いますね。
面白いっすね。ちょっと説明するのはね、すごく普段はしないと思うので大変だろうなというのは正直あるんですけど、けどすごく面白いなと思いました。
生徒T
こういう風に子どもたちと会話できるので、正直みか先生だからこそできるんじゃないかみたいな風に、視聴者の人は思うかもしれないんですけど。
その辺はどうすればいい、すればいいか。
その辺はどうすればいい、すればいいか。
生徒T
のんちゃん先生
いや、まず理由を聞いてみましょうよっていうのは、そんな難しくないと思うんですよ。
のんちゃん先生
あとはその育てるっていう立場になった時に、自分が当たり前だと思って守ってきたルールみたいなのに、アンチテーゼを言ってくれる子どもたちっていう存在を面白いなと思えたら、だいぶ楽かな。
のんちゃん先生
なんか解決できなくても、あの、子どもたちが理由聞かれて理由を話して、『なるほどね』って。『そこはさ、どうしようもなくてごめんね。でも守った方が私はいいと思うよ』というのと、また『何やってんだ、守れ』って言われるのと、自分がそれを言われた立場として考えてみるとだいぶ違う心持ちが違うかなって思うの。
のんちゃん先生
難しいのかな。なんか私は解決できるかどうかっていうよりは、なんでやりたくないと思ったのかっていうのに、すごく興味が湧くっていうところがすごい大きいので、ぜひ聞いてみてくださいと。
のんちゃん先生
まとめると、ルールを守らない子どものうちに、たくさん練習したらいいと思っていて、社会との付き合い方だから。だからどうして守りたくないと思ったのか、そこにどんな気持ちとか、どんな本人なりのこうものがあったのかっていうのは、ぜひ聞いて、大人も一緒に考える機会だと思うんですよね。
のんちゃん先生
若い人ほど考え方が自由というか、固定観念に縛られないじゃないですか。だから大人が当たり前と思ってやっていることに、子どもが嫌だと言ったと、『どうしてそう思ったの?』って。『なるほど、確かにそうだよね』っていうところが結構あったり、『いや、それは私はわがままだと思うよ』っていうことがあったりっていう意見交換をしながら、ルールと向き合っていく機会にしたらいいんじゃないかなと。
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