子どもの「ヘリクツ」にどう答える?教育者が語る、好奇心を育む返し方
学級崩壊の現場で保護者ができること:先生の負担を減らす効果的なサポート方法
学級崩壊が起き、学校から保護者に対してサポートの要請があった場合、親はどのように動くべきでしょうか。先生のプレッシャーにならないかという懸念を持ちながらも、現場で求められる具体的な支援について、専門家が解説します。
のんちゃん先生、学級崩壊が起こっています。教室まで来てほしいと言われている状態ですが、親はどのようにサポートすればいいですか?
生徒T
のんちゃん先生
コメントいただいたんですよね。前回の学級崩壊で親ができること、一緒に考えませんかっていうのにコメントいただいて。この方、もう本当に素敵なのが、「校長先生も初め、先生方一生懸命対応してくれています」という風に先生方の様子が見えていて、「先生も心が疲れてしまいました」という先生の心の状態まで察した上での、「行くのは先生にプレッシャーがかかるのではないか」という気持ちも持たれている中で、でも、学校全体として人手もいっぱいっぱいで、できるだけ来れる親には来てほしいと言われている状態です、と。
のんちゃん先生
なので、その辺りを気遣いながら学校に行っています。で、その時にどんなサポートをすれば良いでしょうか、という質問です。
のんちゃん先生
今、学校現場で起こっていることの1つ目として、めちゃくちゃ人手不足です。めちゃくちゃ人手不足で、私も今小学校の先生はしてないんですけど、保育所等訪問支援って言って、訪問支援事業をしている会社さんのお手伝いをあのしている関係で、訪問員として学校にこう入ることっていうのがあるんですよね。
のんちゃん先生
そうするとですよ、かつて一緒に働いた先生とか、かつて担任を持ったお子さんの親御さんの先生とか、いろんな知り合いの方がたくさん会うんです。そこで言われるのはね、「本当人手ないんだけど、戻ってこれないの? 2時間だけでもいいんだけど」とかいうのは未だすごく言っていただくのは、本当に人いないです。
のんちゃん先生
あの職員室ガラガラって時が多くて、それは校長先生も教頭先生も教務の先生も、専科の先生って言って、その担任以外で音楽とか図工とか受け持ってる先生も駆り出されているんです。人手が足りなくて、本当に先生たちは空き時間がなくなっているっていう風によく聞くんですけど、そのくらい人手がいません。
のんちゃん先生
だから、崩壊をした時にすごく困るのが、教室を飛び出していってしまった時に、どこに行ったか分からなくなっちゃう状態っていうのは、なるべくできる限り作りたくないんですよ。だって、何が起こるかわかんないじゃないですか。防火扉とかに挟まってたとか、屋上に行ってたとか、いや、階段から落っこってたとか、わかんないわけじゃないですか。
のんちゃん先生
だから、教室から飛び出されてしまうと、捜索しないといけないんです。探し回らないといけなくなっちゃう。でも、探し回る先生もいないんです。もう。で、崩壊しているクラスが、あの1学級じゃない、2学級、3学級、4学級と崩壊し始めたら、誰が探すの?と。担任の先生が教室を放って出ていけない、みたいなことがたくさん起こってる中で、保護者さんたちに「できる限り来てもらえませんかね」っていう要請がいったっていうのは、相当な状況かなという風に思います。
のんちゃん先生
その上で、何かの助けになればと、時間を見つけて学校に行っているこの親御さんが、本当にご苦労様ですっていうのと、ありがとうございますっていうのとだと思います。本当に大変な中って思う中、親ができるサポートですよね。
のんちゃん先生
私も訪問員として崩壊してるなって思う学級に入ることがあります。その時に気をつけることは、一つ目は先生に実際聞いてもいいし、先生に実際聞くのが、全員の保護者から聞かれても困っちゃうと思うので、もし聞かれるようになのであれば、学校に来てくださいと要請した管理職の先生にお願いしてもいいと思うんですけど、学校として何をしてもらうのが助かるのかっていうのを明確化してもらうっていうのは、お願いしてもいいかもしれません。
のんちゃん先生
というのは、先生ごとにして欲しいことが違ったりします。で、それはされたら迷惑っていうこともあったりします。これは学校とか先生ごと違うんですよね。なので、「何をしてもらったら助かりますか?」っていうのは聞いた方がいいかもしれない。
のんちゃん先生
例えば、後ろに入った時に、出歩いてしまう子どもたちにみんなに声かけていいのか、かけられると困るのか。教室から飛び出ちゃった子は、追いかけるのがいいのか、職員室の先生を呼びに行くのがいいのか、色々だと思うんですよ。
のんちゃん先生
学校側として、何の助けを求めて保護者さんたちを呼んでいるのか、何をしたら助かるのかっていうところを、「詳しく聞かせていただいてもいいですか?よりお力になれたら嬉しいので」っていうので聞いてみるのがいいと思います。聞かんとわかんないところが多いです。
のんちゃん先生
で、聞いてみると、本当に先生たちごとに言うこと違います。で、やっぱりやって助かることをやれた方がいい。日常のそのクラスのことを知らない人間が入っていって、勝手に色々することって、混乱を招きかねないです。
のんちゃん先生
なので、私は先生として、「今何に困ってますか?何があったら助かりますか?」っていうのは、聞ける状態であれば聞きたいなと思っているところです。一つ目は、聞いてみてください、です。
2. 勝手に答えない:クラスのルールを尊重する
のんちゃん先生
で、二つ目。その上で、勝手に答えないっていうのが私のなかのルールです。勝手に答えない。子どもたちに「もうドリルやめにしていい?」とか、「この机を動かしていい?」とか、大人って立ってると色々聞かれるんですよ。で、その時に勝手に答えない。
のんちゃん先生
「先生に聞いてごらん。そっかそっか、これ動かしたいと思ったんだね。あそこに先生いるね、聞きに行ってごらん」っていう風に促す。あくまでも、お客さんです。お家のルールがあって、そのご家庭のルールの中でこう回っているところにお客さん入っていって、勝手にルールを覆して決めたりしないじゃないですか。
のんちゃん先生
例えば、そのお家では3時にしかジュースを飲んじゃいけないとかっていう、おやつの時にしかジュースを飲んじゃいけないみたいな決まりになってたとしてですよ、クラスの中ってそういうクラスごとの決まりっていうのがあるんですよ。で、そういう時にお客さんがやってきて、「ねえねえ、ジュース飲んでいい?」って言って、「いいよ」って言ったら、そのルールを壊すことになりますよね。
のんちゃん先生
子どもたちも賢いので、自分に都合の悪いルールは、よく分からなそうな大人に聞いて、「あの人がいいって言いました」ってやるの上手です。で、これ混乱の元なので、何聞かれても、「うん、先生は何て言ってるの?このクラスの決まりは何?そっか、じゃあ先生に聞いてきてごらん。教えてくれてありがとね」って。別に「なんで私に聞くのよ」とかっていうよりは、受け取るんだけど、先生に聞いてきてごらん、と。勝手にこちらの感覚で答えないっていうのを大切にしてます。
3. 授業の流れをぶった切らない:先生の邪魔をしない
のんちゃん先生
で、三つ目に、授業の流れをぶった切らない。勝手に歩いてる子とかがいたりして、でも授業は進んでたりします。で、勝手に歩いてくる子は、気分ででっかい声で話しかけてきたりします。で、この子の機嫌を損ねたら、もちろんあんまり良くないんですけど、その上で、ここで楽しく会話をしちゃうと、授業を邪魔しちゃったりするわけです。
のんちゃん先生
で、授業として今じゃあこっちに並びましょうねとかって言ってる時に、並ばない子がこう遊んでいるのに対して、一緒に遊んじゃう。それはその子にとってはいいかもしれないけど、「遊んでもいいんだ。だって大人が一緒に遊んでるし」っていうのを作ると、遊ぶ子が増えます。そこに人が寄ってくる。寄っていって、先生のやりたいことを聞かない子どもが増えるっていう状況を、外から来ているお客さんが作るっていうのはお手伝いになりません。
のんちゃん先生
なので、授業の流れとして、今先生が何を言っているのか、教室で何をしようとしてるのか、活動としてっていうのを無視して、大変な子と一緒に遊んじゃったりすると、どんどんどんどんそれこそ楽しそうなことに寄ってきちゃうんですよ、子どもは。そしたら先生としては、来ると困る存在になってしまうので、例えば先生が何か指示を出している時とかに話しかけてきたら、「後で詳しく聞きたいんだけど」とかって言いながら。うるさいとかって言える立場でもないんですよね、外から入っているのって。
のんちゃん先生
なので、先生が何をしたいかをなるべくつないでいける存在になったらいいなと思って入るようにしています。子どもたちが少しでも元気になったらいいので、無視するとか、叱りつけるとか、怒るとか、無理やり何かさせるっていうのは、あまり私はしないようにしていますが、学校から求められた場合は、そっちの方に積極的に動くのもあっていいと思います。
のんちゃん先生
なので、授業の流れをぶった切らない、先生の邪魔をしない、っていうのが三つ目ですね。なので、外側から入る時には、そんな風に気をつけてみたらいいんじゃないかなって思います。
外側から入るのも結構大変なんですね。できること思ったより少ないというか。
生徒T
のんちゃん先生
結構少ないですよ。結構少ないんですけど、私、勝手に自分ができてると思っていることがあって、何かと言うと、とっても元気な状態で入る。騒ぐとかじゃないですよ。心が。邪魔はしないです、授業の邪魔はしないんですけど、心が穏やかで、こう健やかな感じで自分が入ることで、その学級の状態が「わーお」みたいな状態でも、自分としては穏やかで健やかな状態っていうのを保てるくらいに元気な人が、心の状態がね、元気な人が入ると、いい影響しかないです。
のんちゃん先生
あの人って影響し合うので、半径1メートル以内にいる人の影響を受けるんですよ。で、子どもがすごい目で「うわー」って暴れてたとしても、ニコって頬笑んで「おはよう」って言うだけで落ち着いたりします。なので、自分自身が楽しみ、人生を楽しんで、いい状態としてそこにいることで、その子どもたちを「うわ、やばい、あいつひどいな、あれやってる、最悪」みたいな、そういう風な目で見ている大人がいると、あんまりいい影響がなくて。
のんちゃん先生
なので、「きっとこう苦しい中、これ頑張ってるんだなあ。先生も心が疲れてる中、こうやって頑張ってるんだな」っていう心の状態でいることっていうのも大事なんじゃないかなと思います。
ああ、なるほどね。今回のケースって、親御さんが学校に来てるわけじゃないですか。子どもとしては、親御さんがいるとそっちにばっかり目がいっちゃうみたいなとこあるのかなと思うんですけど、
生徒T
のんちゃん先生
これはその親御さんの息子さんがとか娘さんがっていう意味ですか?
そうです、そうです。
生徒T
のんちゃん先生
それはご家庭で話した方がいいですね。もしお母さんとかお父さんが来ていることで、子どもがチチチってこっち向いて、「ママ、ママ」みたいに来ちゃうとかね。そう、手を取ったりとか、親に甘えようとして先生の話聞いてない、みたいな。その場合はよくあることだと思います。
のんちゃん先生
その場合は、ご家庭でよく話し合ってください。「何のために行っているのか」で、「今日みたいになってしまうと、行く意味がね、何のために行ってるかって、ちゃんと勉強に集中できるようにってのお助けするために行ってるわけで。で、そうなってしまうと、行く意味がないというか、行ったら害になってしまうので、どういう風に一緒に過ごせるのがいいと思う?そこに協力お願いしたいんだけど、可能?」っていう話をご家庭でした方がいいかなと思います。
のんちゃん先生
それでも「ママ」とかって来ちゃって、甘えちゃってっていう場合は、先生と相談ですね。「行きたい気持ちは山々なんですけど、行ったらこうで、どうにも邪魔をしちゃってすいません」と。「どうしていくのがいいですか?じゃあ廊下から見守ってもらえますか?」とか色々あると思うんですよ。なので、話し合っていただいてもいいと思うんですけど、きちんとお子さんとの話し合うこと。冷静に「このようにして欲しいんだ」と。「授業中は座って先生の話を聞くことはできるかどうか」って話し合いを根気強く進めていくのがいいんじゃないかなと思います。
まとめ:外部からサポートに入る際の3つの心得
のんちゃん先生
まとめるとそうですね。外側から入る時に気をつけることは、聞いてみる:何が必要かを管理職の先生または先生に聞いてみる。それでもっと関わりたいとかっていう場合には、その時に先生に理由と共に、「自分はこういう部分にも関わりたいと思ってるんですけど、ご迷惑じゃないですか?」っていう風に聞いてみるのがいいし、「困ってる子がいったら勉強も教えてあげてください」みたいなことになると、「いや、ちょっと勉強私は教えられなくて」みたいな、そんな風に言う先生あんまりないと思うんですけど、なんかこう一緒にどこまでやるのが一番進みやすいかっていうのは、まず聞いてみるっていうのが一番です。勝手に答えない:勝手にこちらの感覚で答えないこと。授業の流れをぶった切らない:先生の邪魔をしないこと。
のんちゃん先生
っていうのを心がけながら、先生が、そして子どもたちが少しでも元気になる関わりっていうのができる存在として、自分自身もとっても健やかな状態でクラスにいられる大人として関わるっていうのがいいんじゃないかなと思います。
個別相談について
もしご自身のお子さんが歩き回ったりとかしていて、学校にサポートを求められているような状態で、なんかどうしたらいいかわかんないっていう場合は、のんちゃん先生に相談したらいいですか?
生徒T
のんちゃん先生
あ、ぜひぜひ。LINE公式LINEでももちろんですし、相談会来ていただけたらなと思います。お子さんごとに立ち歩きっていうところの理由とか原因とか色々だと思うんですよ。その上でお子さんがどうしていくのがいいかっていう対処法というか、どうするかもう色々で、個別具体を聞かないと何とも言えないところっていうのがたくさんあるので、ぜひ相談会に来ていただけたら嬉しいです。
のんちゃん先生
詳しくは公式LINEに入っていただくと、毎月の公式LINE登録者さんへの3名限定の相談会と、あとは未来学園HOPEの有料会員になっていただくと月1回の相談会がありますので、ぜひいらしていただけたら嬉しいです。
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